マクギリス「バエルの剣だけで抜けるわぁ…」
オルガ(うわぁ来たよ…)
マクギリス「鉄華団の進行はどうだい？｣ｼｺｼｺ
オルガ「現在ここまで勢力を拡大しています」
マクギリス「半身不随である主人公がモビルアーマーを単機で撃墜…ふんふん…」
マクギリス「この機体のパイロット誰？」
オルガ「Mさんですね」
マクギリス(そっかぁ…)
マクギリス「このパイロットなんかアグニカなんだよね…アグニカすぎるというか…アグニカカイエルだよねぇ…」
オルガ「うわぁ…」(そうですか…)
マクギリス「そうだ！このパイロットを足止めに使ってバエルをカッコよく登場させようよ！」
オルガ「は？」
マクギリス「報酬は火星の王ね！これは面白くなるぞ！」
オルガ「わかった。鉄華団はあんたの側に乗ってやる」
オルガ「で、でもラスタルはアリアンロッド艦隊を所持してますし！莫大な戦力が出来上がってますよ！」
マクギリス「いやいや…変な爪楊枝打つやつがいるだけでしょ？」
オルガ「色んなメディアにコンビで宣伝することになります！」
マクギリス「バエルとは書いてないだろ」
マクギリス「多少の被害は気高い野望の為とかなんか理由つけて途中退場にしてアグニカごっこを私にやらせりゃいいよ」
オルガ「鉄華団の団員ももう沢山用意してます！」
マクギリス「それはそのままでもいいんじゃないもうさ」
マクギリス「バエル出そうよ～｣ﾄﾞﾋﾟｭﾋﾟｭ
オルガ(こんなのおかしいって…団員の命がかかってるんだぞ…こんなバエル馬鹿の好きにさせてたまるか…)
オルガ「団員の命がかかってます！アグニカだか何だか知らないですけど突然入れられても困りますよ！」
マクギリス「バエルを出せばいいだろ、マクギリスファリドのバエルが出るってだけで席次も思想がどうとか関係無いし」
マクギリス「まあバエルだから人気も出るだろうし、足止めに最大限利用してあげてよMちゃんをさ」
マクギリス「勝てりゃあ文句ないっしょ？それよりバエルを奪取した後の作戦を考えようよ！」
マクギリス「アグニカ系のパイロットが300年前に人気出たから私達もそれで行こうよ！かっこいいし絶対人気出るって！」
オルガ「あの…この時代ではそれは過去の話であるはずですよね、それを現代でやってもただの滑稽な姿を晒す事になりませんか？」
マクギリス「じゃあなんで最初から私と組んだの！？君の判断ミスでしょ！？」
マクギリス「作戦はバエルを奪取してマクギリスファリドとバエルの登場入れてそこからバエルの魅力を前面に出しつつ熱い演説にすれば完璧だぁ…」(勃起)
オルガ「でもそんな雑な作戦を決行したらギャラルホルンの反発が起きますしストーリーがおかしくなっちゃいますよ！！」
マクギリス「鉄血のオルフェンズのストーリーなんて気にしてる奴いないだろ」
マクギリス「秩序は徐々に作り変えながら腐敗したギャラルホルンを真理に近づければなんとかなるでしょ」
マクギリス「Mさんには足止めとして共に頑張ってもらってみんなのハートを鷲掴みにしたところでマクギリスファリドのバエルの登場で大盛り上がりだ！」
マクギリス「さっそくバエルを奪取しよう！｣ｼｺｼｺ
マクギリス「いいぞ～！マクギリスファリドとそのバエルの真の力！最高だ！」
マクギリス「折れない剣が特にいい！」ﾎﾞｷｯﾎﾞｷｯ
オルガ(この鉄華団もうダメかもしれない…中身はボロボロ…外見だけなんとか取り繕って良く見せてるけど…途中で状況が変わったせいで機体調整も満足に調整出来てない…)
オルガ「とりあえずギャラルホルンから逃れる手を考えておくか…団員の為にも…」
マクギリス「ん？！ラスタルやる気満々なのかい！！どんな作戦にするつもりなの？」
スタッフ「えっ…えー…離脱してをアドモス商会で団員の個人情報の書き換えを…」(これはマズい…)
マクギリス「……」
マクギリス「いいじゃない！！」
オルガ「え…？」
マクギリス「こんな状況じゃそりゃ不満も出るだろうしね…大切な事だよ」
オルガ「はい！そうですよね！頑張りますよ！」
マクギリス「離脱する鉄華団の所にマクギリスファリドのバエルがやって来て包囲網を単独で突破し敵の目を引こう！！」
オルガ「は？」
マクギリス「そうだろ？」
マクギリス「鉄華団の最後の舞台だな…！頑張ってくれよ！」
オルガ「いやいや…俺達の為の作戦であってマクギリスは関係ないというか…必要ないですよ！」
マクギリス「は？団員の為だろ馬鹿か？」
マクギリス「勘違いしないでほしい。私の目的の為に必要な手段を取るだけだ」
オルガ「あんた、俺達の為に…」
マクギリス「私はアグニカの魂を継ぐ者だぞ」
オルガ「すまねぇ、恩に着る…」
オルガ「お前らが止まらねぇ限りその先に俺はいるぞ！！！だからよぉ…止まるんじゃねぇぞ！！！！」
マクギリス「あぁ…バエル最高だよ…｣ｼｺｼｺ
そして今彼はアリアンロッド艦隊に単機で突入し、そこそこの戦果を挙げるが
その後ガエリオにボロクソに叩かれバエルは大破し
ついに戦死を遂げた
バエル