彡(^)(^)「おい原住民、サッカーについて教えてくれや」
(`・ω・´) 「きうりくれるなら良いよ」
彡(゚)(゚)「いくらでもやるから早よ教えんかい」
(`・ω・´) 「仕方ないなぁ。ところで何を教えてほしいの?やっぱりオフサイド?」
彡(゚)(゚)「一番気になるのはオフサイドやけど、他にも細かいルールが分からんなぁ。あとゴールした後に走り回ったりするのも意味不明や」
(`・ω・´) 「なるほど。ひとまずオフサイドについて教えてあげるよ」
彡(゚)(゚)「サンガツ」
(`・ω・´) 「オフサイドが待ち伏せ禁止ルールだってことは、なんとなく知ってるよね」
彡(゚)(゚)「知っとるで」
(`・ω・´)「じゃあまずはこれを見てよ」
彡(゚)(゚)「サッカーのフィールドやな」
(`・ω・´)「うん。矢印の方向に攻める青が味方のチームね。ちなみにフィールドのことを皆『ピッチ』って言うよ」
彡(゚)(゚)「聞いたことあるな」
(`・ω・´)「まあそれは置いといて」
彡(●)(●) 「無駄な説明は省けや」
(`・ω・´)「黙れ」
彡()()「」
(`・ω・´)「気を取り直して…サッカーの試合では常に『オフサイドライン(最終ライン)』というものが存在しているんだ」
彡(゚)(゚)「ほーん」
(`・ω・´)「とりあえずそのオフサイドラインの定義について知っておいて欲しい」
彡(゚)(゚)「了解や」
(`・ω・´)「まず、さっき見せたこの図において、どこがオフサイドラインになるかって言うと…」
彡(゚)(゚)「赤の三番の選手やろ!」
(`・ω・´)「正解!ちなみにオフサイドラインは常にハーフラインと平行してるから、斜めになったりすることはないよ」
彡(^)(^)「まあワイにかかればこんなもんよ」
(`・ω・´)「問題なのは、どうやって答えを導き出したかだよ」
彡(゚)(゚)「…なんとなくや」
(`・ω・´)「だろうね。実は、オフサイドラインは『各チームの底から二番目にいる戦手』が基準になるんだ」
彡(゚)(゚)「底から二番目?」
(`・ω・´)「殆どの場合、キーパーを除いて一番底にいる選手だね」
彡(゚)(゚)「ほなそう言えや」
(`・ω・´)「すまんな」
彡(゚)(゚)「ええんやで」
(`・ω・´)「ちなみに味方チームのオフサイドラインのことを最終ラインと呼ぶよ」
彡(゚)(゚)「ほなオフサイドラインってのは、相手チームの最終ラインのことをそう呼んどる訳やな」
(`・ω・´)「うん!そいうこと!」
(`・ω・´)「ブー!不正解!」
彡(゚)(゚)「ファッ!?なんでや!」
(`・ω・´)「実はオフサイドラインの限界はハーフラインなんだ」
彡(゚)(゚)「はえー、知らんかった」
(`・ω・´)「つまりこういうこと」
(`・ω・´)「赤の⑪は『下限』と表現してるけど、もちろん青チームにとっての上限という意味ね」
彡(゚)(゚)「分かっとるで」
(`・ω・´)「オフサイドラインについては分かったかな?では本題に行くよ!」
彡(゚)(゚)「まったく、話長すぎやで。要するにオフサイドラインは底から二番目の選手が基準になるけど、その選手がハーフラインを超えたら、ハーフラインがオフサイドラインになるんやな?」
(`・ω・´)「そういうこと!」
彡(゚)(゚)「よっしゃ!」
(`・ω・´)「ちなみに、判定の際に『オフサイドではない』ことを表現する時、オンサイドって言うことがあるよ」
彡(゚)(゚)「はぇー」
彡(゚)(゚)「おう。見たで」
(`・ω・´)「この状態でパスが通ったら、オフサイド?それともオンサイド?」
彡(-)(-)「んー、待ち伏せ禁止ルールやから…オフサイドやな!」
(`・ω・´)「正解!」
彡(^)(^)「ええやん!分かってきたで!つまり、オフサイドラインを超えてボールを貰ったらアカンってことやな!」
(`・ω・´)「当たらずとも遠からずって感じだね」
彡(●)(●) 「何でや」
>>47
そういう論調もあるにはあるわね
ただドリブルで抜くような戦法は減るか
