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橘純一「相手に尿意を催させる」

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 10:49:27.76 ID: ID:yyEojxMK0

純一「という選択肢が出てるけど…」

純一(つまりどういうことなんだろう? 試しに誰かにやってみるか)

純一「>>3にやってみよう!」

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 10:50:10.38 ID: ID:CFpsajxAi

裏表のない素敵な人

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 10:50:23.02 ID: ID:fKbqyUuM0

スト子

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 10:55:00.49 ID: ID:yyEojxMK0

純一「ストコ…スノコの親戚かな?」

>スト子ちゃんに尿意を催させてみよう

純一(あ、でもちゃんと選択肢は出てる。よし選択っと)

ピロロリン!

純一「さてどうなるかな?」わくわく

物陰

裡沙(さっきから橘くん…なにしてるんだろう?)

裡沙(廊下の真ん中で立ちっぱなしだけれど。うん?)ぶるっ…

裡沙(あ、あれ…? 急にお腹が……うっ…んんっ…)くねっ

裡沙(お、おしっこがしたい…)

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 10:59:23.41 ID: ID:yyEojxMK0

裡沙(さっき行ってきたばかりなのに…どうしてっ…ううっー!)ぎゅっ…

純一「……」キョロキョロ

裡沙(ふっ…ふぁっ…だ、だめ! もう出ちゃう! ひぁー!)たたたっ

純一「何も起きないなぁ…うん?」

裡沙「っ…っ…!」たたっ

純一(誰かこっちに走ってくるぞ。見かけない子だ、というか何故か何よりも必死な顔している)

裡沙(ど、どいてどいて橘くんっ! そっちにトイレがあるから…!)だだだ!

裡沙(って、だめだよ裡沙! た、橘くんが目の間にいるのにっ…トイレなんて入れないよ!)ぶるっ

純一「?」

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:00:03.64 ID: ID:fKbqyUuM0

可愛い

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:02:33.92 ID: ID:jTY1M7kd0

裡沙ちゃんカワユス

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:04:13.54 ID: ID:yyEojxMK0

純一(目の前で止まった。もしかして僕に用事かな?)

裡沙「ぁっ…ぅっ…」モジモジ

純一「あの、なにか僕に用事でもあるの?」

裡沙「ひぇっ?!」

純一「ひえ?」

裡沙(い、あっ、うっ…橘くんがっ…あたしに話しかけてくれてるっ…!?)ビクビク

純一(大丈夫かなこの子、顔が真っ赤だけれども)

裡沙(こんな嬉しい事なんて無いのにっ! ないけどっ…おしっこが、我慢、できなくてっ)ギュッ

純一「具合でも悪いの…?」

裡沙「しょっ! しょりゃろこないれふっ!」

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:09:01.07 ID: ID:yyEojxMK0

純一「うん、わかった。結構具合悪いんだね」コクリ

裡沙「ふぇっ?」

純一(明らかに呂律が回っていない。それに顔も赤い、これは重症だ)すっ

純一「さぁ僕に乗って! おんぶして保健室まで連れってあげるから!」バーン!

裡沙「………」

裡沙(…おんぶ……橘くんの……おんぶ……?)

純一「さあ早く!」

裡沙(何を言ってるの…? 橘くんそれは…なんて、えっ? どうしよう、あたし)

裡沙(ものすごくおんぶされたい! けど、あっ! あっ! もう限界来て、うううっ!?)ビクン!

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:14:33.01 ID: ID:yyEojxMK0

裡沙(でもトイレに行きたくって、けど、橘くんの匂いを直に嗅げるチャンスで、お、おしっこが…)ぶるる

純一「………」キリッ

裡沙(どうするのよ裡沙───ッ!!)

裡沙「………っ」

裡沙(お、おんぶ…されよっかな、えへへ)ぎゅっ

純一「よし、しっかり捕まってるんだよ! 揺れるかも知れないから!」だだっ

裡沙「えへへ~橘くんの匂い~ぐふふ……え、揺れるって」

ぐぅいん! ギュン!(脳内効果音)

裡沙「っ~~~~~!!??」ビクンビクン

裡沙(じ、じかにっ…揺れが響いて、くるっ)

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:14:57.10 ID: ID:jTY1M7kd0

肩車お漏らしよりはレベル低いな

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:18:04.27 ID: ID:yyEojxMK0

純一(保健室は一階、ここは二階だ。少し遠いけどがんばろうっ)たったっ

裡沙「いっ! えぁっ!?」ビクン!

純一「だ、大丈夫? 苦しいっ?」

裡沙「っ……!!」ぎゅうっ

純一(こんなに必死そうに僕の肩を掴んで…早くしないと!)だだっ

裡沙「きゅううううううううっ!?」ぱしっ

純一(叫び声を上げている! 大変だ!)

裡沙「っ…っ…!」

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:20:06.30 ID: ID:cLXTECP+i

紳士の匂いが嗅げて用も足せて保健室で着替えられるなんて完璧だな

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:20:13.56 ID: ID:Kuf+Wf9N0

まだか

19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:22:14.10 ID: ID:yyEojxMK0

純一「はぁっ…はぁっ…」

裡沙(なん、てっ…あたしってばかなんだろ!? どうして欲望に負けちゃったの!? だめだめだめだめ!)ぎゅっ

裡沙(このままじゃフツーにも、漏らしちゃうよぉ! しかもっ…しかもっ…た、橘くんの背中でっ…このままじゃ…!)

裡沙(ばかばかー! あたしのばかー! ひっ!?)ビクン!

純一「もう少しだっ」だっだっだっ

裡沙(あ──だめ──これ、もう限界──)

純一「ふぅ! やっと着いたよ! 後はベッドで寝て安静に……」

裡沙「………」

純一「あれ? どうかしたの?」

ぱたた…ぱた…

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:23:21.89 ID: ID:cLXTECP+i

お漏らしキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:27:36.39 ID: ID:yyEojxMK0

純一「……」

裡沙「ひっ……あっ……ひっぐ……ご、ごめ…なさっ…」ブルブル…

パタタタ ピシャピシャ

純一「えっ?」

純一(背中熱いけど、これって、あれ、もしかして)

裡沙「あ、あたしっ………違うのっ……そうじゃ、なくっ……ああぁっ…ごめんなさいっ…」ぶるるっ

純一「これ、おしっこ…」

裡沙「っ………」ぎゅっ

ちょろちょろ…ちょろ!

純一「………」

裡沙「ひっぐ…うわぁあああんっ…! びぇええっ!」

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:31:56.37 ID: ID:yyEojxMK0

純一「えっと、その…」

裡沙「ごめんなさい橘くっ…ん……あたしっ…あたしっ……」

純一「…あたたかいね」

裡沙「ひっく、えぐっ……えっ?」

純一「人のおしっこって。こんなにも暖かいんだね」

裡沙(何を……言ってるの……?)

