「早くから優勝信じて大量製造」阪神Vグッズ廃棄の悲鳴
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK200811080024.html
大詰めを迎えたプロ野球日本シリーズが恨めしい。阪神タイガースのリーグ優勝記念グッズを準備していたメーカーや販売店の思いだ。
一時は2位に13ゲーム差をつけて首位を独走していた阪神だが、「世紀のV逸」で約300種類のグッズはすべて廃棄処分の運命。前半戦の好調ぶりが被害を拡大させており、捕らぬトラの皮算用をはじいていた人たちは悲鳴を上げている。
大阪市中央区谷町2丁目の洋品店「テーラー虎」は、阪神の優勝限定ロゴを裏地に使った背広やネクタイを準備してきたが、すべて無駄になった。
中村英二店長(47)は「優勝を信じ切っていたのでショックは大きかった」。
優勝を逃すと限定ロゴを使った商品は販売できない決まりになっている。
「とにかく現金を作らねば」との危機感から10月末、「崖(がけ)っぷち販売会」と銘打った通常商品の特別セールを始めた。スーツは2割引き、1万円のジーンズは3800円だ。
阪神球団は優勝記念商品の限定ロゴマークを定め、今季の使用商品の申請は約300種類(百貨店販売分を除く)。
昨年は約130種類で、2倍以上だった。
球団営業部の担当者は「7月に13ゲーム差がつき、各社とも早い段階から大量製造に乗り出したようだ」とみる。
記念グッズを販売できる期間は優勝確定時からキャンプ入りまでで、優勝が早く決まるほど多くの売り上げが期待できるからだ。
ところが最終盤で優勝を逃し、「各社とも口では『仕方ない』といってくれるが、心中を察すると気の毒で、申し訳ない」。
球団は商品の補償や買い取りはしない。闇ルートに出回るのを防ぐため、優勝を逃した際は処分するのが決まりで、焼却中の画像や廃棄処分証明書の提出まで求めている。
ロゴは今季限定で、来季以降の使い回しもできない。
ついでに下請け業者への報酬を勝手に減額して公正取引委員会からVやねんを晒された模様
株式会社阪急阪神百貨店に対する勧告について
平成21年2月25日
公 正 取 引 委 員 会
https://www.jftc.go.jp/houdou/merumaga/backnumber/2009/20090225_files/090225.pdf
2 勧告の概要等
(1) 違反事実の概要
阪急阪神百貨店(注)は,業として行う販売の目的物たる阪神百貨店オリジナル阪神タイガース2008年度セントラル・リーグ公式戦優勝記念グッズ
(以下「阪神優勝記念グッズ」という。)の製造を下請事業者に委託していたところ,
同社は,阪神優勝記念グッズの販売を取りやめたことから,平成20年11月,下請事業者に支払うべき下請代金の額のうち一部のみを支払うことにより,
下請事業者の責めに帰すべき理由がないのに,当該下請事業者に支払うべき下請代金の額を減じていた(減額した金額は,下請事業者11社に対し,総額1億1172万4032円である。)。
なお,阪急阪神百貨店は,平成20年12月26日,当該下請事業者に対し,減額分を返還している。
(2) 勧告の概要
ア 前記(1)の減額行為が下請法の規定に違反するものである旨及び今後,
下請事業者の責めに帰すべき理由がないのに下請代金の額を減じない旨を取締役会の決議により確認すること。
イ 前記アに基づいて採った措置及び下請代金の額から減じていた額を下請事業者に対し支払った旨並びに
今後,下請事業者の責めに帰すべき理由がないのに下請代金の額を減じることがないよう,
自社の発注担当者に対する下請法の研修を行うなど社内体制の整備のために必要な措置を講じるとともに,
その内容等を自社の役員及び従業員に周知徹底すること。
ウ 前記ア及びイに基づいて採った措置並びに下請代金の額から減じていた額を当該下請事業者に対し支払った旨を取引先下請事業者に周知すること。
何気にVやねん時の阪神ってそこまで大幅に負けまくってるわけでもないんだよな
むしろまあまずまずの成績ではあった
巨人の追い上げがすさまじかった
ただ横浜銀行とバカにしていた暗黒ベイスに逆襲されまくったのは致命的やった