彡(^)(^)「ワイの事が嫌いな人はみんといてやで~」
彡(^)(^)「良かったら前スレも読んでな!」
彡(゚)(゚)「今回は第二次世界大戦の一般兵士の戦いを紹介していくで~」
~街道上の怪物 KV2編~
~1941年6月23日 リトアニアのドゥビーサ川方面の戦い~
彡(゚)(゚)「ワイはソ連第2戦車師団の戦車兵や」
彡(-)(-)「リトアニアにもドイツ軍が攻め込んできたから反撃せなあかんねん」
彡(^)(^)「ワイはソ連の誇る重戦車KV2に乗ってるんやで」
彡(゚)(゚)「ドイツ人をヌッコロスんやで~」
指揮官「お前、ラシェイニャイ市に行け」
彡(^)(^)「了解やで、どのぐらいの規模で行けばええんや?」
指揮官「お前のKV2が1台で突撃だ」
彡()()「ファ!ドイツ1個戦車師団と歩兵部隊がおるのにワイ1台の戦車で突撃
やと!!」
彡(●)(●) 「そんなん必ず死にますやん・・・」
指揮官「祖国の為に敵を1秒でも引き留めて名誉ある戦死をしろ」
彡(。)(;)(命令やからしょうがないんやで)
彡(゚)(゚)「この時のソ連は混乱でとんでもない命令乱発や」
彡(゚)(゚)「もし命令拒否や逃亡なんかしたらワイだけやない」
彡(゚)(゚)「故郷に残した家族まで国家の敵として強制収容所に送られるんや」
彡(。)(;)「戦死した方が家族は国から金もらえて幸せなんや・・・」
彡(。)(;)「どんな無茶な命令にも逆らわれへんのや・・・」
彡(゚)(゚)「同志諸君!国家の為に死地へ赴くぞ!!徹底抗戦や!」
~ラシェイニャイ市 ドイツ軍基地~
(´・ω・`)「ここはぼくたちドイツ軍が占領したよ~」
(´・ω・)「結構重要な地点でここを取られたら川渡れなくなってこまるんだ
」
(゚)(゚)ミ「ドイツ人が我が物顔でふんぞり返っとるわ」
彡(゚)(゚)「勇敢なる戦車内の同志よ!突撃や!」
彡(゚)(゚)「ypaaaaaa!!」
(´。ω゜`)「なんか凄い大きな戦車が1台突っ込んできた!」
彡(゚)(゚)「取り敢えず、橋に向かうトラックを血祭りや!」
ドカーーーーン
(´;ω;)「あっという間に歩兵を満載したトラックがやられてしまったんだ」
彡(^)(^)「おし、主な敵は蹴散らしたな!この十字路に陣取るんやで!」
彡(●)(●)「1台の戦車も1人のドイツ人もワイらが生きている間は通すな」
(`・ω・´)「あんなトコにソ連戦車なんてあったら困っちゃうんだよね」
(`・ω・´)「5 cm PaK 38対戦車砲でころしちゃうよ」
ドカーーーーン
ドカーーーーン
ドカーーーーン
彡(゚)(゚)「ほーん、で?」
彡(^)(^)「ドイツ人は礼儀正しいな!ワイらの戦車にノックしてるんやで」
彡(●)(●) 「でもこちらはスラブの野蛮人や」
彡(●)(●) 「スラブ流のもてなしを行うんやで」
KV2「ワイの152㎜砲がよろしくニキーww」
ドーーーーーン
ドーーーーーン
ドーーーーーン
対戦車砲「ワイの中身を開示不回避」
ドカーーーーーーーーーーーーーン
(´。ω゜`)「対戦車砲が全然効かない・・」
(´。ω゜`)「こ、こいつは・・・」
(´。ω゜`)「まさに巨人(ギガント)だよ・・・」
彡(-)(-)「取り敢えずは一息つきそうや」
(゚)(゚)ミ「でもドイツ人がどんな反撃してくるかわからへんのやで」
(`・ω・´)「もう怒ったよ!アハトアハト(8.8cm高射砲)を空軍から呼んでくるんだ」
(´・ω・)「よ~し、ここに8.8cm高射砲を設置するよ」
(・ω・`)「巨人は何してるのかな~?」
KV2「よろしくニキーww」
アハトアハトニキ「ファ!」
ドカーーーーン
彡(^)(^)「ドイツ人って結構アホやな!」
彡(^)(^)「機関銃一生懸命打ち込んで気を引こうとしても丸見えやで!」
~日没後~
