彡(ﾟ)(ﾟ)#「おいババア！そこで何してんねん！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「はぇ～そこにたくさん転がってる死体から髪の毛抜いてかつらにしようとしてたんか」

彡(^)(^)「一人じゃ大変やろワイも手伝うで！」

彡(^)(^)「それにしてもババアあんた猿みたいな顔してんな」

彡(ﾟ)(ﾟ)「上司から地方に視察に行くように言われたで」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ファ！？道中で虎が出てきた！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「あれ？逃げたんかなぁ？ん？なんか声が聞こえるで」

彡(ﾟ)(ﾟ)「この声ワイの友人の声に似てるなぁ・・・」

彡(^)(^)「まぁ気のせいか！虎が喋るわけないで！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイの知り合いの子が珍しい蝶を捕まえたらしいなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「標本見せてもらったけど羨ましいンゴ・・・せや！盗んだろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「うーん・・・よくよく考えたら悪いことしてもうたなぁ・・・罪悪感で一杯やで・・・」

彡(^)(^)「まぁええか！コレクションに追加しとこ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「学童疎開にきたで・・・」

彡(^)(^)「ヒロ子さんっていうかわいい友達もできたし疎開もええもんやな！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ファ！？二人で遊んでたら米軍の艦載機が飛んできてる！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ヒロ子さんは白いワンピースを着てる・・・このままやったらワイも狙われる！突き飛ばして逃げたろ！」

～数十年後～
彡(ﾟ)(ﾟ)「ヒロ子さんはどうなったんやろか・・・」

彡(^)(^)「まぁたぶん元気にやってるやろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「うーん最近ガンを仕留められなくなってきたなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「猟師仲間からすごいガンが群れを率いるようになったらしいって聞いたなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「どうしようかなぁ・・・」

彡(^)(^)「まぁええわ！猟場変えたろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「王を殺そうとしたけど失敗したンゴ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「友人を質として妹の結婚式が終わるまで死刑を延期してもらうことにしたンゴ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「妹の結婚式が終わったンゴ…」

彡(^)(^)「わざわざ死ぬために戻るのもアホらしいし行方をくらましたろ!」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ドイツに留学に来たで！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？なんや女の子が泣いてるなぁ・・・声かけたろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「声かけてみたら色々と不憫な子やったなぁ・・・せや！一緒に住んだろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「女の子に子供ができたなぁ・・・でもそろそろ国に帰らないかん・・・」

彡(^)(^)「まぁええわ！このままこの子と結婚して日本に帰らんとこ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「今日も畑仕事がんばるやで～」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？畑に大きなカブが埋まってるなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「おいしそうなカブや・・・」

彡(^)(^)「まぁでもなんかあったら嫌やし触らんとこ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイはやきうや！友人と一緒に軍人の未亡人の家に下宿してるで！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「それにしても奥さんの娘さんええ女やなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「こんなん惚れてまうわ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？友人も娘さんのことが好きなんか・・・」

彡(^)(^)「しゃーない争いの種である娘さんを消したろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイの勤め先で飼ってるおおるりの世話するやで～」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？女の人が訪ねてきたなぁ・・・向かいにある病院の看護婦をしてるんか」

彡(ﾟ)(ﾟ)「患者がおおるりの声を聴くのを楽しみにしてるらしいからもっと近くで聞かせてほしいって話やったわ」

彡(^)(^)「でもタダで聞かせるのも嫌やからやめとこ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「先生！久しぶりンゴねえ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「指の癖も昔のままや…懐かしいンゴねえ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「けどしばらく見ない間に随分と元気なくなったな…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「今もオムレツしか食ってへんしな」

彡(^)(^)「まあ元気やろ！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「工場勤務辛いなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？セメント樽開けたら中から変な紙が出てきた」

彡(ﾟ)(ﾟ)「なになに・・・このセメントを粉砕機にかける途中で人が誤って落ちてもうた？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「落ちてもうた人の恋人が手紙書いたんか・・・かわいそうになぁ・・・」

彡(^)(^)「でもワイには関係ない話や！工場長！次のセメントぶち込むやで～！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイ小説家なんやが、最近弟子にした女の子、ワイの妻と違ってそそられるな…」

彡(ﾟ)(ﾟ)#「ファッ！？男作ったんかお前、親からお前の監督任されとるワイの身にもなれやアホ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「結局破門して親元に帰らせたわ…ただなんだか物悲しいンゴねぇ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「弟子の部屋に布団があるンゴ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「海にきたで！泳ぐの気持ちええな！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？なんか声が聞こえるなぁ・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「何々・・・カニの兄弟がクラムボンについて語ってるんか・・・」

彡(ﾟ)(ﾟ)「クラムボンってなんやろなぁ・・・生きたり死んだりするから生き物やろうか？」

彡(^)(^)「まぁええわ！それよりも今晩はカニ鍋にするで！楽しみやなぁ」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ん？領主さんが娘の結婚相手を決める競馬大会を開くんか？」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ワイが小さいときに拾って大切に育てた白馬で競馬大会出てみるか」

彡(ﾟ)(ﾟ)「よっしゃ優勝したで！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「領主の娘との結婚はなし・・・しかも白馬を置いていけって言われたで・・・」

彡(^)(^)「なんや銀貨3枚もくれるんか！サンガツ！まいどあり～！」

彡(ﾟ)(ﾟ)「ムッスコが受験の年なのに一向に勉強しないンゴ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「挙げ句の果てに最後の体育祭で女子にいいカッコ見せようとして鎖骨折ったンゴ…」

彡(ﾟ)(ﾟ)「このままじゃ浪人確定ンゴ…」

彡(^)(^)「せや!勉強なんかやらせずにプロボーラーにさせたろ!」