イシュタル「あ、あぁ~ッ!」 ポロポロポローッ!(号泣激怒)
アヌ神「はい、お前が悪い。お疲れさまでした」
イシュタル「うぅ……じゃあ天牛ください……」
数週間前、ギルガメシュ達は香柏を手に入れるべくフンババと戦ったのだが、『十三の激しい嵐が巻き起こされフンババの顔面に投げつけられる』
というシャマシュ神の加護があり、結果、ギルガメシュちゃん達は無事香柏を手に入れウルクに帰還、美丈夫っぷりにイシュタルは求婚した。しかしギルガメシュちゃんはなんだか
イシュタルのことがキライみたいで、不愛想に恋人のろくでもない末路を説明して、心イタイイタイなのだった。
イシュタル「トホホ……ギルガメシュかっこいいのに求婚受け入れてくれないんだから……あーあ、仕返しに天牛けしかけてやったけどどうなったかな~、ん?」
エンキドゥちゃんが天牛と激しい力比べをしている。
エンキドゥ「よいしょ……よいしょ……」
イシュタル(え、エンキドゥちゃんが動きを止めてる間にギルガメシュちゃんが天牛の首筋、角、眉間を深々と刺し貫いた!?)
ギルガメシュ「ふぅ……こんなものですかね……。心臓を引き出してシャマシュ神に捧げないと……」
エンキドゥ「イシュタルちゃーん!」 ベチャーッ!(天牛の腿をイシュタルの顔に投げつける音)
イシュタル「ひゃあッ!?」
エンキドゥ「イシュタルちゃーん! お前も征伐してやるからよーッ! これと同じようにしてそのはらわたをお前の脇にぶら下げてやるからな……ッ!」
宴のあとエンキドゥの見た夢
エンリル神「ハフッ!ハフッ! エンキドゥちゃんは死なねばならぬ!」
シャマシュ神「ど、ドサクサにまぎれて死の宣告しないでください!」
起きたエンキドゥ「こ、こうなったのはならず者の狩人ちゃんとシャムハトちゃんのせいじゃん…呪うわ……!」
シャマシュ神「な、何でシャムハトちゃんを呪うの……。彼女はパンをお前に食べさせ、ビールを飲ませ、立派な衣服を身に着けさせ、立派な男ギルガメシュちゃんをお前の友とし、今やギルガメシュちゃんはお前の最愛の兄弟なる友なんですから」
エンキドゥ「そ、そうだったね! 呪いは取り消して祝福の言葉を送るよ!」
エンキドゥが再び見た夢
冥府の女王エレシュキガル「あっ、そうだ! チノちゃん、エンキドゥちゃん連れてきて!」
チノ「こ、こうですか?」
まあ面白いからはよ貼れ
死が目前に迫ったエンキドゥ「それじゃあ今から死ぬからね! わたしが死んだ後も、わたしを思い起こし忘れないでね! わたしがギルガメシュちゃんと共に歩み続けたことをね!」
ギルガメシュ「ウオーッ! エンキドゥ! 私は、エンキドゥちゃんのためにウルクの人々、力ある人々を泣かせよう!
私はエンキドゥちゃんのために、荒野で嘆こう!」ドピュドピュドピューッ!(嘆く音)
拙者「ひゃあッ!」ビシャーッ (泣く音)
マーシュ山
門番の蠍人間「くっ、ふぅ……! か、神々の肉体を持つ者が来たぁーッ!」
その妻「その三分の二は神、三分の一は人間です……で、でもなんで……?」
死に恐怖するギルガメシュ「それはね……ウトナピシュティムちゃんのもとに行きたいからだよ! 彼から死と生の秘密を聞きたいからね!」
輝く海辺
憔悴したギルガメシュの顔を見たシドゥリ「ヒェ…殺人者かな……?」
暗黒空間を通り抜けてきたギルガメシュ「違うよ! ウルク、エアンナから来たギルガメシュだよ! エンキドゥの死に様見て恐怖したからウトナピシュティムちゃんに会いたいんだよ!」
シドゥリ「舟師ウルシャナビちゃんと共に死の水渡って、どうぞ」
遥かなる地の河口
しつこく嘆願するギルガメシュに根負けしたウトナピシュティム「神々の秘密を教えてあげますね……はわわ(六日七夜の大洪水について語る)……じゃあ……あなたも六日七夜だけ、眠らずにいてもらってもいいですか?」
ギルガメシュ「もちろん!」
その後、疲労困憊だったギルガメシュちゃんは初日から眠りこけて起きた時には六日七夜経っていた。
でもまぁ、ウトナピシュティムの妻がとりなしてくれて若返りの草を手に入れられたので結果オーライ! 終わり
蛇「ん?なんだこの臭いは? んん~? これは……」
全く入ってこないが
>>19
端折りすぎましたねこれは…
>>21
原点でもこんなもんやし
コメント