1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:48:26.89 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「……私には揺れるほどないって知ってるくせに……」
七咲「先輩は意地悪なんですね……」
七咲「はぁ……紗江ちゃんとかもげればいいのに……」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:49:14.28 ID: ID:kc/EqGYV0
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:49:20.04 ID: ID:q/wDRlzeP
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:49:24.90 ID: ID:7NRR7iT9O
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:55:59.64 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「塚原先輩?」
塚原「……七咲、そんな深刻な顔をしてどうしたの?」
七咲「どうやれば大きくなるんですか?」
塚原「……何がかな?」
七咲「とぼけないでください、胸の話です!」
塚原「えっ」
七咲「先輩ならきっと何か大きくする方法ご存知ですよね!?」
塚原「う~ん……じゃあね、こんな体操があるんだけど」
七咲「ふむふむ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 01:59:38.52 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「お風呂に入ったときにでもやってみて、か」
七咲「今晩からやってみようかな」
七咲「これで大きくなれば、橘先輩も
きっと……」
七咲「鼻の下を伸ばしただらしない顔を見せてくれるかな」
七咲「楽しみだなぁ」
七咲「変態って罵ってやらなきゃ、ふふふ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:05:02.87 ID: ID:zFEVJsTw0
一ヶ月後
七咲「そろそろ大きくなったかな?」
七咲「測ってみようかな……」シュルシュル
七咲「!?」
七咲「わ、ワンサイズ上がってる!?」
七咲「最近、胸が締め付けられてる気がしてたのは気のせいじゃなかった!」
七咲「明日は新しい下着を買いに行って」
七咲「その後で橘先輩に会いに行かなくちゃ!」
七咲「これで勝てる!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:07:00.92 ID: ID:qOlGyu1y0
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:13:15.91 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「ふふふ……ついに私もまな板卒業か…」
七咲「今日の私は昨日の私よりも大きい!」
七咲「あとは橘先輩に出会うだけ……って、あそこにいるのは」
橘「あれ?七咲?」
七咲「何と奇遇な!」
橘「え?う、うん」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:20:23.24 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「……先輩、何か気付きませんか?」
橘「え?」
七咲「何か、こう今までにないものを私に感じるとかないですか!?」
橘「……う~ん」
七咲「先輩?」キリッ
橘「ど、どうしたの?」
七咲「私をちゃんと見て下さい!……わかりませんか?」
橘「……あ!」
七咲「(きたきた!)」
橘「もしかして、髪切った?僕はよく似合ってると思うよ」
七咲「……」プルプル
橘「な、七咲?」
七咲「……先輩の馬鹿ッ!!」ダッ
タタタタタタ……
橘「七咲!ちょっと待ってよ!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:21:21.38 ID: ID:DLYHsgXWO
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:29:36.00 ID: ID:zFEVJsTw0
橘「昨日は七咲を怒らせちゃったな……」
橘「……でも、何に気づいて欲しかったんだろう?」
梅原「大将、お客さんだ」
橘「誰?」
梅原「俺の記憶が正しければ、いつぞや公園であったブランコの女の子だったと思うぞ」
橘「な、七咲が!?」ガタッ
梅原「お、おう」
橘「僕、ちょっと行ってくる!」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:30:46.12 ID: ID:iI5EEHPA0
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:33:44.73 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「先輩……」
橘「な、七咲」
七咲「昨日は……急に取り乱してしまい、すみませんでした」
橘「僕こそごめんね。何か七咲を傷つけちゃったみたいで」
七咲「その件でなんですが」
七咲「ちょっとお話があるので……そうですね、場所を変えてもいいですか?」
橘「う、うん。どこへ行くの?」
七咲「……ポンプ小屋」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:35:25.84 ID: ID:JgPjOGRtO
