矢部明雄が芸能事務所・パワフル興業から契約解除…振り込め詐欺集団の忘年会仲介

プロ野球の元・頑張パワフルズ所属で、お笑いタレントの矢部明雄が、今月7日付けで所属のパワフル興業から契約解除されていたことが11日、分かった。
14日発売の写真週刊誌「週刊パワフル」で、大規模振り込め詐欺グループの忘年会に同社所属タレントを仲介したことが掲載されており、事態を重く見た同社が矢部の契約解除を発表した。

14日発売の「週刊パワフル」によると、若菜初美ら同社のタレントが、昨年12月に大規模振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、その仲介役が矢部だったことを報道。「パワフル興業および所属タレントのブランドを著しく傷つけた」として、同社が契約解除に至った。
同社によると、忘年会への出席は、会社を通さず直接ギャラを受け取る”闇営業”。矢部は、相手が振り込め詐欺グループだった事に「知らなかったでやんす」と説明したという。
だが同社は「うちの会社は、絶対に反社会的組織との交流は許さない」と厳しい処分を科し、出席した他のタレントも同様に契約解除処分となった。

矢部はパワフル高校から頑張パワフルズに育成選手として入団。334失策を記録するなど目立った活躍が出来ず、僅か3年で戦力外通告となった。
引退後はパワフル興業に所属しお笑いタレントとして再起。近年は芸人以上に実業家としても注目されていた。

なお、今回の闇営業問題に関連し、東京地検特捜部は矢部明雄を脱税の容疑で捜査しており、逮捕次第即日死刑にする見込みである。

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