社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)は5日、
米大リーグ球団との契約締結などの行為で連盟規定に抵触したパワフルスポーツの矢部明雄外野手(23)を
4日付で登録資格剥奪の上、再登録を認めない処分を科したと発表した。4日の臨時理事会で決定。
最も重い処分に相当し、今後は選手、指導者としても社会人野球で活動できない「永久追放」となる。
プロ球団との契約締結は締結日以前に登録抹消届を提出する必要があるが、
矢部は提出前にレッドエンジェルスとマイナー契約を正式に結んだ。
7月の都市対抗大会前の1月から球団スカウトと複数回接触していたことも処分理由となった。
矢部はパワフル大出の韋駄天で、今年のドラフト会議の上位指名候補に挙がっていた。
なお、レッドエンジェルスの矢部との契約の中には
解雇条件に試合で「1失策と1盗塁死をすること」というものがあるという。
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