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:36:30.50 ID: ID:ItPAmLu90
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:39:30.82 ID: ID:N7SmiKvL0
ポンプ小屋
七咲「ここなら誰も来ませんね」
橘「七咲、話っていうのは?」
七咲「……先輩は鈍い男の人だってこと、私は忘れてました」
七咲「手をちょっと借りますね」
橘「う、うん」スッ
七咲「いくら鈍い先輩でもこうすれば……」
ムニュッ
橘「!?」
七咲「……わかりましたか?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:40:25.51 ID: ID:zFEVJsTw0
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:45:31.39 ID: ID:zFEVJsTw0
橘「な、七咲!?何を考えて」
七咲「先輩!」
七咲「わ、わかりましたか!?わかってもらえましたか!?」
橘「もしかして……大きくなった?」
七咲「……そうです!大きくなったんです!」
橘「……確かにこれは成長を感じる……」ムニムニ
七咲「……先輩?」
橘「うん?」ムニムニ
七咲「いつまで揉んでるんですか!この変態!」バシッ
橘「えぇっ!?」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 02:55:33.49 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「コホン……え~……つまりそういうことでした」
橘「ごめんね、昨日のうちに気付いてあげられなくて」
七咲「それはもういいですけど」
七咲「先輩?どうでした?」
七咲「こう……グッときたりとかしませんか?」
橘「びっくりしちゃったよ、急にだったから」
橘「……でもグッときたかも」
七咲「本当ですか!?」
七咲「その言葉が聞きたくて、一ヶ月頑張った甲斐がありました!」
七咲「あ、昼休み終わっちゃう……では、失礼します!」タタッ
橘「え?あ、うん」
橘「僕も戻らなきゃな」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:06:26.30 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「先輩にやっと気付いてもらえたな」
七咲「やっぱりあれくらいやらないとダメなんだな、あの人は、ふふふ」
七咲「……って、目的と手段を取り違えてた!」
七咲「……チャンスだったのに何やってるんだろう…………私の馬鹿っ……!」
七咲「放課後、また会いに行ってみようかな」
七咲「うん、そうしよう」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:08:49.20 ID: ID:t4fCvStY0
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:11:50.35 ID: ID:mMgwVy7D0
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:12:47.23 ID: ID:UNok1Ldq0
それは弟のほうだ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:12:34.44 ID: ID:zFEVJsTw0
放課後
橘「(何てことだ……七咲の胸の感触を思い出してたら、もつ放課後じゃないか……!)」
橘「(……また触りたいな)」ワキワキ
梅原「大将、お取り込み中悪いんだがな」
橘「う、うわぁ!」
梅原「……またあの子来てるぞ」
橘「え?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:16:25.83 ID: ID:zSk9oBdp0
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:18:30.89 ID: ID:zFEVJsTw0
七咲「あ、先輩」
橘「な、七咲……」
橘「(ど、どうしよう!胸のことで頭が一杯だよ!)」
七咲「随分とだらしない顔しちゃってますね?」ニヤッ
橘「……返す言葉もないよ」
七咲「先輩?」
七咲「触りたいんですか?」
橘「う、うん!」
七咲「……さすがにここまでいい返事だとびっくりですね」
橘「ご、ごめん!」
七咲「別にいいですよ?」
橘「えっ?」
七咲「……これから先輩のお家にお邪魔しても……いいですか?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:23:16.05 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「お邪魔します」
橘「(み、美也は帰ってきてないよな)」キョロキョロ
七咲「美也ちゃんなら、今日は遅くなるみたいですよ?」
橘「そうなの?」
美也「にぃにはご都合主義に甘えてればいいよ!もう!」
七咲「だそうです」
橘「(美也……ごめんな。今度まんま肉まん買ってくるよ)」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:23:31.27 ID: ID:690Eq5AY0
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:29:53.46 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「ここが先輩のお部屋ですか」
橘「うん、散らかってて申し訳ないけど」
七咲「……掃除しに今度来ますね」
橘「ありがとう、助かるよ」
七咲「それはそうと…先輩?」
七咲「もう触りたくてたまらないんじゃないですか?」
