RJ監督「ローズちゃんの設定だけで抜けるわぁ…」
スタッフ(うわぁ来たよ…)
監督「EP8の脚本の進行はどうだい?」
スタッフ「現在ここまで進んでいます」
RJ監督「主人公が前作主人公のルークの弟子になりジェダイとなっていく物語…ふんふん…」
RJ監督「この主人公の女優誰?」
スタッフ「Dさんですね」
RJ監督(そっかぁ…)
RJ監督「この映画なんか違うんだよね…王道すぎるというか…ひねりがないよねぇ…」
スタッフ「うわぁ…」(そうですか…)
RJ監督「そうだ!この主人公とルークのシーンをカットして別の真ヒロインをカッコよく登場させようよ!」
RJ監督「アジア系の女優使ってね!これは面白くなるぞ!」
スタッフ「で、でもEP7で散々伏線貼ってますし回収間に合いませんよ!物語も殆ど出来上がってますよ!」
RJ監督「いやいや…まだEP9あるでしょ?」
スタッフ「色んなメディアにフィンとレイのコンビで宣伝してますし!」
RJ監督「適当にシーンねじ込めばいいだろ」
RJ監督「レイはルークが老害化したとかで適当に葛藤シーンやらせりゃいいよ」
スタッフ「JJエイブラムス監督がレイの出自を色々匂わせてます!」
RJ監督「それは普通の生まれだったって設定でいいんじゃないもうさ」
RJ監督「ローズちゃん出そうよ~」
スタッフ(こんなのおかしいって…シナリオとかも書き直しだぞ…こんな馬鹿監督の好きにさせてたまるか…)
RJ監督「売れりゃあ文句ないっしょ?それより真ヒロイン合流してからのストーリーを考えようよ!」
RJ監督「フィンが結構人気出たからフィンと組ませようよ!PC的にも正しいし丁々発止のやりとりで人気出るって!」
スタッフ「あの…EP7で主人公とフィンの仲が魅力の一つでもあるはずですよね、それを途中から変えちゃうって詐欺みたいな事になりませんか?」
RJ監督「じゃあなんで最初からローズちゃんを主人公にしなかったの!?脚本ミスでしょ!?」
RJ監督「ストーリーは元のストーリーを基礎にしてルークの退場とローズちゃんの登場入れてそこからローズちゃんの魅力を前面に出しつつ熱いシナリオにすれば完璧だぁ…」
スタッフ「でもそんな雑なすり替えしたら設定に矛盾が出たりストーリーがおかしくなっちゃいますよ!!」
RJ監督「このシリーズのストーリーなんて気にしてる奴いないだろ」
プロデューサー「シナリオは徐々に作り変えながらゲームの中身を完成に近づければ期限も間に合うでしょ」
RJ監督「ルークには客寄せとして宣伝頑張ってもらってみんなのハートを鷲掴みにしたところで真ヒロインのローズちゃんの登場で大盛り上がりだ!」
RJ監督「さっそくローズちゃん役のオーディションしよう!」
俳優Mさん「あー!まさかもう一回ルークを演じられるなんて!嬉しいなぁ…頑張るぞ!!」
スタッフ「Mさん?ちょっといいかな…」
………
俳優Mさん「えっ…暗黒面に堕ちかけてた甥を斬り殺そうとして失敗して惑星に引きこもってるって設定?」
スタッフ「本当に申し訳ないです…あのまだ内緒なんですけど…ラストシーンでは活躍させる予定ですので…」
Mさん「…はぁ…」
Mさん(私のキャラが老害になってる…ははっ)
Mさん「ヒステリージジイにもなってるよ…」
Mさん「あっ…もうジェダイマスターじゃないんだっけ…」
Mさん「なんで最後までベイダーを信じたルークが甥を斬り殺そうとしてるのよ…」
Mさん「はぁ…」
RJ監督「いいぞ~!ローズちゃんとフィンとの戦場で生まれるロマンス!最高だ!」
プロデューサー「ローズちゃんの存在感が特にいい!」
スタッフ(この映画もうダメかもしれない…中身はボロボロ…外装だけなんとか取り繕って良く見せてるけど…途中でストーリー変わったせいで科学的つじつまも説明出来てない…)
スタッフ(こんなのがEP8になるだなんて…はぁ…)
スタッフ「とりあえずラストシーンも取り掛かっておくか…Mさんの為にも…」
RJ監督「ん?!ラストシーンもやる気満々なのかい!!どんな話にするつもりなの?」
スタッフ「えっ…えー…ルーク対レンのライトセーバーでの大立ち回りを…」(これはマズい…)
RJ監督「……」
RJ監督「いいじゃない!!」
スタッフ「え…?」
RJ監督「前作主人公の事を描いてないとそりゃ不満も出るだろうしね…大切な事だよ」
スタッフ「はい!そうですよね!頑張りますよ!」
RJ監督「レンの前に現れたルークは後をローズちゃん達レジタンスに託して死ぬんだな!!」
スタッフ「は?」
RJ監督「そうだろ?」
プロデューサー「ルークの最後の舞台だな…!頑張ってくれよ!」
RJ監督「いやいや…ハンソロも死んでしまったしルークを勝手に〇す必要ないですよ!」
RJ監督「は?お前ルークの死は必要だろ馬鹿か?」
RJ監督「お前なんかむかつくな…ルークはライトセーバーの斬り合いすらせずに霊体だけ飛ばして力尽きるってラストにしろや」
スタッフ「えぇ…」
RJ監督「レンとルークとの会話は俺が撮ったルーパーのオマージュでやるんだぞ」
スタッフ「はい…」
>シナリオは徐々に作り変えながらゲームの中身を完成に近づければ期限も間に合うでしょ
ゲームになってんぞ
スタッフ「Mさん、最後のジェダイの台本出来ました読んでください」
Mさん「えっ…なんで座禅組んで死んでるんですか…」
スタッフ「じゃあお願いします」
Mさん「私のキャラの性格これに最初の三部作に比べておかしくないですか?…なんか別人みたいに…」
スタッフ「お願いします」
Mさん「はい…」
スタッフ「スターウォーズ最新作ついに発売です!!!皆さん是非鑑賞してみてください!!!!!」
RJ監督「あぁ…ローズちゃん最高だよ…」
そして今彼はこの作品でディズニーから気に入られ、新三部作の監督に抜擢されたが
その後作品がボロクソに叩かれ大炎上し
スピンオフがコケてディズニーはスターウォーズ疲れという言葉でごまかした
END