純一「僕が小さいころ。小学生ぐらいかな、よくお漏らししたものだよ」すっ

裡沙「……」すとん

純一「そして毎回、母親には怒られた。でもね、僕は思うんだ」

純一「──おしっこって、温かいものなんだよ」

裡沙「あたたかい…」

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:36:04.97 ID: ID:yyEojxMK0

純一「人の暖かさっていうのかな、勿論身体から出るんだから暖かに決まってるけれど」

純一「それきっとね、心の暖かさにも繋がっていると僕は思うんだ」

裡沙「たち、ばなくん…………」

純一「君は優しい子なんだ、背中に感じるこの暖かさが…そう伝えてくれている」

裡沙「そ、そんなっ……あたしはもっと卑しい人間でっ……」

純一「……」フルフル

裡沙「えっ……」

純一「いや、僕が言ってあげるよ。君は優しくて、とてもあたたかくて…」

純一「──まるでヒマワリのような可愛い女の子なんだ、黄色い、大きなヒマワリのような……ね」キリ

裡沙(橘くん……)キュン

25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:40:35.17 ID: ID:cLXTECP+i

変態紳士

27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:42:31.70 ID: ID:xXDfi84G0

流石紳士

28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:42:52.18 ID: ID:yyEojxMK0

純一「………」

裡沙「その…えっと、えへへ…ごめんなさい、あたし……」

純一「ううん、良いんだ。人はそうやって大きくなるものなんだから」

裡沙「…そうかな?」

純一「うん。だから乗り越えよう、きっと大丈夫さ」

裡沙「…うんっ」ぎゅっ

ぴちょん!

>今朝に戻る

純一「………あれ?」

純一(何か凄いことがあったような? 気のせいかな…うん、気のせいってことにしよう!)

純一「じゃあ次は>>30にしよう」

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:43:20.11 ID: ID:3sAugeLG0

仮面優等生

30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:43:49.81 ID: ID:Y6GepFLS0

森島先輩

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:44:24.11 ID: ID:m0IH9UWs0

流石すぎるな

32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:48:33.91 ID: ID:yyEojxMK0

純一「なるほど森島先輩かぁ、よし! やってみよう!」

トュルルルン!

純一「選択肢は選ばれたぞ。後は確認しに行くだけだね」すたすた

三年教室階

純一(森島先輩は居るかな? この時間は廊下に居そうだけれど)キョロキョロ

「むむむ? その後姿はー…えいっ!」ぎゅっ

純一「うわあ!?」

森島「ハロー! わおわお! 元気ぃー? 橘くんっ!」

純一「も、森島先輩っ」

森島「こんな所でなにしてるのかな? もしかして、私に会いに来てくれたの?」

33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:52:30.70 ID: ID:yyEojxMK0

純一「は、はい! そんな感じと言えばそんな感じです!」

森島「んー? つまりどういうこと?」

純一(尿意を催しているか確認しに来たなんて言えない…)

森島「んふふ。けど橘くんも中々抱き心地いいわよねーまるでワンちゃんみたいっ」

純一「わんちゃんだなんて…僕は立派な人間ですよ!」

森島「冗談よ、じょーだん」

純一(見た限りだと、どうも普通っぽいぞ。まだ効果は出ないのかな)

森島「あ、そーだ橘くん。これから暇かな?」

純一「えっ? どうしてですか?」

森島「ちょっと付き合ってくれないかしら? 一人だと不安でしょうがいないの…良いかな?」

34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 11:56:36.41 ID: ID:yyEojxMK0

ポンプ小屋

純一「…どうしてここに来たんですか」

森島「前に来た時にね、ここで落し物しちゃったの~探すの大変で手伝ってくれないかしら?」

純一「そうなんですか…全然僕は構わないですよ」

森島「わお! さっすが橘くん! じゃあお願い~」キョロキョロ

純一(…随分と余裕そうだ。何故だろう、確かに選択肢は選ばれたはずなのに)

森島「う~ん、ここかしら。違うわー…うーん…」

純一(僕も探そう。というか何を落としたか聞いてないぞ、聞いておかなくちゃ)

純一「森島先輩、それで何を落としたんですか?」

森島「……ぇっ…?」ビクン!

純一「…森島先輩?」

35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:00:42.44 ID: ID:yyEojxMK0

森島「っ……あ、あれ……?」ぶるるっ

純一「どうかしたんですか?」

森島「へっ? あ、ううん! な、なんでもないわっ……う、うん……」モジモジ

純一「?」

森島「…ど、どうしよ……どうして急にこんな…うそ…」

純一「えっと森島先輩、それで落し物って何ですか?」トントン

森島「ひゃあ!?」ビクン!

純一「うわぁっ!?」

森島「っ……っ……な、なになにっ? なにかな橘くんっ!?」

純一「だ、大丈夫ですか? 具合でも悪いとか…」

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:05:13.35 ID: ID:yyEojxMK0

森島「大丈夫よ! う、うん! 平気平気!」ふりふり

純一「そ、そうですか?」

森島「落としたものよねっ…それは、うん、首輪なの」

純一「首輪? それって犬とかがつける奴の?」

森島「そ、そおなの。ひびきちゃんに見せることになってて、それで、見せたんだけど落としちゃって…」

純一(先輩の口調が段々と怪しく…まさか、これは…)

森島「それでそれで此処に落としちゃったかなー? なんて、それで橘くんに手伝ってもらおうかしらって!」

純一「…わかりました、そうなんですね。じゃあ探しましょう」キョロキョロ

森島「あ、ありがと……っ……えっと、そのね、橘くん…」

純一「はい?」

森島「ちょ、ちょっと……用事を思い出したから…少し教室に戻ってもいい、かしらっ?」

40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:10:20.75 ID: ID:yyEojxMK0

純一「ええ、大丈夫ですけど」

森島「ごめんなさいっ…んっ……えっと、すぐに戻るから、うん」トコトコ

純一「あ、森島先輩」

森島「っ……なにかしらっ?」

純一「そういえば首輪は何色なんですか? 詳細を聞いておこうかなって」

森島「い、いろ……いろはーえっと、黄色だったかしら、うん、確かそう、黄色だったわ…!」ぶるぶる

純一「黄色ですね。了解しました」

森島「そ、そう…後はよろしくね…」くるっ

純一「ごめんなさい先輩、最後にひとつだけ」

森島「っ……!!」

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:15:30.31 ID: ID:yyEojxMK0

純一「…やっぱりなんでもないです、すみません。行っても大丈夫ですよ」

森島「も、もおー…橘くんっ? じゃあ行くからね…っ?」がちゃっ

純一(やはり先輩、尿意を催しているみたいだ。そして、この身体に起こる感覚……)

純一(まるで森島先輩の身体を制御するような…ちょっぴり危ない甘美な行為…)

純一(ごめんなさい、先輩。でも僕はこれで十分満足しました───)

森島「………嘘」

純一「ん? どうかしたんですか?」くるっ

ガチャガチャ! ガチャガチャ!

森島「あ、あかない……ドアがあかないわ………」

42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:18:35.78 ID: ID:yyEojxMK0

純一「えっ?」

森島「どうして……入るときは普通に開いたのに…っ…!」

純一「ちょっと僕にやらせてください」ガチャ! ガチャ!

