スロ「はい、今回のボーナスは終わり。お疲れさまでした」
ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数時間前、念願のパーラーに来店したのだが、『低設定ばかりの店で若い男を野放しにすると店が儲かるのでは』
という期待の声があり、結果、スロちゃんが定期的にワイのオチンギンから諭吉をゴクゴクしてくれるようになった。しかしスロちゃんはなんだか
ワイのことがキライみたいで、いつもいつも不愛想にメダルゴクゴクして、生活イタイイタイなのだった。
ワイ「トホホ……スロちゃん楽しいのにオチンギンゴクゴクはイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてスロちゃんのメダルジャラジャラをやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな~、ん?」
夜なのにスロちゃんのシマから明かりが漏れている。
スロットやめれば食べられるよ
退屈で死んじゃうヨォ!!
スロ「よいしょ……よいしょ……」
ワイ(す、スロちゃんが、自分の後に座った人を相手にメダルをジャラジャラしている!?)
スロ「ふぅ……こんなものですかね……。(2,000枚Over)もっと気持ち良くなってもらえるように頑張らないと……」
ワイ「スロちゃーん!」 台パンッ!
スロ「ひゃあッ!?」 トビラガアイテルヨ♪
ワイ「ス、スロちゃーん! ごめんよーッ! スロちゃんは毎日ワイのためにメダルジャラジャラの抽選してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!
ハフッ!ハフッ! 隣のドヤタバコいい匂い!」ブブーッ
スロ「ど、ドサクサにまぎれて押し順をハズさないでください!」
ワイ「ご、ごめんねスロちゃん……!」
スロ「べ、別に、メダルジャラジャラを抽選するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は低設定で、あんまり気持ちよくなってもらえないから」
ワイ「そ、そんなことないよ! スロちゃんのその煽りだけでワイは十分脳内麻薬で気持ちいいんだよ! あっ、そ、そうだ! スロちゃんART出して!
スロ「こ、こうですか?」
ワイ「そう! それじゃあ今から消化するからね! スロちゃんのせませま下皿にカチ盛りするからね! ちゃんと受け止めてね!」
スロ「えっ、えっ?」
ワイ「ウオーッ! スロ! あさあさ下皿に出すぞ!」ジャラジャラッ!
スロ「ひゃあッ!」チョローッ!
ワイ「くっ、ふぅ……! す、すっごいショボいのが出たぁーッ!」
スロ「ほんとうです……で、でもなんで……?」
ワイ「それはね……スロちゃんの純増が、2を下回ったからだよ! スロちゃんのART準備中で削ってくる仕様もね!」
チノ「私の純増……」
ワイ「そう! だから、設定なんて、二の次なんだよ! オチンギンゴクゴクは、人気台にやってもらうより、好きな台でやるのが一番気持ちいいんだよ!」
スロ「す、好きって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、天井に付き合ってもらってもいいですか?」
ワイ「もちろん!」
その後、ワイは一日中スロちゃんのサンドに投資を続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。
でもまぁ、その日以来、おちんぎん搾りをするときスロちゃんが耳元で「チャンス?」とつぶやいてくれるようになったので結果オーライ! 終わり
また次も期待したるで
好きやで
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