橘「な、七咲!」ガバッ
七咲「お、落ち着いて下さい!私は逃げませんから!」
七咲「それより私は見て欲しいんです」
七咲「成長した……私の胸を」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:35:55.81 ID: ID:ibA+KG4M0
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:36:32.82 ID: ID:N7SmiKvL0
シュルッ……パサッ
七咲「せ、先輩?どうですか?」
橘「(こ、これは!)」
橘「(競泳水着で窮屈に締め付けられていた七咲の胸部にこんなポテンシャルが秘められていたとは!)」
橘「(ツンと上を向いた、大きすぎず小さすぎずのちょうどいいサイズ!)」
橘「(まさに僕の好み通り!七咲はよくわかっている!)」
七咲「その~、感想とかいただけませんか?」
橘「七咲」
七咲「はい」
橘「いい仕事をありがとう!」
七咲「はぁ……先輩はやっぱり変態だった」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:42:55.88 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「順番メチャクチャになっちゃいましたけど」
七咲「先輩……私の気持ちを」
七咲「私の胸に聞いて下さい!」
橘「七咲!うおおおおお!」
七咲「せ、先輩!そんなに激しく……あっ……ダメ……」
橘「ななさきぃぃぃぃぃぃ!」
七咲「むにゃむにゃ……先輩ダメですって……もっと優しく……」
七咲「はっ!夢か!」
七咲「む、胸は!?」
スカスカッ
七咲「……今日はふて寝しよう、そうしよう」
七咲「あ~、もう……」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:46:39.32 ID: ID:690Eq5AY0
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:46:54.87 ID: ID:zwVSzPVs0
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:48:31.27 ID: ID:kc/EqGYV0
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 03:50:15.34 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「はぁ……まさかの夢オチか……」
七咲「あんな夢見るなんて、私はいやらしい子なのかな」
七咲「結局胸も成長してないし」
七咲「……鬱だ」
橘「七咲?そんな暗い顔してどうしたの?」
七咲「先輩……」
七咲「私、ダメな子でした」
七咲「人に非ずですよね……ははっ」
橘「だ、大丈夫!?」
橘「……七咲、よかったら、ちょっと話を聞かせてくれる?」
七咲「えぇ、笑ってくださいよ。実は……」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 04:07:13.16 ID: ID:N7SmiKvL0
橘「なるほどね」
七咲「私は貧しい子なんです……」
橘「……大きさなんて気にしなくていいと思うけど」
七咲「でも、男の人って結局っ……!森島先輩とか紗江ちゃんみたいな、胸の大きな女の子が好きなんですよね!?」
橘「確かにそういう人も沢山いるけどさ」
橘「僕が好きなのは七咲だし」
七咲「……へ?」
橘「だ、だから僕が好きなのは七咲だって」
七咲「………」ボンッ
七咲「し、失礼します!/////」ダッ
橘「な、七咲!?待ってよ!」
橘「失敗したなぁ……」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 04:18:28.54 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「思わず逃げてしまったけど……」
七咲「そうか……橘先輩は私のことを……」
七咲「ふふっ……ふふふっ……あはははっ!」
七咲「また夢オチじゃないよね?」
七咲「ほっぺたつねってみようかな」キュッ
七咲「ゆ、夢じゃない!」
七咲「あとでちゃんとお返事しなくちゃ」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 04:27:29.69 ID: ID:N7SmiKvL0
七咲「……というわけで、ご都合主義で勝ちました」
七咲「今回は貧乳組の中だと私が抜きんでていた、と」ドヤッ
絢辻・棚町・上崎「ぐぬぬ」
美也「逢ちゃん!みゃーなんて無乳だよ!?」
絢辻「次こそは負けないわよ?」
棚町「バストアップに使ってた時間をアイツへのアピールに使えば……勝てそうね」
上崎「私は橘君に気付かれるところから始めるよ!」
おしまい
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 04:36:32.21 ID: ID:7Y61jGdoO
54: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 : 2011/11/14(月) 04:44:40.83 ID: ID:SeB5GOVL0
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 04:51:29.41 ID: ID:5m88AWZg0
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2011/11/14(月) 05:05:08.67 ID: ID:xRR1skjT0
引用元:七咲「ゆーっらゆらゆーれてる」
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