森島「ど、どお?」

純一「…駄目ですね。完全に壊れてるみたいです」

森島「そんなっ……!」

純一「壊して開けるのも良いでしょうけど。一応、これって学校のものだし…」

森島「だ、だめよ…橘くんそんなことしちゃ…!」

純一「わかってます。仕方ないですね、そしたら誰か通りかかるまで待ちましょうか」

森島「………うん……」

もじ…

43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:22:20.38 ID: ID:yyEojxMK0

純一(とは言ったものの…これは大変なことになったぞ)

森島「…………」もじもじ

純一(明らかに森島先輩は……トイレに行きたそうにしている。我慢できるのだろうか)

森島「んっ!」びくん

純一「大丈夫ですか? 具合でも…」

森島「だ…大丈夫よ…平気だから…その、ごめんなさいね…」

純一「森島先輩…」

純一(こんな時、僕は何をシてあげたらいいのだろう。先輩に何かやってあげたいよ…)

純一「って、あれ? あのまあるい輪っかはもしかして──見つけだぞ!」ひょい

森島「えっ?」

純一「首輪です、首輪! これじゃないですか? 黄色いですし、きっとそうですよね」

44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:25:26.47 ID: ID:yyEojxMK0

森島「わお! 探してたのはそれ! っ……あ、ありがと橘くん…!」ぎゅっ…

純一(一瞬危なそうな表情になったぞ…!)

森島「でも、見つかったのはいいけれど…あ、あれよね…」

純一「そうですね…ここから出ないと話にならないです…」

純一(誰か来てくれ。お願いだ!)

一時間後

純一「………」チラッ

森島「……………………………」ぎゅううう

純一(さっきから僕の腕を必死に掴んでる森島先輩…)

46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:28:55.65 ID: ID:yyEojxMK0

純一「あの森島先輩…?」

森島「………………………………」

純一「えっと、その、大丈夫ですか? キツイんでしたら、頑張ってドア壊しますけど…」

森島「………だめ」

純一「えっ? なんですか?」

森島「だめ、だめだめだめ……もう、だめ──」

森島「──もうだめぇえええええっ!!」ばばっ

純一「うわっ!?」

森島「はぁっ…もう、だめなのよ…橘くん…だめだめ…ごめんなさいっ…私…何言ってるのかわからないと思うけどっ…」

純一「お、落ち着いてください! どうしたんですか!?」

森島「………ば、ばかにしないでっ……きいてくれる?」

47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:31:58.97 ID: ID:yyEojxMK0

純一「そりゃ勿論…」

森島「ほ、本当にっ!? ぜったいぜったい…軽蔑しないで聞いてくれる…っ?」

純一「は、はい」

森島「っ……その、ね。あの、ね……」もじもじ

森島「お、お花を……摘みたい……の」

純一「…何処にも咲いてないですけど?」

森島「ち、ちがうの! そうじゃなくって!」

純一「…? …?」

森島「わ、わたしはねっ……あのねっ……あぅぅ…あっ…その、ね……」コソ

純一「わわっ」

森島(……トイレが…したいの…)ボソボソ

48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:35:12.66 ID: ID:yyEojxMK0

純一(耳に息が、あふぅ)

森島「………」ばっ

純一「え、えっと。トイレがしたいんですか?」

森島「お、大きな声で言わないでっ」

純一「すみませんっ!」

森島「ああっ…もうっ…なんてことを言っちゃったのかしらっ…ああ、私のばかぁ!」

純一「仕方ないですよ、人間ですし…」

森島「…………」

純一「じゃあもうぶち破るしか無いですね…離れててください、破片が飛び散るかもしれませんし」

森島「……違うの」ボソ

純一「えっ?」

ぎゅっ

森島「……ここ、で…するの…」

50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:37:32.96 ID: ID:yyEojxMK0

純一「……はいっ!?」

森島「………」かぁああ

純一「な、なに何を言ってるんですか!? 本気で言ってるんですか…っ?」

森島「…うん」コクリ

純一「ぽ、ポンプ小屋でっ?」

森島「…………」コクリ

純一「ぼ……僕が近くにいますけど…?」

森島「……っ…」ぎゅっ

森島「うん……する……」

純一(顔が真っ赤だ!)

51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:38:45.65 ID: ID:3sAugeLG0

うむ!

52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:39:06.15 ID: ID:AgdqCWfGP

遅かれ早かれこいつらはそういうプレイしそう

53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:42:17.38 ID: ID:yyEojxMK0

純一「い、良いんですか!? 森島先輩はそれで大丈夫なんですか!?」

森島「…だ、大丈夫なわけ…ないじゃない……」

純一「じゃ、じゃあ…」

森島「だけどね、あなたなら…橘くんの…橘くんの前なら……平気、かも」

純一(森島先輩にとって僕っていったい…っ!)

森島「もうねっ……そろそろねっ……限界、なのっ」ぶるるっ

純一「あわわっ!」

森島「……いいかな、平気…かな?」

純一「っ……」gokuri

森島「ううっ……ごめんなさい……本当にごめんなさい…けど、もうがまん出来なくてっ…」

純一「あ、謝らないでください! その、えっと……わかりました! やってください!」

54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:45:17.20 ID: ID:yyEojxMK0

森島「………っ……」すっ

純一(腕から手を離した……す、するのかっ? やっちゃうのか!?)

森島「できるだけ……その、離れててっ」

純一「は、はいっ」じぃー

森島「み、見てるっ! 橘くん見てる!」

純一「すみません!」くるっ

森島「…見てない? こっち見てない?」

純一「見てません!」

森島「本当に…? 信じてる、からね?」モゾモゾ

純一「……!」

55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:49:26.88 ID: ID:yyEojxMK0

純一(わわっ!? 何だこれ!? 一体なにが起こっているんだ!? 僕の後ろで!?)

森島「…っ…」

純一(どのタイミングで振り向けばいいんだっ? 終わったって言われたらっ?)

森島「ッ……やっぱり、だめ! 出来ないわっ…!」

純一「っ…!? 森島先輩!?」

森島「出来ないわよっ…そんなこと高校生にもなって…私…私…ひっぐ…うわぁああんっ」

純一「森島先輩……」

純一(こんなにも苦しんで…そうだよな、出来るわけがない。こんな状況でも羞恥心が勝ってしまう)

純一(それは仕方なのないことなんだ。人間として、それは超えられない壁がある………)

純一「……先輩」くるっ

森島「ひっぐ…ぐしゅっ……え…?」

カチャ…

純一「──犬になりましょう」

56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:51:38.88 ID: ID:qsXdyG4K0

超展開

57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:53:18.67 ID: ID:xXDfi84G0

流石変態紳士

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:54:17.09 ID: ID:IdIafNzg0

お前は何を言っているんだ

59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:56:12.53 ID: ID:yyEojxMK0

森島「どういう、こと……これって…首輪……」チャリ…

純一「壁を超えるためには、それなりの覚悟が必要です」

純一「人間としてやってはいけないこと。無意識に起こる衝動には勝てない…」

純一「…しかし、人間じゃなければ超えられる!」

森島「人間じゃ…なければ…」

純一「人間のように制約だらけではなくて! 自由を基本とした犬になるんです!」

純一「以前、このポンプ小屋でやってみせた……この僕のように!!!!」

森島「あの…膝の裏の時ね…!」

純一「そうです! 僕は自力で暗示によって犬になりきりました! しかし…」

純一「…今は〝首輪〟というオプションがついている! 先輩にならこれで可能なはずです!」

純一「犬になりきることを! そして、犬となって──トイレをすることも!!!!」

60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:56:55.83 ID: ID:3sAugeLG0

なるほど…!!!

