ワイ「た、太陽ちゃん！　気温激しくしないで！」太陽「うるさいですね……｣ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ

ワイ「あ、あぁ～ッ！」　ジメジメジメ…

太陽「はい、今日の日中活動は終わり。お疲れさまでした」

ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」

数ヶ月前、念願の春が到来したのだが、『春ばかりの地球で若い女を野放しにすると皆薄着しなくなるのでは』
という地球民の懸念の声があり、結果、太陽ちゃんが定期的に地球をポカポカしてくれるようになった。しかし太陽ちゃんはなんだか
人間のことがどうでもいいみたいで、いつもいつも不愛想に地球ポカポカして、全身アツイアツイなのだった。

ワイ「トホホ……太陽ちゃん明るいに地球ポカポカはアツイアツイなんだから……あーあ、どうにかして太陽ちゃんの地球ポカポカをやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな～、ん？」

深夜なのに太陽ちゃんの部屋から明かりが漏れている。