山岳医「動物のフンや死骸が菌の繁殖源か」 滝で川遊び 69人が『下痢・嘔吐』の症状訴え 熊本・轟の滝
2024/08/21 17:37 RKK熊本放送
熊本県天草市にある「轟の滝」周辺で川遊びをし、下痢や嘔吐の症状を訴える人が少なくとも69人となったことが明らかになりました。
体調不良の原因として考えられることは何か。国際認定山岳医で、日本山岳会熊本支部の土井理(どい おさむ)支部長に聞きました。
土井理 支部長「動物のフンや動物の死骸が上から流れてきていて、菌の繁殖たるやかなりの量になっている。これが気温が高いと更に(菌が)増えるので、おそらくそういったもので汚染されているのだろうと」
土井支部長は、汚染された水を口にしたことが原因ではないかと指摘します。
では、川や滝などに行く際に私たちが注意することとは…。
土井支部長「気温が高くて水温が高ければ菌の繁殖はどうしても増えてしまうので、気温が高くて水温が高いようなところにはなるべく入らない、浸からないということが大事」
天草保健所は滝周辺の水質検査をして原因を調べています。