61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:59:10.44 ID: ID:8WASibfqO

ちょっと何言ってるのか僕には理解出来ないですね

62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 12:59:37.19 ID: ID:67JLY1CQ0

天才的発想だな

63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:02:51.67 ID: ID:yyEojxMK0

森島「……っ……私に……」

純一「はい…!」

森島「私にっ……出来る、のかしら……キミのように……犬になりきるこが……」

純一「疑わないでください。自分の実力を…貴女にはそのチカラがある」

森島「私に…あるっていうの…?」

純一「ええ、確かに感じるんです。森島先輩には──」

純一「──淑女《スパイス・ガール》に……!!」

森島「……一味違うのね…」

純一「はい!!」

森島「………わかったわ、やってみる…橘くん…私、やってみるわ…」

64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:08:21.79 ID: ID:SQ36opTT0

犬になりきればおしっこしても「人じゃないから恥ずかしくないもん!」ってことですか

65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:08:40.45 ID: ID:yyEojxMK0

純一「…頑張ってください」

森島「わんっ」

純一(ッ…既になりきっているだと…ッ?)

森島「きゅーんきゅーん」

純一(なんていう光景だ…森島先輩がしゃがんで犬のモノマネしてるよ…)

森島「わん!」

純一「あ、えっと…森島先輩…?」

森島「くぅーん?」

純一(かわいい、じゃなくって! ここは…なんだ…言わなくちゃ駄目なのか…?)

純一「……マーキングしていいよ?」

66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:11:33.66 ID: ID:yyEojxMK0

森島「わ、わんっ…」かぁああ

純一(あ、照れてる)

森島「………」キョロキョロ

純一「っ…っ…」ドッドッドッドッ

森島「……」チラリ

純一「あ……い、一応あっちの方見ときますね!」

森島「…くぅん」

パサリ

純一「うっ…今のは…」

森島「……っ…」

ちょろ…ちょろろろ…

67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:13:16.21 ID: ID:3sAugeLG0

つまり四つん這いで片足を?

69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:16:30.22 ID: ID:QFcbuPFMO

>>67
メスだからしゃがんでやるハズだ

68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:15:23.44 ID: ID:yyEojxMK0

純一(うおおっ……! こ、この音……うわぁああああ!!)

森島「…わぅん」

ジョロロロロ…

純一(だ、ダメだ! 勝手に目線が──横にズレて──見ては駄目だと──)チラリ

森島「っ……」ジョロロ…

純一(四つん這いで、片足上げ──)

純一「──ブッハァ!!」ドタリ!

森島「んっ……きゃあああ!? た、橘くん!?」

純一「」

森島「橘くぅ────ん!!!」

>今朝に戻る

70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:17:07.99 ID: ID:yyEojxMK0

純一「………………」

純一「なにか凄い光景を見た気がするんだ…全然憶えてないけど……」

純一「じゃあ次……>>75です」

72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:18:34.36 ID: ID:67JLY1CQ0

ksk

73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:19:14.10 ID: ID:Noy4p+G00

みゃー

74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:19:29.92 ID: ID:AgdqCWfGP

裏表のない人

75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:19:31.02 ID: ID:3sAugeLG0

麻耶ちゃん

76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:19:31.31 ID: ID:67JLY1CQ0

麻耶

77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:19:33.36 ID: ID:P5x2OUD60

裏表さん

79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:24:33.71 ID: ID:yyEojxMK0

純一「高橋先生だって? なるほど、それは何だか不思議な気分だよ」トュルルルン!

純一「さて、どうなるのかな」

保健室 放課後

高橋「ひっく…」

純一「え? なんで酔っ払ってるんですか?」

高橋「ふぇー? あーん、橘くっんじゃない。おはよー」

純一「もう放課後ですけど…」

高橋「えー? そおなのー? 先生、それはびっくりーひっく」

純一「………」

高橋「なんかねー先生ねー甘酒? 飲んだんだけどねーうっひゃひゃひゃ」

高橋「それから気分よくってサイコーなんだけど、あれ? 橘くん増えた?」

80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:28:42.24 ID: ID:yyEojxMK0

純一(確か茶道部で甘酒出すって言ってたな…それを飲んでこんなへべれけに…)

高橋「あー熱いよもぉー!」ぬぎっ

純一「ちょ、ちょっと! 先生!? 駄目駄目!」がっ

高橋「…………」じっ

純一「駄目ですって! こんな所で脱いじゃ問題になりますよ!」

高橋「…なに橘くん、先生の胸みたいの?」ひっく

純一「……っ……ち、違います! 止めようとしてるんです!」

高橋「やだぁーもぉー先生は教師ですからっ! だーめ、わかる?」

純一(普段の威厳が微塵たりすらない!)

高橋「ふぁーあ…」

純一「と、とりあえず先生…このままゆっくり寝ててくださいね」

81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:31:02.92 ID: ID:SQ36opTT0

泥酔お漏らしか?

最高だな

82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:31:45.44 ID: ID:yyEojxMK0

高橋「はふぅん。どーしてー?」

純一「出歩かないほうがいいからですよ…その状態だと危ないですから…」

高橋「んー? じゃあ先生のお話し相手になってよ! いいでしょっ?」

純一「はい?」

高橋「せんせいねー眠くなるまでお人形と会話してるんだけど~」

純一(何言ってるんだこの人…!)

高橋「今日はどーしてだか居ないし、ねぇねぇだから! だめっ?」

純一「…い、いいですけど。五分間だけですよ?」

高橋「うんうんっ!」

純一(どうしてこうなった…)

83ていせい2013/09/04(水) 13:33:29.11 ID: ID:yyEojxMK0

高橋「はふぅん……どーしてー?」

純一「出歩かないほうがいいからですよ…その状態だと危ないですから…」

高橋「んー? じゃあ先生のお話し相手になってよ! いいでしょっ?」

純一「は、はい?」

高橋「せんせいねー眠くなるまでお人形さんとおしゃべりしてるんだけど~」

純一(何言ってるんだこの人…!)

高橋「今日はどーしてだか居ないし、ねぇねぇだから! だめっ?」

純一「…い、いいですけど。五分間だけですよ?」

高橋「うんうんっ!」

純一(どうしてこうなった…)

84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:37:39.83 ID: ID:yyEojxMK0

五分後

高橋「すぅー……すぅー……」

純一「寝てしまった…」

高橋「むにゃむにゃ…ふへへ…」ジュルル

純一(こんな一面が高橋先生にあるなんて。この人、本当に恋人出来るのかな…?)

高橋「う、うーん」モゾモゾ!

純一「寝相悪い…毛布をかけ直してあげよう」すっ

高橋「ん!」ぎゅっ

純一「うん? ちょっと先生離してくださいよ」ぐいっ

高橋「……」ぎゅうううう

純一「頑固として離さない……仕方ない、無理やり剥がすか」ぐぃいいいいいい

高橋「……あ…むにゃ…」ギチギチ!

