北海道苫小牧市で女子生徒が不審な男から「ニーハイソックス履いているの?」などと声をかけられる事案が相次ぎ、警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと2月5日午後1時45分頃、苫小牧市若草町2丁目の路上で、13歳の中学生1年生の女子生徒が、後ろから近づいてきた不審な男に突然「こんにちわ!タイツ履いてますか? ニーハイソックスですか」などと声を掛けられました。生徒が相手にしなかったとろこ、男はその場から立ち去ったということです。
またこの後、今度は16歳の高校生1年生の女子生徒が不審な男から「タイツ履いてるの? ニーハイソックス履いてるの?」などと声をかけられました。まわりにいた友人らが女子生徒に声をかけたところ、男は退散しました。
調べによりますと逃げた男は20代後半から30代前半くらい、黒色短髪くせ毛、やせ型、上衣黒色フード付きジャンパー、下衣暗色ジーンズ、白色マスクを着用していたということです。
2つの事案を受けて警察が不審な男に注意するよう呼びかけていたところ、2月14日午前11時ごろにも、苫小牧市弥生町2丁目の路上で、下校中の15歳の中学生3年の女子生徒が、後方から小走りで近付いてきた男に「こんにちは。タイツ履いてるの? ニーハイソックス履いてるの?」などと声を掛けられました。
男は30から40歳代くらいで、身長約160センチメートル、小太り、上下黒色ウィンドブレーカーを着用していたということです。
警察によりますと苫小牧市内では2022年7月にも、不審な男が14歳の中学2年生の女子生徒に「これスパッツ? ニーハイ?」などと声をかける事案が起きていました。