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ローマ「あ、あぁ~ッ!」
ハンニバル「はい、今日のサグントゥム攻略は終わり。お疲れ様でした。」
ローマ「うぅ…あ、ありがとうございました…」
紀元前3世紀前半、ローマに惨敗したことで制海権を失い莫大な賠償金の支払いによって疲弊しきっていたカルタゴだったが、バルカ一族のスペイン支配によって急速的に国力を回復しつつあった。
それを見てローマの一部権力者の間で「このまま放っておけば、我が国に牙を剝きかねないのでは?」という懸念の声が上がり、結果、バルカ家本拠地付近の同盟市を焚き付けて恫喝することにした。
しかし、ハンニバルちゃんは天才的な洞察で、このいざこざの結果がどう転んでもローマとの戦争が避けられないことを看取り、来る大戦の準備を整えつつジワジワと責め立て、サグントゥムはマイッタマイッタなのだった。
ローマ「トホホ…弱気になってくれれば有利な条件で講話できたのに、ハンニバルちゃんってば賢すぎて思い通りにいかないな~
あーあ、どうにかして楽に賠償金巻き上げできないものかなぁ~、ん?」
ハンニバルちゃんがエブロ川を越えてローマに来ようとしている…?
ハンニバル「よいしょ、よいしょ」
ローマ「は、ハンニバルちゃんが5万の離脱兵を出しながらピレネーを越えた!?」
ハンニバル「ふぅ…こんなものですかね…早くローマにたどり着けるよう頑張らないと」
ローマ「ハンニバルちゃーん!!」シュババー
ハンニバル「ひゃあっ!?」
ローマ「ハンニバルちゃーん!ごめんよーッ!ハンニバルちゃんは本国からの支援も受けずに単独で過酷な行軍を続けながら必死にローマを目指してるっていうのにそんなことも知らずに…ッ!ハフッ!ハフッ!奇襲気持ちいい!」
ハンニバル「どさくさに紛れてマルセイユに援軍送らないでください!」
ローマ「ご、ごめんねハンニバルちゃん…!」
ハンニバル「べ、別にローマ進軍を目指すのは当然です…。それが私のお仕事なんですから…。それに、私の国の制海権はあなた達に奪われて支援なんか出来ないせいで、孤軍で陸路を行くしかないから…」
ローマ「そ、そんなことないよ!ハンニバルちゃんのその気持ちだけじゃ、ローマの裏なんかかけないんだよ!
あっそうだ!ハンニバルちゃんおてて出して!」
ハンニバル「こ、こうですか?」
ローマ「そう!それじゃあ今からスキピオ兄弟の軍勢送るからハンニバルちゃんのやわらか軍勢でしっかり受け止めてね!」
ハンニバル「えっ、えっ?」
ローマ「ウオーっ!ハンニバル!精兵で固めた遠征軍を出すぞっ!」
ハンニバル「ひゃあッ!」
ローマ「くっ…ふぅ…!す、すっごい強い軍勢が出たぁーッ!」
ハンニバル「ほんとうです…でも、なんで?」
ローマ「それはね…ハンニバルちゃんがローマの情報網を舐めてたからだよ!ハンニバルちゃんがローマの同盟市網を侮ってたからだね!」
ハンニバル「私の侮りが…」
ローマ「そう!だから、ローマ進軍なんて二の次なんだよ!戦争するなら、相手のことをもっと調べておかないとね!」
ハンニバル「調べるって…あわわ、あ、あの…もうちょっとだけ戦いに付き合ってもらっていいですか?」
ローマ「もちろん!」
敵が沿岸沿いのルートでイタリア本土を目指すとばかり思っていたローマは、マルセイユに軍を先回りさせ、敵の一部を捕捉できたことで勝利を確信していた。
でもまあ、その後ハンニバルちゃんはローマが想定していた道程を大きく逸れてアルプスを越えるルートを取ったことでイタリア本土上陸に成功し、ローマ軍をちぎっては投げ、ちぎっては投げの大立ち回りをしたので結果オーライ!
作者が自我を出すな
古代ローマ語りたい層とチノちゃんコピペ読むそうは被ってないと思う
一回チノちゃん構文でなんか書いてみたかったんよね
ハンニバルとかウェルキンゲトリクスとか
どっちの時代にもローマに天才的軍略家が居たのが不運やったね
親父のハミルカルが生きてたらスペインからのまともな支援も可能やったやろうし、ガチでカルタゴ勝ててたんちゃうかと思う
なにそれ詳しく
なんか山を調べたら象の痕跡が見つかったとかでニュースなってたぞ数年前探せばあるんちゃうか
兵も食料も現地調達
ローマ「ハンニバルと戦ったら負ける・・・せや!戦わなればええんや!」
これ賢いよな
いく先々の先住民を兵士として登用すれば
永遠に戦い続けられるのでは?
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