彡(゜)(゜)「おいドミンゴ、次の試合はどっちが勝つんや?」
(´・ω・`)「僕の漫画の予言はそういうのを予知する能力じゃないって…それに予知できるのは近い未来だけだっていつも言ってるでしょ…」
彡(゜)(゜)「は?ほんま使えへんなお前の能力は…」
(´・ω・`)「お前の能力の方がゴミだろ(ごめんねお兄ちゃん)」
(´・ω・`)「そんなことより今日は承太郎一行が近くに来る予定でしょ、準備しなくていいの?」
彡(゜)(゜)「せやった!そのためにわざわざエジプトまで来たんや!」
彡(^)(^)「承太郎一行を倒せばDIOとかいうやつがたんまり報酬をくれるんやろ!楽しみやなあ!」
彡(゜)(゜)「ワイの無敵の能力なら負けるはずはないわ!そうと決まれば善は急げや!はよ行くで!」
(´・ω・`)「(さっきまでスマホで野球見ながらゴロゴロしてた癖に…)」
彡(゜)(゜)「おっ!丁度いいところにバスが来てるやんけ!はよ乗るで!」
(´・ω・`)「ちょっと待ってよお兄ちゃん!予言だとあのバスは事故を起こすみたいだ!乗ったらだめだよ!」
彡(゜)(゜)「何言っとんねん!あのバスに乗らんと次は4時間後やぞ!?そんなに待ってられへんわ!はよ乗るで!」
(´・ω・`)「は?」
____ファンファンファン
(´;ω(#)`)「うう…身体中が痛い…でもなんとか再起不能にはならずに済んだみたいだ…」
彡(#)(゜)「グエ…おい…ドミンゴ…どこや…」
(´・ω(#)`)「お前は死んでろよ(大丈夫?お兄ちゃん)」
彡(゜)(゜)「なんで止めんかったんや…」
(´・ω・`)「え?」
彡(゜)(゜)「なんでワイがバスに乗るのを止めんかったんや!!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「…生きてるだけよかったでしょ…あ!見てよ予言の新しいページが現れたよ!」
彡(゜)(゜)「誤魔化すなや!……ん?…承太郎たちは毒入りの紅茶を飲む…?」
彡(^)(^)「楽勝やんけ!なんや承太郎一行チョロいな!」
(´^ω^`)「でしょ!早く漫画と同じカフェに行こうよ!」
彡(^)(^)「ワイらは無敵の兄弟やな!!」
(´・ω・`)「まずは店員を気絶させて成り代わろう」
(ヽ´ん`)「な、なんだお前ら…」
彡(゜)(゜)「フンッ」ガァン!
(ヽ´ん`)「ンモ゛ッ…」
彡(^)(^)「金属バット持ってきててよかったわ」
(´・ω・`)「(これ死んでない…?まあいいか捕まるのはお兄ちゃんだし)」
彡(゜)(゜)「ここでワイの能力の出番や!」
彡(ヽ´ん`)「変身!これで誰もワイの正体に気づかへんで!」
(´・ω・`)「(相変わらず下らない能力だなあ)」
彡(ヽ´ん`)「承太郎達が来たで!早く毒入り紅茶を準備するんや!」
(´・ω・`)「うん!紅茶は入れたよ!で、毒は?」
彡(ヽ´ん`)「…?」
(´・ω・`)「…?」
彡(ヽ´ん`)「そういう小道具はお前が用意しとくべきやろ!!」
(´・ω・`)「だ、だってお兄ちゃんが承太郎を倒すのはワイに任せとけ!って言ってたじゃないか…」
彡(ヽ´ん`)「はぁ…あぁもう時間ないわこの辺の洗剤でも入れときゃええやろ」
(´・ω・`)「えぇ…」
彡(゜)(゜)「…結局承太郎達は紅茶飲まんかったやんけ」
彡#(゜)#(゜)「飲まんかったやんけ!!?!?お!?!!」
(´・ω(#)`)「口にまでは含んだんだけど犬のせいで吹き出しちゃったから…気を取り直して次の予言で倒そうよ」
彡(゜)(゜)「」ボグオッ!!
「ヒイイイイイイ」
(´・ω・`)「ちょっといきなりなにやってるの」
彡(゜)(゜)「なんかチンコみたいなムカつく顔のやつがいたから機嫌悪いし殴ってやったわ」
(´・ω・`)「はやく捕まれよクズ犯罪者が(機嫌が悪かったなら仕方ないね)」
彡(゜)(゜)「今度こそちゃんとした予言やろな…何々…オレンジに見せかけた爆弾で承太郎は吹っ飛ばされる…?」
彡(゜)(゜)(´・ω・`)「オレンジに見せかけた爆弾…?」
彡(゜)(゜)「…」
彡#(゜)#(゜)#「そんなん今から用意できるわけないやろ!!!!!」
彡(゜)(゜)「お前のクソカスみたいな能力にはウンザリや!ワイ一人でやるわ!!」
(´・ω・`)「待ってよ!お兄ちゃんの便器に吐き出されたタンカスみたいな能力でどうやって承太郎達と戦うんだよ!」
彡#(゜)(゜)「うっさいわボケ!お前とはここで別れる!」
「あっあいつらンゴ!あの二人組がワイを殴ったんや!」
(´・ω・`)「!?あいつはさっきお兄ちゃんが殴った…」
「当職の可愛いお客さんを苛めるとはいい度胸ナリね」
(´・ω・`)「な、なんだか怖そうな人を連れてきてる…ね、ねぇお兄ちゃ…?」
彡(ヽ´ん`)「…」
(´・ω・`)「!!!」
「あれ…?二人組の片方が消えたンゴ?まあいいやまずはあいつをボコボコにしてンゴwww」
(´;ω;`)「ひいいいい!!」
彡(ヽ´ん`)「因果応報…やな」
(´・ω・`)「…なんてね」
彡(ヽ´ん`)「…!?」
(´・ω・`)「お兄ちゃん、僕の能力を忘れたかい?ここまでは予言の通りなのさ、そして…」
彡(ヽ´ん`)「ヒッヒエッ…トラックがこっちに突っ込んできとる!?はやく逃げな…!?なんや!?足が動かん!?」
(´・ω・`)「お兄ちゃん、最初のバスでの事故を覚えてるかい?あの時お兄ちゃんの足は酷いダメージを受けていたのさ、マヌケなお兄ちゃんは気づかなかったみたいだけどね、そしてお兄ちゃんの足は今限界を迎えたのさ」
彡(゜)ん`)「ふ…ふざ…けんな…!こんな…!ありえへん…!」
(´・ω・`)「お兄ちゃんはそこで惨めな最後を迎えるのさ!」
彡(゜)(゜)「…」ガシィッ
(´・ω・`)「なっ!?!?何をするんだ!離せ!」
彡(●)(●)「お前も…道連れや」
(´゜ω゜`;)「なっなんだこんな力…一体どこに…も、もうトラックが…うわああああああ!!!」
______その日、エジプトで四人の日本人が死体で発見された
トラックに体を引きちぎられ見るも無惨な死体だったらしい
to be continued…