純一「ふんぐぅううううううう!!!」ぐいいいいいいい

85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:41:49.62 ID: ID:9TPZVi570

かわいい

86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:42:39.12 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「すー…すー…」ギチギチ!

純一(なんだこのチカラはっ!? 本当に眠っているのか!? うぐぐっ! そりゃー!)ぐい!

バサァ!!

純一「…っはぁ! …はぁ…はぁ…取れた…なんだって言うんだ…」

高橋「むにゃ…」

純一「えらく気合が入ってたけれど…一体どんな夢を見てるんだ先生は…」

夢のなか

高橋「きゃああああ!! 吸い込まれるー! 水流に吸い込まれちゃうー!!」

高橋「何かに捕まってないと…ああ、だめだわ! 離れちゃう!」

高橋「せっかくお給料溜めて買ったスーツが濡れちゃう! ああ!」

現実

高橋「だ、だめ……濡れるから……ううっ……」

純一「?」

87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:47:29.48 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「なにか寝言を言ってる。あんまり聞いちゃ駄目なんだっけ、ねごと……って……」

高橋「だめ……吸い込まれる……」ビクビク

純一「えっ…あっ…んっ?」

じわわわ…

純一「なにかシーツの上を広がっていくけれど──黒いシミが───」

高橋「……あふっ……」じわわわ…

純一「先生の身体から──というか腰の当たりから───えっ!?」ぱしっ!

純一(こ、これって! あれ!? もしかして……!? えっ!? えっ!?)

高橋「えへへ…むにゃむにゃ…」

純一「お……おもらし、してるの……か?」

88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:48:02.54 ID: ID:ZY+RzvYj0

うんこ行ってくる

90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:53:36.24 ID: ID:SQ36opTT0

起きた時が楽しみですなあ

91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 13:54:12.12 ID: ID:H2s5QWlg0

いい年した女が漏らすってのが興奮する

92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:00:54.54 ID: ID:ZY+RzvYj0

ただいま
今から書く

93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:04:55.12 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「っ…どうしよう! これどうしよう!」

高橋「すやすや」

純一(先生はまだ眠っている! 毛布を掛けて知らないふりするかっ? しかし、誰かに見られた場合───)

純一「──今はまだ僕だけだっ……何とかして、この事実を隠滅させるしかない…!!」

純一「っ…どうする!」キョロキョロ

純一(シーツを変えるにも予備が何処にあるのか、いや、まずはベッドを移せばいい!)ぐいっ

高橋「ん…」

純一「うぐっ…重ッ…」

純一(これなら先生が起きた後も、自分の過ちに気づくことはない! あ、ああ…手が濡れた…!)

純一「…………くんくん」

高橋「はれ…ここは…?」パチリ

純一「っ~~~!!?」

94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:10:09.60 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「……橘くん? あれ、先生…」

純一「ッ………ッッ……」

高橋「どうしてこんな所で寝てるのかしら……うっ…なに? 腰がちょっと冷たい……」

純一(もうダメだ)

高橋「って……あれ……なにこれ……濡れて……」チラリ

高橋「ベッド……濡れてるけど……」

純一「…先生っ…」

高橋「えっ? 待って、先生よくわからなくって、どういうこと」

純一「…………」

高橋「…………………え?」

高橋「っ~~~!!?~~~!!」

96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:15:24.78 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「た、橘くん下ろして! ちょっと、きゃあ! 下ろして!」バタバタ

純一「っ…」すっ

高橋「えっ…あっ…ちが、違うのこれは! 先生じゃなくてっ…ち、ちがうの!」

純一「はい…」

高橋「わたしっ……違うのよっ……これっ……私……先生はっ……」ブンブンブン!

純一「………」

高橋「先生は本当はっ…もらして、なくって……違うの……」

ぴちょん!

高橋「あ……うっ……うそ……本当に私……」

純一「せ、先生……」

高橋「っ……見ないで!!」ばばっ

99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:23:06.34 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「お願いですからっ……見ないでっ……お願いっ……」ぐすっ

純一「…はい」くる

高橋(こんなの嘘よ…この歳になって……なんで、なんで…)

純一「高橋先生…すみません…出来れば隠してあげたかったんですが…力及ばずでした…」

高橋「っ……うわぁあああんっ」

純一「先生…っ」

高橋「うぁああんっ……生徒にっ……私っ…私がっ…粗相したのを…いやああー!!」

純一「すみません…」

高橋「うっ…ひっく……ぐすっ…こちらこそ、ごめんなさい……貴方に嫌な思いをさせてっ…ひっぐ…」

純一「…そんなことないですよ」

高橋「せ、先生ねっ…貴方にとても大変なことを……させようとしたわよねっ…ごめんなさい…っ」

100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:24:18.21 ID: ID:wdgXtByz0

素晴らしい

101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:26:04.74 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一(なんて人だ…この状況で自分よりも僕のことを心配するなんて…!)

高橋「ううっ…ぐすっ…」

純一(なんてすごい人なんだ。本当に高橋先生は、生粋の教師なんだ…)

高橋「…あ、後はっ…先生がどうにかします…橘くんはもう帰っていいわ…」すっ

ぐっ…

高橋「…え?」ストン

純一「──実は漏らしたのは僕なんです、先生」

103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:31:03.52 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「えっ? なにを言って……」

純一「聞いてください。とにかく」

高橋「…う、うん」

純一「実は本当のことをいうと、先生が寝ていたベッドに潜り込んでたんです。僕は」

高橋「……」

純一「気持よさそうに寝ている先生と寝てみたいなぁーって。そしたらですよ、そうしたらですよ」

純一「変な夢を見て漏らしてしまったんですよ、これが」

高橋「た、橘くん? 一体キミは何を言っているの…?」

純一「すみません先生。僕はまだ子供で…高橋先生みたいにカッコいい大人になれない、高校生なんです」すたすた

純一「──だから僕が漏らしました。そうしておきましょうよ、先生」

バシャァ!!

104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:34:17.13 ID: ID:ZY+RzvYj0

高橋「きゃあ!?」ポタポタ…

純一「あ、すみません! 間違って花瓶の水を零しちゃいました!」ポタポタ…

高橋「……」

純一「あれ、でもこれで二人共びしょぬれですね。あはは」

高橋「橘…くん……」

純一「でも僕はあんまり濡れてないや…今度はバケツでいってみようかな」くるっ

高橋「っ…待って!」だっ

ぎゅうっ

純一「せ、先生ッ?」

高橋「待って…橘くん…」ぎゅっ

107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:36:55.80 ID: ID:wdgXtByz0

なんだこのイケメン

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:37:45.90 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「…どうしたんですか?」

高橋「っ……先生は…なにもそこまで…」

純一「いいじゃないですか。これで皆、納得できますって」

高橋「だ、だって……これは…先生が…やってしまったことで…!」

純一「違いますよ、僕がやってしまったんです」

純一「──先生は何も悪く無い」

高橋「橘くん……私……」

純一「……」

高橋「……ありがと」

純一「はいっ!」

ぴっちょん!

