パワフルズは15日、矢部明雄外野手(34)に無期限の謹慎(活動停止)処分を下したと発表した。
矢部をめぐっては、昨年9月末からの遠征中に、新型コロナウイルス対策として禁止されていた部外者との会食を球団に報告しなかったと、パワフルスポーツが報じた。
球団は昨季以降、行動履歴の報告を選手やスタッフに義務づけている。
報道を受けて確認調査を進め、この日までに球団ルールの違反と虚偽報告が事実と確認。なお、球団サイドの管理者責任としての処分はない見通し。
矢部は球団を通じて「頑張パワフルズの球団関係者の皆さま、プロ野球ファンの皆さま、このたびは私の軽率な行動により多大なるご迷惑をおかけして申し訳ないでやんす」と謝罪した。
矢部は09年ドラフト6位で入団。昨季は1軍出場機会は無かった。
■関連記事
日本一、子供たちの夢……球界最高年俸となったパワフルズ・パワプロが背負うもの
「今のカイザースにとって必要な人物」神童裕二郎の電撃入閣がもたらす絶大な影響
キャットハンズ、レ・リーグ撤退の可能性が浮上…新たな親会社がスポンサー体制見直しか