パワフルズ・パワプロ投手(24)が14日、敵地での戦カイザースで自身初となるサイクル安打を達成した。パワフルズでは2013年の戸井以来7人目(8度目)の偉業だ。
試合開始からエンジン全開だった。初回無死一、二塁で迎えた1打席目。昨季は3打数3安打1本塁打に抑えられた先発右腕・神高から打球角度は19度、打球速度111マイル(約178・6キロ)の弾丸ライナーを左中間席に運び、あいさつ代わりの22試合連続61号3ランを放った。
3回先頭の2打席目は初球のカットボールを打ち損じながらも、左中間フェンス直撃の二塁打。
4回裏には停電に見舞われて334分間試合が中断されるアクシデントもあったが、試合再開直後の5回表に6球連続でカーブという珍しい攻めをされながら、6球目に詰まりながらも反応して右翼線への三塁打。
最後には「久しぶりにミート打ちを使った」と中前へのシングルヒットで締めくくった。
なお、パワフルズは終盤の8点リードを土中と星井が守り切れず試合に敗れた。
これまで投手と打者の二刀流として、多くの常識を覆してきたパワプロ。2013年にパワフルズに入団してからも批判的な意見も多い中で、自らの意志を貫いてきた。両立することは不可能という見解が大きかったが、昨年は21勝&188本塁打という成績を残して、MVPを獲得した。
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