>今朝に戻る

110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:40:31.06 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「また記憶がないけど、紳士的に動けた気がするよ」

純一「さて、次だけど……>>120にしようと思うよ」

純一「ふぅー疲れた」

111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:40:55.76 ID: ID:Td45fJPf0

みゃー

113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:41:11.07 ID: ID:3sAugeLG0

梅原

115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:42:59.89 ID: ID:Td45fJPf0

みゃー

116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:43:17.36 ID: ID:fntSZ9hx0

ふかふか

119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:45:58.71 ID: ID:2wGtdgAe0

絢辻さん

120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:46:00.48 ID: ID:5PgNuT/i0

みゃー

122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:46:02.46 ID: ID:qsXdyG4K0

塚原先輩踏んでください

126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:53:24.28 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「なるほど! 美也ね」トュルルルン!

純一「はてさてどうなるかなぁ」

自宅 トイレ

純一「ふーんふん…ビーバー三国志は面白いなぁ!」

純一「今度、七咲にまた貸してあげよう。ふむふむ」

ドンドンドン!!

『にぃにー! まだ入ってるのー!?』

純一「うん? 美也か、ああまだ入ってるよー」

127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 14:58:39.43 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「いつまではいってるの!! もう二時間は入ってるよ!?」

純一「察してくれよー」

美也「みゃっ…みゃーもちょっと大変なんだよ! はやく出てきてよっ!」ドンドン!

純一「そうだなー」

美也「うっ…うぅー!? ねぇって聞いてるのにぃに!?」じたばた

純一「あはは」シャカシャカ

美也(この音っ……中でウォークマン聞いてる! 何でもかんでもトイレに持ち込むんだから…っ)

美也(だけどっ…あぅう…もう我慢出来ないよっ…もう、おしっこ出ちゃう…!)ぎゅっ

美也「にぃに! お願いはやく出て! お願いだから…! にぃに…!」ドンドン…ドン…

美也「っ……ふっ…ううんっ…んんっ…」ぶるぶる

129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:02:45.82 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「もうダメェ……出ちゃう、よっ……にぃに…出ちゃうってば…っ」トン…

純一「あーみやー」

美也「っ!」パァアア!

純一「紙がない。押し入れから取ってきてくれー」

美也「え…む、無理だよ…! そんなことしたらも、もれ…」

純一「もれ?」

美也「っ……わ、わかった! とってくればいいんでしょ!?」ぐぐっ…

美也(ううっ…頑張って我慢しなきゃ…押し入れはすぐそこだから…)

すた…すたすた…

美也「もうちょっと…もうちょっとで…」ずりっ

美也「あ」

すとん!

130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:04:19.77 ID: ID:axGOLRU8O

紳士「瀬戸際を楽しめよ」キリッ

132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:06:46.79 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「はっ──にゃ──っ~~~~!!」ビクビクン!

美也「ひゃっ…あうっ…あっあっ…!!」

美也「うぎぃっ、だめっ……漏らしちゃ……だめっ……!!」ギュウウ!!

美也(あぶ、あぶなかった…もうちょっとで出ちゃうところだった…)

美也「みゃーはっ………絶対に漏らさないんだからっ……!」ずりずり

ガラリ

美也「やっと着いた──」

からっぽ!

美也「──え……?」

『美也ー! トイレの中にあったよ! すまん!』

133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:09:22.85 ID: ID:GZprQE8Q0

これは嫌われるわ

134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:10:53.25 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「………そ、そうなんだ……」プルプル

『もうすぐでるぞー』

美也「………」ずり…ずりずり…

美也「はぁ……はぁ……みゃーは…みゃーは絶対に……」ずり…

びくん!

美也「あ……だめ……うそ……」ぶるるっ

美也「だ、だめ! がまんだ!」ぎゅっ

純一「出たぞー、なにやってんだ?」

美也「っ…っ…」プルプル

純一(大の字にうつ伏せになって、畳に爪立ててるぞ)

135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:11:06.62 ID: ID:SQ36opTT0

タッチの差で漏らすのが良いよね

136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:15:48.99 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「だ、大丈夫か?」

美也「イマハナシカケナイデ」

純一「えっ? なんだって?」

美也「……」ずり…ずり…

純一(動き出した…)

美也(もうちょっとで…もうちょっとなんだよ…ううっ…)ずりっ

美也(あとでにぃにっ…絶対に仕返しするんだからっ! まんま肉まんいっぱい買わせる…絶対にっ…)

ずりずり…

美也「やっと、ついた──」

純一「あ、すまん。ちょっとウォークマン取り忘れてた」ガチャ

137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:20:02.09 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「っ……!?」びくぅ!

純一「あれ? 何処に置いたっけ? うーん?」

美也(うそ……もうだめだよみゃーは……ここの所まで来ちゃってるんだよ……?)

純一「ちょっと待っててくれ。見つけたらすぐに退くから───」

美也「……だよ」

純一「えっ?」

美也「もうっ…無理だよばかにぃに!!」がばぁ!

ガチャ!

純一「ちょっ…!? 何閉めてるんだよ僕がまだ…!」

美也「あっちむいてて! いいからっ!」ぬぎっ

純一「えっ!?」

美也「うっ……うううううっ…!」

ちょろちょろろろろろr

138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:24:04.81 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「えっ…えっ…お前……!」

美也「…ううっ……」チョロロロ

じょろっ! じょろ! じょろろ…

純一「………」

美也「……ひっぐ…」

純一「お、おい…美也…」

美也「どうじでっ…高校生にもなって…にぃに、に…おしっこの音聞かれなくちゃいけないの…っ」

純一「泣くなよ…そんなに切羽詰ってたとは思わなかったんだ…うん…」

美也「うぇぇんっ…ばかぁ! にぃにのばかぁ! もうしらないっ! ひっぐっ…!」ぐしぐし

純一「ごめん…とりあえずその、パンツを履いてくれ…目のやり場に困る…」

139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:28:43.52 ID: ID:Td45fJPf0

かわいい

140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:29:33.33 ID: ID:ZY+RzvYj0

美也「ひっぐ…ぐすっ…」

純一「…正直すまなかった、こんなに大変だったんだな」

美也「………ばか」

純一「じゃ、じゃあこうしよう! 今度は僕のおしっこの音を!」

美也「がぶぅ!」

純一「ぎゃあー!? お、おまえ!? やめろやめろ! というか手を洗え!」

美也「まぐまぐ!!」

純一「てかパンツも履いてないじゃないか! ちょ、本当にやめろって…!」ぐいっ

美也「──あ」キュポン

ちょろろ…ぴしゃぴしゃ

142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:34:04.08 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「あ…出て…る」

美也「いっ、にゃ、にゃっ…」ちょろ

ぴちょん

純一「…すまん、直で見」

美也「」ブチン!

純一「ま、待て! そうだまんま肉まんをあげよう! 望む限りの量をお前に…!」

美也「でっ……」

純一「で? …まだ出る?」

美也「出てけぇ───!!」ガスガスガス!!