(`・ω・´)「あんな戦車1台に手間取っていちゃダメだよ!」
(`・ω・´)「工兵隊!闇に紛れて履帯に爆弾仕掛けるんだ!」
(`・ω・´)「よし!履帯に仕掛けた爆弾を起動するよ!」
ドカーーーーン
彡()()「ファ!戦車が攻撃された!!」
彡(。)(;)「足回りをやられて動けへん様になってもたやんけ」
彡(^)(^)「でもワイらは降伏せんで!家族の為にもする事ができひんのや」
彡(●)(●) 「死ぬまで戦こうたるで」
~日の出~
彡(゚)(゚)「これが最後の朝日やろなぁ・・・」
(´・ω・`)「軽戦車を囮にして夜に設置したアハトアハトで狙い撃つんだよ
」
(゚)(゚)ミ「ドイツの38tが勇敢にも攻撃してきたで!」
彡(゚)(゚)「砲塔はまだ生きとるんや!攻撃開始!!」
(`・ω・´)「よし!囮に食いついた!」
(`・ω・´)「アハトアハトで狙い撃て!」
アハトアハト「さよならニキーwww」
アハトアハト「さよならニキーwww」
アハトアハト「さよならニキーwww」
アハトアハト「さよならニキーwww」
アハトアハト「さよならニキーwww」
アハトアハト「さよならニキーwww」
バコーーーーーン
(・ω・`)「6発命中」
(´・ω・`)「これで奴らも死んだよね?」
(´・ω・)「工兵隊ちょっと身に行くよ!」
彡()()「う~ん」
彡(゚)(゚)「酷くやられたけど、まだ砲塔は生きとるで!」
彡(●)(●) 「徹底抗戦や!」
KV2砲塔 ゴワ~ン きゅるきゅるきゅる
(´。ω゜`)「え、何それは(ドン引き)」
(`・ω・´)「砲塔の横に空いた穴に手榴弾を投げ込むよ!」
彡(●)(●) 「徹底抗戦や!」 手榴弾ころころ~
KV2 ドン!!
KV2 し~~ん
(´;ω;)「やっと死んだ」
(´;ω;)「我々はこの1台の巨人を葬る為に多くの犠牲を払った」
(´。ω゜`)「我々は3日間、1台の巨人の為に2個師団の進撃が停止し、大きな
被害も出た」
(`・ω・´)「何よりも恐るべきは巨人の戦闘意欲である。何故降伏しないか
我々には理解出来なかった」
彡(゚)(゚)「因みに小林源文の「街道上の怪物」はKV1やけど、あれは誤った情
報を元に書いとるんやで」
真面目な話性能を考えればこれはそれなりに正しい判断だよな
KVを抜くのは不可能だし
~犬と王虎 M8グレイハウント編~
~1944年12月~
彡(゚)(゚)「ワイはアメリカ第7機甲師団の偵察部隊や!」
彡(゚)(゚)「愛車はM8グレイハウンド」
彡(゚)(゚)「足は速いけど、武装は37㎜砲でちょっと貧弱やな」
彡(゚)(゚)「装甲も19㎜しかあれへん」
彡(-)(-)「キングタイガーとかは最大で180㎜もあるんやで・・・」
彡(。)(;)「今はバルジの戦いの最中や」
彡(。)(;)「ドイツ軍の大反攻でアメリカ軍はもうボロボロやで」
(゚)(゚)ミ「ま!任務をこなす為に偵察や!」
ぶろーーん
(゚)(゚)ミ「なんか村の中にドイツ軍おるやんけ!」
彡(^)(^)「ちょっと見に行ったろ!」
キングタイガー「補給中やでwww」
彡()()「ファ!よりによってキングタイガーやんけ!」
彡(。)(;)「なんでこんなトコにキングタイガーがおんねん・・・」
彡(゚)(゚)「でも、天候が悪くて空軍の援護は期待できへん」
(゚)(゚)ミ「もし、こいつが攻撃に出たらワイらの仲間は大勢死ぬやろなぁ」
彡(-)(-)「今なら虎はワイらに気付いてない」
彡(゚)(゚)「随伴歩兵もおらんし、偵察か攻勢準備の為の補給中みたいやな」
彡(●)(●) 「よし、こそっと近づいてぶちかましたろ!」
彡(●)(●) 「しずかーに、しずかーに」
(゚)(゚)ミ「エンジン音も絞ってゆっくり静かに近づくんや」
彡(●)(●) 「ケツは取った!徹甲弾で後部ハッチを狙い撃ちや!」
ドン!