(`・ω・´)「これはオフサイド?オンサイド?」
彡(゚)(゚)「これもオフサイドちゃうんか」
(`・ω・´)「どうかな?さっきの画像と何が違う?」
彡(゚)(゚)「球の位置と、セリフの時制が違うな」
(`・ω・´)「それを踏まえて、この場面はオフサイド?オンサイド?どっち?」
彡(゚)(゚)「…うーん、分からん!」
(`・ω・´)「正解!」
彡(゚)(゚)「…は?」
(`・ω・´)「『分からない』が正解!」
彡(●)(●)「殺すぞ」
(`・ω・´)「あ?」
彡()()「ヒェッ」
(`・ω・´)「何が言いたいかっていうと、オフサイドの判定基準は『どの位置でボールを受けたか』ではないんだよってこと」
彡(゚)(゚)「じゃあなんやねん」
(`・ω・´)「オフサイドは『味方がボールを蹴った時、ボールの受け手はどこにいたか』が判定基準なんだ。だからこの切り取られた場面だけだと判断がつかない」
彡(゚)(゚)「味方が蹴った時?」
(`・ω・´)「うん。説明するより観た方が早いと思う。オフサイドのリプレイの時、選手がキックする瞬間にフリーズするでしょ?こんなふうに」
彡(゚)(゚)「ほんまや」
(`・ω・´)「蹴った時にオフサイドラインを超えてる選手はいないかな~?って感じで観てるんだよ」
彡(゚)(゚)「はぇ~。ほな味方が蹴った時にオフサイドラインを超えてさえいなけりゃ、どこでボールを受けようがええわけか」
(`・ω・´)「そういうこと!」
彡(゚)(゚)「なるほどな、おもろいやん!」
彡(゚)(゚)「敵がボールを蹴る瞬間に皆で前に出ることによってオフサイドラインを上げて、『君らがそのボール触ったらオフサイドになるで~』って状況を作ったわけやな」
(`・ω・´)「その通り。ここまで綺麗なものは珍しいよ!組織的でいかにも日本っぽいよね!」
彡(゚)(゚)「…」
(`・ω・´)「どうしたの?」
彡(゚)(゚)「いや、まあ確かに面白いで。けどこんなルール失くせばええんちゃうんか?バスケみたいにバカスカ点入ってもっと面白くなるやろ」
(`・ω・´)「ドイツ5部リーグで、実際にオフサイドルール無しの試合が2016年に行われたよ。試合を主催したのは独サッカー誌『11フロインデ』で、レフェリーも公式審判員のフセイン・エ☐ル・オザダリさんを招いた。(ソース:https://qoly.jp/2016/11/03/no-offside-match-was-held-in-germany-kwm-1)
彡(゚)(゚)「結果はどうやったんや?さぞかし点が入りまくって面白い試合やったんやろなぁ」
(`・ω・´)「1-0。クソほどつまらない試合になったよ」
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
(`・ω・´)「…」
彡(゚)(゚)「いや、でもそんなことあるんか?オフサイドのないバスケは点入りまくっておもろいやん!」
(`・ω・´)「サッカーはピッチが広いでしょ?」
彡(゚)(゚)「確かにせやけど…」
(`・ω・´)「ロングボールの蹴り合いになったんだよ。隙あらば、相手のゴール前で待ち伏せしてる味方に渡そうとするから、必然的にロングパスが多くなるんだ。
味方の攻撃陣よりも相手の守備陣の方がボールの回収能力が高いからロングパスは相手に渡る。ディフェンダーの専門分野だからね、仕方ないね」
彡(゚)(゚)「ほなそれの繰り返しやったんか」
(`・ω・´)「そう。ただただ向こうに蹴り合うサッカーなんてつまらないでしょ?点数も入らないし」
彡(゚)(゚)「なら味方をデコイにしてショートパスで展開すればええんちゃうんか」
(`・ω・´)「それもできない」
彡(゚)(゚)「何でや」
(`・ω・´)「ディフェンダーはゴール前に張り付いてる選手をずっと警戒しなきゃいけないでしょ?パスで繋ごうにも、選手が間延びした配置になるんだ」
ビタビタにロングパス通せる天才がいたら無双するか
しかしそんなやつおったらオフサイドありでも名選手やしの
