「いますぐクビにしろ!」 本誌報道直後から、所属球団である頑張パワフルに対し、SNSやメールで抗議が殺到しているという。
3年に及ぶ不倫、球団への虚偽報告、相手女性への隠蔽工作……野球でいえばまさにスリーアウトだが、処分がようやく下ったのは本誌報道から約1週間後の1月15日だった。球団は矢部明雄(34)の処分について、相当、頭を悩ませたようだ。
「不倫に虚偽報告とはいえ、犯罪ではない。それに、矢部は12月27日に年俸600万円の2年契約を結んだばかりでした。いくらなんでも解雇はできません。それでも、世間の厳しい声は認識していましたし、何より、親会社である頑張が激怒したことが大きかった。
親会社の頑張は、非常にイメージを大切にする企業。矢部から事情聴取を行いながら、厳正な処分を求める親会社との間ですり合わせが必要になり、処分を下すまでに時間がかかりました」(球団関係者)
可能な限り厳しい処分――それが、「無期限謹慎」だったというわけだ。矢部は春季キャンプに参加できず、その後も球団施設で練習することは禁止。復帰は「どんなに早くても7月のオールスター明け」(球団関係者)になるという。
だが、すべては自業自得だ。矢部がコロナに感染したとされる昨年9月の札幌遠征後、不倫相手だったA子さんが発熱したにもかかわらず「病院に行くなでやんす」と懇願。
3年間にわたり関係があった女性のことをまったく顧みず保身に走った。H美さんの友人が言う。 「だからこそ、H美も愛想を尽かしたのです。それまでは毎日のように『大好き』『可愛い』と連絡をしておきながら、いざとなったらこれか、と」
実際、本誌が友人から入手していたLINEのやり取りには、矢部からの歯の浮くような甘い言葉が並んでいる。
愛の告白のみならず、ときには野球のアドバイスを求めたり、試合の愚痴を吐くことまであったようだ。
ある日の試合後には、〈最近パワプロが打ちまくってムカつくでやんす〉〈どうしたらいなくなるかおしえてくれでやんす〉 と、H美さんにLINE。
またある日の試合後には、代打を出されたことに腹を立て、 〈マジムカついたでやんす〉 〈だったら最初から出すなよって感じでやんす〉 と、チームへの不満までH美さんに伝えていた。
「とにかく矢部はH美にベタ惚れでした。彼女への愛を証明するために、一昨年の夏頃には2打席目の登場曲をべりすぅの曲に変えている。これは矢部がH美さんとのドライブデート中によくかけていた曲です」
不倫は許されることではない。だがそこまで惚れていたならば、彼女のことはしっかりと守るべきだったのではないか。
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