(゚)(゚)ミ「次弾、榴弾装填!」
彡(●)(●) 「ファイヤー!」
(゚)(゚)ミ「もう一発!ファイヤー!」
キングタイガー「し~~~ん」
彡(^)(^)「やった!犬でも虎に勝てるんや!!」
類い稀なる勇気を持ち勝利したアメリカ軍兵士
もしかすれば4号戦車だったかも知れないが、それでも強敵には違いない。
~猫のT34殺し 2号戦車編~
1942年 冬 東部戦線
彡(゚)(゚)「ワイはドイツ軍戦車兵やで」
彡(-)(-)「でも乗っとる戦車は2号戦車」
(゚)(゚)ミ「ハッキリ行ってトラクターみたいな小さい軽戦車や」
彡(゚)(゚)「武装は20ミリ機関砲、装甲は最大で14.5 mmしかないんやで・・・」
彡(-)(-)「こんな戦車で東部戦線うろうろせなあかんなんてなぁ」
彡(^)(^)「まぁ!愚痴いうてもしゃーない。切り替えて偵察に行くで!」
彡()()「ファ!ソ連の中戦車T34やんけ!」
彡(^)(^)「面白そうな戦争や!ワイの出来るトコまで戦こうたるで~」
(´・ω・`)「Вражеские силы」
(`・ω・´)「атака!」
バーーーーン
原ちゃん何て言ってるんや…
彡(^)(^)「やっぱりな!アイツら新兵や。部隊とはぐれたっぽいやんけ」
(゚)(゚)ミ「右から回り込んでケツを取れ!」
(´・ω・)「Правильно」
(゚)(゚)ミ「近付け!出来るだけ接近するんや!」
(´。ω゜`)「Но за」
彡(●)(●) 「主砲撃て!!」
2号戦車 ドドドドドドドドドドド
T34 バ~~ン!
(´;ω;)「смерть」
T34 大炎上
彡(^)(^)「敵から戦争を教わるんは、死ぬ時なんやで」
戦車の性能の差を兵士の技量が埋めた戦い。
優れたドイツ戦車兵が優秀なドイツ戦車を手に入れた時には、ソ連軍は大いに苦
戦する事となった。
>>27
ロシア語で大した事行ってないから雰囲気だけ感じてくれたらええんやで
彡(゚)(゚)「なんや戦車兵ばっかりになってもうたな」
彡(^)(^)「最後は歩兵の話やで~」
~パブロフの家 ヤコブ・パブロフ軍曹編~
彡(゚)(゚)「ワイはソビエト赤軍のヤコブ・パブロフ軍曹や!」
(゚)(゚)ミ「南西部戦線でドイツ軍と戦った後にスターリングラードに送られてき
たんやで!!」
彡(^)(^)「ドイツ軍からスターリングラードを守り抜くんや!!」
もう(名前あったら無名戦士じゃ)ないじゃん・・・
>>37
一般に広く知られてない下士官以下は無名兵士という扱いなんやで
ドイツ兵「今日は絶対にここを攻め落とせ!」
ドイツ兵「劣等スラブ人を皆殺しにしろ!!」
彡(●)(●) 「攻撃や!死守しろ!徹底抗戦や!」
>>38
そうなんか、てっきり身元がわからん戦死者とかが無名戦士やと思ってたわ
ありがとな
まぁ基本的に将軍や将官以外は歴史に名を残しにくいし、行いが有名でも名前不詳が沢山あるからな
~1942年9月27日~
将校「広場に面したアパートがドイツ軍の攻撃に晒されている」
将校「この建物を死守しろ!」
彡(゚)(゚)「わかったで!友軍を助けに行ってくるわ!」
彡(-)(-)「アパートには何とか入れたけど上官は負傷してもたんや」
上官「パブロフ、お前が指揮をとってここを死守するんだ!」
彡(-)(-)「わかったけど、兵士は四人しかおらへんのやで・・・」
彡(゚)(゚)「まずは穴を塞いで進入路を減らすんや!」
(゚)(゚)ミ「兵士の数も少ないから地雷や仕掛け手榴弾を使うんや!」
彡(゚)(゚)「不用意に窓には近づいたらあかんで」
(゚)(゚)ミ「貴重な機関銃は玄関ホールの二階に仕掛けてドイツ軍を撃ちまくるん
