パワフルズで初めて「SNS研修」が開かれたが、まさかの展開となり波紋を呼んでいる。
昨年9月の頑張市民球場、矢部明雄外野手(25)が不適切な動画をヤンスタグラムに投稿して炎上した。
それ以降、球団はホームページなどの一部を除き、選手ら個人のSNSを禁止している。
球団職員が選手らを集めて開いた研修会(4日)では専門家を講師に招いてSNSに関する研修を初めて実施した。
もちろん、矢部の騒動を受けてのものだ。
「SNSは、自分が安易にやってしまったことが世間の目に触れてアッという間に拡散される。
やっている本人が不適切とは思っていないのが怖いところ。
指一本で、とんでもないことになってしまう。人生が壊れることもある」
と力説した。
ところが、研修会終了後の矢部の口からは驚きの言葉が…。
大勢の報道陣の前で
「研修の感想? 爆睡してたでやんす。寝てたでやんす、何も聞いてないでやんす」
と言い放ったのだ。
その後も
「パワプロの野郎はサイン盗みをやってるでやんす」
を連発する始末。
矢部といえば、普段から軽口をたたくキャラとしても知られている。
ただ、仮に冗談のつもりだったとしても、言っていい場面とダメな場面がある。
今回は明らかに後者だった。
矢部の発言には、パワフルズの幹部も当然のように激怒。
橋森監督は
「バカにしている。(SNSの禁止は)自分のせいでそうなったんじゃないか!」
とカンカンだ。
しかも、研修会の冒頭では露木継承コーチが
「言動や行動には注意するように」
と訓示をしたばかり。これでは「反省の色なし」と見られても仕方がない。
矢部はパワフルズの戦力外候補。これで大丈夫なのか…。
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