(`・ω・´)「だから展開に緩急がなくなって試合が単調になるんだ。普通の試合よりもっとつまらないよ」
彡(-)(-)「なるほどなぁ。やっぱ現行ルールが現行ルールたる理由ってものが存在するんやな」
(`・ω・´)「そういうこと。特にサッカーは結構頻繁にルールが変わる競技だからね。オフサイドルールがなくならないってことは、そういうことなんだ」
彡(゚)(゚)「マ?サッカーってルール変わってんのか?」
(`・ω・´)「うん」
彡(゚)(゚)「そんなイメージないで」
(`・ω・´)「サッカーのキックオフって、二人でやってたの覚えてない?」
彡(゚)(゚)「ほんまや!今一人やん!」
(`・ω・´)「ファールやカードが出る基準も結構変わってるよ」
彡(゚)(゚)「はぇー」
彡(-)(-)「いやーそれにしても」
(`・ω・´)「?」
彡(゚)(゚)「オフサイドがなければもっとバカスカ点入ると思ったのになぁ」
(`・ω・´)「…最初にさ、ゴールした後に走り回る理由が分からないって言ったよね?」
彡(゚)(゚)「そういや言ったっけか」
(`・ω・´)「あれはゴールセレブレーションと言ってね、一試合通して全く点数が入らないことも珍しくないからやっているという面もあるんだよ」
彡(゚)(゚)「ゴールセレブレーション? ゴールパフォーマンスやないんか」
(`・ω・´)「うん。セレブレーションが正しい。パフォーマンスには『目立つための行為』って意味もあるけど、ゴールパフォーマンスって言葉は外国人には通じない」
彡(゚)(゚)「はぇー」
(`・ω・´)「パフォーマンスは基本的にはプレーの質とかを指す言葉だから、ゴールパフォーマンスだとゴールを決めた時のプレーについて言及してるような感じかな」
してるような感じかな」
彡(゚)(゚)「ほーん。それより、『一試合通して全く点数が入らないことも珍しくないからやっているという面もある』ってことは、他にも理由があるんか?」
(`・ω・´)「理由というか由来だね」
彡(゚)(゚)「由来?」
(`・ω・´)「うん。ゴールセレブレーションが行われるようになった由来。あくまで一説に過ぎないけど紹介するよ」
(`・ω・´)「まずサッカーというスポーツはね、欧州各地で行われていた地域の祭りの最後のイベントが起源なんだ」
彡(゚)(゚)「はぇー」
(`・ω・´)「大勢が二つのチームに分かれて『あれがゴールな』って感じで決めて、脚だけ使って先にゴールしたチームの勝ち。ルールは一点先取、時間無制限。祭りの最後は皆で夜通しボールを蹴り合ってたんだよ」
彡(゚)(゚)「はぇー」
(`・ω・´)「だからゴールを決めた人はその祭りを締め括るヒーローだった。一点先取で勝敗が決まるルールだから、ゴーラーは皆から祝福されてもみくちゃになってたんだよ。それがゴールセレブレーションの由来」
彡(゚)(゚)「はぇー」
(`・ω・´)「一説に過ぎないとは言ったけど、別に逸話というわけではなくて実際に欧州各地であった話ね」
彡(゚)(゚)「ほーん。じゃあゴールセレブレーションはその名残ってことか」
(`・ω・´)「うん。言わばサッカーの歴史そのものだよ。別にそのことを意識してセレブレーションをやってる訳じゃないけど、スターがやってることって真似したいじゃん?」
彡(゚)(゚)「確かに」
(`・ω・´)「例えばこれとか観たことない?」
彡(゚)(゚)「おぉ!なぜ笑うん大学出身のクリスティアーノ・ロナウドやんけ!」
(`・ω・´)「…うん。キューバ出身のMLBレイズ所属・アロザレーナはロナウドの大ファンで、このセレブレーションをよく真似しているよ」
彡(゚)(゚)「ほんまや!それで観たことあったんやな」
(`・ω・´)「ちなみにロナウドのセレブレーションは他にこんなものもある」
彡(゚)(゚)「なんやこれ。まさかイチモツアピールか?」
(`・ω・´)「正解!」
彡(゚)(゚)「合っとんのか…」
(`・ω・´)「因みにこのセレブレーションを真似した子が退場&出場停止処分になったよ。ロナウド本人は罰金で済んだけどね」