やで!」
彡(。)(;)「ドイツ人はワイら4人の為に1個中隊(約200人)くらい投入してきよ
るんやで・・」
彡(。)(;)「4人じゃ、まもりきれへん・・・」
ソ連兵「隊長!!隊長!!」
彡(-)(-)「なんや、またゲルマンが来たんか?」
ソ連兵「援軍です!!援軍が来ました!!」
彡()()「ファ!やっと来たんか!!」
ソ連兵「海軍陸戦隊です」
ソ連兵「撃墜された爆撃機乗りです」
ソ連兵「戦車兵です」
彡()()「みんなバラバラやんけ・・・」
彡(^)(^)「まぁ、25人くらい来て、機関銃や対戦車ライフルも追加されたし絶対
に死守するんやで~」
彡(゚)(゚)「おし!兵士が増えたからアパートの周りに塹壕を掘るんや!」
彡(゚)(゚)「それを川まで延長して補給を受けやすくするんやで!」
~1か月後~
彡(゚)(゚)「ワイらの状況を説明しよか」
彡(゚)(゚)「まずドイツ軍は1日に何回も攻撃してくるで」
(゚)(゚)ミ「酷い時には5~6人のドイツ兵に2階まで侵入されたんや」
彡(^)(^)「でもその度に撃退しとるんや!」
彡(゚)(゚)「ワイらはあるもんやったらなんでも使う」
彡(゚)(゚)「機関銃、サブマシンガン、ピストル、手榴弾、スコップ、木の切れ棒
でもなんでも使うで」
>>40
彡()()「ち~~ん」
(゚)(゚)ミ「ドイツ人は諦めが悪くて毎日砲撃したり、場合によっては戦車までつ
こうてくる」
彡(゚)(゚)「今までもっとるのが奇跡やな」
彡(-)(-)「そいに困った事もある」
彡(-)(-)「水と食料が不足してるんや」
彡(-)(-)「朝から飲まず食わずで戦うなんてザラやで」
彡(-)(-)「ベットも数が足りひんから兵士は断熱材の上で寝てるんや」
彡(゚)(゚)「でもドイツ人が寝かしてくれへん」
彡(゚)(゚)「朝から夜まで砲撃の爆音」
彡(゚)(゚)「そして何よりもあの甲高い機関銃の音で睡眠不足やで」
彡(゚)(゚)「今やアパートの前の広場は墓場より死体が多い」
彡(゚)(゚)「酷い地獄となってるんや」
1942年の9月23日から続けられた激しい戦いは、ソビエト軍の救援が11月25日に
到着したことで終わった。
彼らは2か月間孤立無援でアパートを守り続けたのだ。
ドイツ軍の地図にはアパートを要塞と書かれていた程である。
ソ連軍指揮部隊はアパートをパブロフの家と呼び、作戦会議にも頻繁に名前が挙
がった。
ヤコブ・パブロフ
独ソ戦を生き抜き。ソ連邦英雄となる。戦後、最高議会の代議員にも三回選出された。
1981年没。生地ノヴゴロドに埋葬された。
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やきうみん側は何人くらい死んだんや?
まぁ基本的に将軍や将官以外は歴史に名を残しにくいし、行いが有名でも名前不詳が沢山あるからな
>>46
30人以上としかわかってないで
敗残兵とかもちょこちょこ来てたし、たま~に川から物資おくってくれたみたいや
25人くらい最初に来てたし後の事考えてもそんな死んでないんやな
すごいな
今回はここまでや
勢いで書いたからあんまりボリュームなくてすまんな
穀物サイロ徹底抗戦やアメリカ軍機体当たり攻撃とか人外SS兵士とか色々書きたいのはあるかけど、
また気が向いたら紹介するで
期待せんとまっといてクレメンス
イッチおつやで!ワイも今、街道上の怪物発掘して読んどるで!
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