純一「うわぁあ!?」

>今朝に戻る

143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:35:10.31 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「うん! 紳士的に行動は心がけたいよね! 心がけたいものだよね…」

純一「次は>>150かな。あと三人はやりたいね」

147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:38:00.01 ID: ID:SQ36opTT0

あと三人もシチュ考えてんのか
感服するわ

148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:38:17.37 ID: ID:JHuH5FeE0

七咲

149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:38:21.26 ID: ID:Td45fJPf0

150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:38:22.60 ID: ID:67JLY1CQ0

梨穂子

151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:38:22.60 ID: ID:VE7gYL1E0

田中さん

154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:39:05.83 ID: ID:VE7gYL1E0

タイムスタンプは同一なのに…悔しい(ビクンビクン

156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:47:19.27 ID: ID:SQ36opTT0

>>154
次は取れるさ・・・

155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:39:19.82 ID: ID:ZY+RzvYj0

全部即興ですわ
ちょっとトイレ

157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:49:02.15 ID: ID:tDeBec8A0

抜くにはまだ早いだろ

158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:49:18.02 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「梨穂子か。了解した」

トュルルルン!

茶道部 部室

梨穂子「……」ずずっ

純一「……」ずずっ

コト…

梨穂子「ん~いい味がでてますなぁ~」

純一「だな。段々とお茶の入れ方もうまくなってきてるな、梨穂子」

梨穂子「でしょぉ? ふふふ、これでも部長さん頑張ってるからね~」

純一「いい心がけだ。これで部員も増えればいいんだけどな…」

梨穂子「うっ、それは言わないでよ…ううむ…」

159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:53:36.27 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「頑張ってるには頑張ってるんだろう?」

梨穂子「そりゃもちろん。けれど、中々上手くはいかなくってね…」

純一「じゃあもっと頑張らなくっちゃな」ずず

梨穂子「るっこ先輩に愛歌先輩に顔見世できないよ~」

純一「…お?」

梨穂子「ふぇえ~……ん、どーしたの?」

純一「あれ見てみろ。あの庭に生えてる桜の木…その枝の所」

梨穂子「んー? あ、あれって…猫!」

純一「猫だな。降りれなくなったのかもしれない」ガタ…

梨穂子「かもねぇ」がた…

160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 15:56:09.90 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「おーい、猫やーい」

にゃーん

梨穂子「黒猫さんだね。やっぱり降りれなくなってるみたい」

純一「仕方ないな。よし、梨穂子肩車だ!」ザザッ!

梨穂子「へっ?」

純一「へ、じゃないよ。肩車だ、肩車」

梨穂子「…んーと、どして?」

純一「猫を助けるために決まってるじゃないか! あのままでイイっていうのか?」

梨穂子「そ、そんなことないよ! で、でも他の方法があるんじゃないかなぁって…」

純一「いや、これが一番手っ取り早い。さぁ! はやく乗るんだ梨穂子!」

162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:00:40.94 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「ほ、ほんとにするの…?」

純一「うむ」

梨穂子「うぅ…やだなぁ…こわいよぉ…ぜったいぜったい落とさない?」

純一「任せろ!」

梨穂子「じゃ、じゃあ……よいしょっと」ぐいっ

純一「ッ~~~~~~~!!!??」ギチィ!

梨穂子「い、いいよ? 乗ったよ?」

純一「あ、ああ…十分感じてる…っ…!」

梨穂子「そ、そお?」

純一(なんっ──だって、いうんだ? これは、嘘だろう、一切動かない!)

純一(まるで薫からチョークスリーパー決められた時のようにっ…決め技なのかこれは!?)

163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:03:40.83 ID: ID:3sAugeLG0

つまり桜の木が黄金に染まるわけですね

164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:05:12.77 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「…?」ドキドキ

純一「はぁぁぁぁああ……ふぅぅぅぅうううう……」

純一(いや、ここは度胸を見せろ純一! 紳士としてやるべきことは一つだ!)キラン!

ぐぐっ…ぐぐぐぅ…

梨穂子「うわわっ!」

純一「どぉぉぉぉぉぉおっこいしょっぉおおおおおおおおおお!!!」ズバァ!

梨穂子「わぁあっ!?」ぎゅっ

純一「むぁ!?」ぽにょん

純一(この頭に乗っかった柔らかき弾力……お腹か! …胸より先にお腹か…)

梨穂子「高いよ高いよぉ~~~~!! こわいこわいこわい!!」ぶるぶる

純一「だ、大丈夫だ。そんなに怖くない! 平気平気!」

165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:06:46.67 ID: ID:wdgXtByz0

おもそう

166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:08:18.47 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「こ、怖いよ! やっぱり下ろして! むりむりっ!」

純一「あ、暴れるなって! ほら! もうちょっとで猫に手が届くから!」ガクガクガクガク

梨穂子「えっ……あ、ほんとだ……」

にゃーん

梨穂子「ほら~…にゃんにゃん、猫さーん…こっちにおいで?」

純一「いい子だ…こっちにこい…」ガクガクガクガク

にゃん…にゃん!

梨穂子「あ、きた」

167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:08:23.82 ID: ID:Td45fJPf0

つらそう

168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:12:32.30 ID: ID:ZY+RzvYj0

にゃーん

梨穂子「えへへ、ほら純一ぃ! ちゃんと届いたよ!」

純一「そ、そうか…そりゃ良かったよ…」

梨穂子「うん! じゃあ後はゆっくり下ろしてね…こわいから、ってきゃあ!?」

純一「ど、どうした!? なにがあった!?」

梨穂子「えっ? あ、ううん! ちょっと黒猫さんが私の顔をなめて…あはは! くすぐったいよぉ!」

純一「…そうなのか…んんっ…梨穂子ぉ? そろそろ良いかなぁ…ッ?」

梨穂子「あ、うん…だけどねっ…黒猫さんが……あはは! やめてやめて!」ケタケタ

純一「っ………」ブルブルブル

梨穂子「んふふっ…もーそんなに舐めたらだめだよ───」

梨穂子「──え……」ぶるるっ

169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:13:19.26 ID: ID:5dMW3aMX0

尿意キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:17:25.73 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「…っ……」ぶる…

純一「?」

梨穂子「え、あれ…今の……」きゅん!

梨穂子「ッ~~~~!!?」ビクビク!

純一「ちょ、梨穂子? どうした急にっ? 変に震えてるけど…!」

梨穂子「ま、待って…純一…ちょっと、だけ…待って……」ぎゅっ

純一「な、なんだ? どうしたっ?」

梨穂子「………」

純一「…梨穂子?」

梨穂子(い、言えない! お、おしっこがしたいなんて…っ!)

171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:20:58.40 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「おい大丈夫か? すぐに下ろすから待ってろ…」

梨穂子「ま、待って純一!」

純一「ど、どうした?」

梨穂子「っ……えっとね、そのね……下ろしちゃうとね…?」

純一「降ろしちゃうと?」

梨穂子「わ、わたし…その衝撃ていうのかなっ…それが来ちゃうとね…っ?」ブルブル

純一「……?」

梨穂子「……ムリイエナイ」

純一「なんだよ! 衝撃が来ちゃうと何なんだ!?」

梨穂子「ご、ごめんなさいぃい~~~!! で、でもっ…言えないのっ…言ったら恥ずかしくてっ…その…っ」

172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:25:08.47 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「恥ずかしい!? な、なんだ恥ずかしいって!」

梨穂子「は、恥ずかしいものは恥ずかしいのっ! だ、だから…純一…えっと…だからねっ?」

梨穂子(あ、あれっ? でもどうしたらいいんだろー!? トイレに行くためには降りなきゃ駄目…)

梨穂子(でも降りたら…衝撃でも、もらしちゃう…!)

