パワフルズ・矢部明雄退団へ　４月規律違反５月処分解消後も全体練習に合流せず　修復不可能な状態

パワフルズ・矢部明雄退団へ　４月規律違反５月処分解消後も全体練習に合流せず　修復不可能な状態

頑張パワフルズと矢部明雄外野手（33）が、途中退団の方向で調整に入ったことが27日、分かった。
4月に規律違反を起こした矢部は、球団からの全処分が解けた5月16日以降も全体練習に合流しておらず、両者の関係は事実上、修復不可能な状態。
矢部とは来季以降も契約が残るが、球団にとっては苦渋の決断になりそうだ。

昨年8月末にマイナーリーグから10年ぶりに古巣復帰していた矢部について、球団は同選手と1年もたたずに退団の方向で調整に入った。

4月5日カイザース戦で、矢部は代打を命じられた際にベンチでスタッフに暴言を吐き、試合後も同様の行為があった。
球団からは5月14日までの謹慎を命じられ、前例のない厳罰が下った。

全体練習への合流は、全処分明けの5月16日の予定だった。しかし、4月14日に正式な処分が出た時点から、矢部は自身の言動を深く反省したものの、
球団との話し合いは前向きに進まなかった。むしろ、溝はさらに深まったという。

矢部の離脱後、チームは得点力不足に一時苦戦したものの、今季は現在5連勝中で2位まで浮上した。センターには女性選手ルーキー志藤が定着し、若手や中堅の台頭もあり、矢部の居場所はなくなりつつある。

■関連記事
「元カノがドアを叩いている」20代の男性がドアを開けると…いきなり胸元に包丁突きつけ、若菜初美をその場で逮捕
3304万円誤送金　土中実容疑者（24）を“電子計算機使用詐欺”疑いで逮捕