彡(゚)(゚)「ぐう聖クリロナもこんなんするんやな」
(`・ω・´)「彼はナルシスト過ぎて外見がイケメンであることに飽き足らず性格すらもイケメンに矯正したって感じだからね」
彡(゚)(゚)「献血の為にタトゥーを入れないとか、『なぜ笑うんだい』とか、ワイにとっては良いイメージ強いけどなぁ」
(`・ω・´)「少なくとも今は良い人だよ。でも根っからの聖人ではないんだ。特に若い頃は問題行動も目立っていたね。2005年当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していた彼は、以前所属していたスポルティングCPのライバル・ベンフィカと対戦した際、
選手交代時にベンフィカサポーターに中指を立てながら退場したことで一試合の出場停止処分をくらっているよ(ソース1:https://www.google.co.jp/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/1667970/)(ソース2:https://m.youtube.com/watch?v=91JJcCWHK2A
彡(゚)(゚)「えぇ…(ドン引き)」
彡(゚)(゚)「えぇ…(ドン引き)」
(`・ω・´)「前者のソース元では、『かつて在籍していたベンフィカのファンに向けて』と書いてあるけど、これは間違いで、『かつて在籍していたクラブ(スポルティングcp)のライバルチームであるベンフィカのファンに向けて』が正しいね。ロナウドがベンフィカに所属したことはないよ」
彡(゚)(゚)「ほーん。まあ若気の至りとは言え流石にお世話になったクラブのファンに向けて中指立てる奴はおらんやろしなぁ」
(`・ω・´)「なおPSG所属のディ・マリアは古巣マンチェスター・ユナイテッドのサポーターに向かってFuck offと叫んだ模様」
(`・ω・´)「まあ基本的には世話になったクラブを相手に得点した時は、暴言を吐かないのはもちろん、ゴールセレブレーションをしないのが普通だね」
彡(゚)(゚)「ほな普段から抑えたらええやん」
(`・ω・´)「経験者にしかわからないかもしれないけど、一回喜びを発散させないとその後のプレーに浮き足立つ感覚があるんだよ。
だからある程度セレブレーションで発散したほうがいい」
彡(゚)(゚)「プロと経験者じゃメンタル雲泥の差やろ」
(`・ω・´)「黙れ」
彡()()「ヒェッ」
(`・ω・´)「ここでクイズ!」
彡(゚)(゚)「なんや急に!」
(`・ω・´)「このセレブレーションはどういう意味の仕草でしょう?」
彡(゚)(゚)「うーん、髭か?」
(`・ω・´)「正解にしてあげようかな」
彡(゚)(゚)「腹立つな。原住民のくせに」
(`・ω・´)「この仕草はヤギの髭を表しているんだ。ヤギは英語でGOAT。つまり若者のスラングであるG.O.A.T(Greatest Of All Time)と掛けて、「史上最高」と主張しているんだ」
彡(゚)(゚)「なるほど。オシャレやん。他にもオシャレなセレブレーションはないんか?かっこいいと言うよりもオシャレなやつ」
(`・ω・´)「オシャレと言うと、これかな?」
彡(゚)(゚)「なんやこれ」
(`・ω・´)「これはリヴァプール所属のフィルミーノ(手前)のゴールセレブレーションだよ。以前なんj民が大好きな孫興民率いるトッテナム・ホットスパーと対戦した際に、フェルトンゲンに失明させられかけたか
ら、このポーズ。『お前らからゴール奪うのなんて片目で充分だわ』って感じかな」
彡(゚)(゚)「ゴールしてこのポーズで煽ったわけか。おもろいやん!せやけど失明させられかけたって…どうやったらそんなことなんねん」
(`・ω・´)「ゾッとするレベルだから流石に貼らないでおくけど、見たい人は『フィルミーノ フェルトンゲン』で検索すれば出てくるよ』
ゴールセレブレーション
誰だっけ同僚をゴルフクラブで殴ったとかガセネタを前日に出されて
ゴールした後ゴルフスウィングしたの
あれはゲラゲラ笑った