メスガキ「それにこのざこち〇ぽもいじめられて喜んでるもん♡」
見ると亀頭は先っちょから涙をダラダラとこぼしながら、浦島さんを見つめています。
ドMに理解のない浦島さんは、男として亀頭が物理ダメージ受け続けているのを見過ごすことはできませんでした。
お金を取り出すと、メスガキに差し出して言いました。
浦島「それでは、お金をあげるから、この浦島に亀頭を売っておくれ」
メスガキ「しょうがないなぁ……いいよ♡」
こうして一万五千円プラスホテル代で亀頭を買い取った浦島さんがさっそく解放してやろうとすると、
亀頭「余計なことを…いえ助けていただいて、ありがとうございました。おかげで命が助かりました」
浦島「亀頭がしゃべった!」
亀頭「命の恩人には最大級の感謝ともてなしをもって報いるのが我らが掟。ぜひ我々の城、『竜子宮城』へ招待させてください」
浦島「なんか一字多くない?」
亀頭「竜子宮城は海底にあります、さあ私の背にまたがってください」
浦島「亀頭の背ってどっちだよ」
こうして亀頭にまたがって海中を進む浦島さんは亀頭の様子が少しおかしいことに気付きました。
少し前まではパンパンに漲り、色もきれいなピンク色をしていた亀頭が今ではすっかり萎み、紫がかっています。
まさか先程のメスガキから受けたダメージが今になって、と心配になり亀頭に声をかけてやります。
浦島「どうした、どこか痛むのか。おれに何かできることはないか」
亀頭「すみません、なんだか萎えてきてしまって…できたらまたがっている間、浦島さんのそのわざとらしく露出した太ももで私をこすり続けていただけませんか」
浦島「帰っていい?」
亀頭「いま私から離れると水圧で内臓が潰れて死にますよ」
浦島「帰りたい」
浦島さんはしぶしぶ従って内ももで亀頭を刺激しながらさらに海の奥へ向かいました。
亀頭「浦島さん!イキそう!もうすぐ竜子宮城にイキそうです!!」
浦島「着きそうじゃなくて?」
亀頭「イキそうです!最後に浦島さんの生脚で私を思いっきり締め上げてください!!」
浦島「えぇ…」
亀頭「はやくシてください!!しまいにゃキレますよ!!!!!」
浦島「もうキレてるじゃん…」
亀頭「ンいぐう゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!浦島さんのすべすべあったかな太ももに締めつけられていぐう゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!!」
浦島さんが言われた通りにすると、亀頭はビクンビクンと体を震わせ、先端から白いイカ墨のようなものを勢いよく放出しました。それはたちまち広がり、浦島さんの視界が真っ白に染まります。
亀頭「さあ浦島さん!到着しましたよ!」
やがて白い墨が散って視界を取り戻すと、そこには立派な御殿がありました。
亀頭に案内されるまま進んでいくと、この竜宮の主人の美しい音姫さまが、浦島さんを出迎えてくれました。
音姫「ようこそ、浦島さん。わたしは、この竜子宮の主人の音姫です。亀頭を助けてくださってありがとうございます。お礼に竜子宮をご案内します。どうぞ、ゆっくりしていってくださいね」
浦島「その前にトイレお借りしていいですか」
浦島「あの」
音姫さまの案内でトイレへ来た浦島さんは、音姫さまがトイレの中ばかりか個室の中にまでついてこようとするので、すっかり困り果ててしまいました。
浦島「これから用を足すので、出ていってもらえませんか」
音姫「どうしてそんなひどいこと言うんですか?」
どうやら大変失礼なことを言ってしまったようです。地上人には地上人の、海底人には海底人の礼儀がある、そういうことなのでしょう。
トイレの個室で押し問答していても今、体から出ようとしているものは待ってはくれません。身悶えするような羞恥心に焼かれながら、浦島さんは音姫さま監視のもと、排便を決行しました。
音姫「シャー…ジョロジョロジョロ…ピーヨピヨピヨ……」
浦島「!?」
浦島「音姫さま、さっきの」
無事排便を終えた浦島さんは、さっきの流水音と小鳥のさえずりのモノマネは一体なんですか、と尋ねようとして、言葉を呑み込みました。音姫さまがまるで素晴らしい仕事をやり遂げたかのような晴れやかな顔で、こちらを振り返ったからです。
浦島「……ありがとうございました。助かりました」
音姫「はい!」
今度は正しい対応ができたようです。異文化交流とは相手の善意を感じとることから始まるのかもしれません。
浦島さんが用意された席に座ると、魚たちが次から次へと素晴らしいごちそうを運んできます。
ふんわりと気持ちのよい音楽が流れて、タイ盤やヒらめぇたちの、それは見事な踊りが続きます。
ここはまるで、天国のようです。
そして、
音姫「もう一日、いてください。もう一日、いてください」
と、音姫さまに言われるまま竜子宮で過ごすうちに、三年の月日がたってしまいました。
ある時、浦島さんは、はっと思い出しました。
(家族や友だちは、どうしているだろう?)
そこで浦島さんは、音姫さまに言いました。
浦島「音姫さま、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただきます」
音姫「帰られるのですか? よろしければ、私の眷属となりこのままここで暮らしては」
浦島「いいえ、わたしの帰りを待つ者もおりますので」
すると音姫さまは、さびしそうに言いました。
音姫「…そうですか。それはおなごりおしいです。では、おみやげに玉毛箱を差し上げましょう」
浦島「玉毛箱?」
音姫「はい。地上に戻り、そのまま地上で一生を終えたければ決して開けてはいけません。
もし、地上での生活がいやになり、再び海底で過ごしたいと思ったときはこの箱を開けてください。
その時は私たちと真の仲間になりましょう」
浦島「はい、わかりました。ありがとうございます」
音姫さまと別れた浦島さんは、また亀頭に送られて地上へ帰りました。
地上にもどった浦島さんは、まわりを見回してびっくり。
浦島「おや? わずか三年で、ずいぶんと様子が変わったな」
確かにここは浦島さんが釣りをしていた場所ですが、何だか様子が違います。
浦島さんの家はどこにも見あたりませんし、出会う人も知らない人ばかりです。
なんと、浦島さんが竜子宮で過ごしていた三年の間、地上ではその数倍の時間が流れていたのです。
ハンバーガーは100円、レジ袋は有料、こち亀は完結し、カクカクじゃないFF7がDISK1だけ売られている。
そんな、まるで異世界のような場所にたった一人でいる浦島さんはひどい孤独感を覚えました。
その時ふと小脇に抱えた玉毛箱を見やると、別れ際に音姫さまが言っていた言葉が思い出されました。
もし、地上での生活がいやになり、再び海底で過ごしたいと思ったときはこの箱を開けてください。
その時は私たちと真の仲間になりましょう。
浦島「そうだ。おれにはまだ居場所も仲間もいるじゃないか」
そう思った浦島さんは玉毛箱のふたに手をかけ、開けてしまいました。
モクモクモク……
すると中からどこかで見たような白い煙が出てきて……
メスガキ「あーっ♡砂浜にざこち〇ぽがうち上げられてる♡踏んじゃえ~♡」
亀頭「ア゛オ゛ォ゛ン゛!」
裏筋「ン゛ギモ゛ヂイ゛イ゛ッ!」
こうして浦島太郎改め裏筋太郎は亀頭とコンビを組み、砂浜に現れてはメスガキにいじめられることを悦ぶ余生を過ごしましたとさ
めでたし めでたし