純一「…梨穂子」

梨穂子「ひゃいっ!?」びくぅ!

純一「なにか大変なことが起きたんだな?」

梨穂子「え…そ、それは…」

純一「僕と梨穂子の仲じゃないか。分かるよ、それぐらい」

梨穂子「じゅ、純一……わ、私……」

173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:29:05.86 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「言ってみろ。大丈夫だ、僕はちゃんと真面目に聞いてやる」

梨穂子「真面目にって…」

純一「任せろ。お前の幼馴染は……やるときはやるんだ!」

梨穂子「純一……」

梨穂子「……あ、あのね。その、ね?」

純一「おう」

梨穂子「………といれしたいの…」ぼそっ

純一「うん?」

梨穂子「と、ととと……おといれ……したい、の」かぁあああ

純一「な、なんだって…? それは本当か、梨穂子!?」

梨穂子「ううっ……」

純一「それで衝撃は駄目だと…なるほどな、わかった。じゃあこのまま担いでトイレにいくか」

174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:32:09.31 ID: ID:SQ36opTT0

ある程度の年越えて肩車って恥ずかしいよね

175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:32:15.06 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「え…だけどそれじゃあ純一が…!」

純一「平気平気…大丈夫だ! トイレまで運べるって!」

梨穂子「純一ぃ…!!」

純一「じゃ、じゃあ行くぞ」すた

梨穂子「う、うんっ! ありがとじゅ──」

ドクン!!!

梨穂子「──だめぇ!」ぎゅっ

純一「うわぁ!? な、なんでだ!」

梨穂子「はぁっ…はぁっ…い、今の……危なかった……」

純一「え……? 歩く衝撃も駄目なの、か?」

176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:37:29.71 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「…………」

純一「そんな…それじゃあ打つ手なしじゃないか……」

梨穂子「…純一、いいんだよ」ぼそ

純一「え…?」

梨穂子「このまま…私を地面に放り投げて、いいよ」ぎゅっ

純一「ば、馬鹿なことを言うなよ! そんな危険なことするわけ無いだろ!」

梨穂子「で、でもっ…それじゃあ純一が……純一が…私の……」

純一「っ……」

梨穂子「もう…我慢の限界…なんだよ…純一には汚れてほしくない…」ぶるるっ

純一「………」

梨穂子「ほら…黒猫さん…地面に降りて…」

にゃーん シュタ!

177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:40:43.51 ID: ID:u6V7w9hW0

半回転して直飲みすればいいんじゃね?

178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:43:42.91 ID: ID:r0gah5GY0

>>177
それだ

179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:46:27.93 ID: ID:SQ36opTT0

立ち飲みか
粋だな

180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 16:59:30.05 ID: ID:VE7gYL1E0

田中さんの失禁を見るまで死ねん

183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:21:29.95 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「梨穂子…」

梨穂子「純一…んっ…はやくして、お願いだから…私のがまんもそろそろっ…ひぁあ!?」びくぅ!

純一「………」

梨穂子「はやくして純一…っ! 純一はなにも悪く無いからっ! 私が全部悪いから…っ」ぶるっる

梨穂子「私を放り投げてよぉ……」びくん!

純一「…ああ、わかった」

梨穂子「っ! そ、そっか…うん…ありがと純一…ぐすっ…」

純一「僕は死んでも離さない」

梨穂子「……えっ…?」

純一「もう一度言うぞ梨穂子」ぐいっ

純一「──僕は死んでも、お前を離したりはしないっ!」

185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:29:54.55 ID: ID:ZY+RzvYj0

梨穂子「なにを…言ってるの…?」

純一「……」ぎゅっ

梨穂子「だめっ…駄目なんだってばぁ! このままじゃっ…もうっ、でちゃ…うっ…」ぶるるっ

純一「良いんだ…梨穂子…」

パタタ ポタポタ…

梨穂子「ぁ…ぅ…」ふるふる

純一「これでいいんだ…」

梨穂子「ごめ…なさい……こんな、ひぐっ……ごめん…なさい…」チョロョロ…

純一「──これで良いんだ、梨穂子」

ちょろろろろ……ぴしゃぴしゃっ

純一「これで全てが解決だ…」きりっ

186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:32:14.01 ID: ID:qucMYQkzi

きりっじゃねーよ

187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:34:54.91 ID: ID:ZY+RzvYj0

(──これは……なんていうことだ……)

サラサラ…

(──冬間近という空に…花が散っておる…)

サラサラ…キラキラ…

(なんて儚く、そして綺羅びやかに散る花だろう……そして)

純一「……」にっこり

(あの少年の笑顔──全てを受け入れた者だけが出来る笑みだ──)

(──ふふふ、私も年をとるわけだ…)すたすた…

黒猫(アデュー…Gentleman…)

>今朝に戻る

189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:37:22.85 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「不思議な出会いをしたような気がするよ。じゃあ次だね、後二人!」

純一「遠目で>>200にしよう。おさるさんが怖いんだ、うん」

191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:38:29.87 ID: ID:aAOA3MX1i

192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:39:03.51 ID: ID:aAOA3MX1i

193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:40:01.81 ID: ID:Td45fJPf0

194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:41:39.65 ID: ID:NqrI843f0

七咲

195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:41:44.70 ID: ID:E5y7eO0O0

七咲

196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:42:15.64 ID: ID:XMDoxChq0

るっこ先輩

197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:42:20.11 ID: ID:E5y7eO0O0

七咲

198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:42:56.19 ID: ID:XMDoxChq0

るっこ先輩

199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:42:56.26 ID: ID:E5y7eO0O0

七咲

200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:42:57.32 ID: ID:SQ36opTT0

七咲

204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:43:29.61 ID: ID:E5y7eO0O0

>>200
よくやった

206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:44:27.87 ID: ID:n6l2uaOf0

痴女キタキタキター

208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:46:58.78 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「…七咲か、少し予感していたんだ。この子じゃないかなって」

トュルルルン!

純一「さて、心して挑むとするか───」

市民プール

七咲「せんぱーい」

純一「ん?」

七咲「さっきから何、ボーッとしてるんですか。早く泳ぎに行きましょうよ」ウズウズ

純一「ちょっと考え事をね…それにしても七咲、早く泳ぎたそうだね」

七咲「勿論です。水泳部として、泳げるものなら何時でも泳ぎたいですから」

純一「なんていうプロ根性だ…」

七咲「プロじゃないですけどね、さて、行きましょうよ先輩」

211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:50:40.37 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「う、うん」すたすた

七咲「それにしても…ここ人が少ないですね」

純一「そうだね。近くに温水プールの凄い所があるみたいだし、皆そっちに言ってるんじゃないかな」

七咲「そういうことですか。じゃあ今日は貸し切りですね、ふふっ」ぐいっ

純一「ちょ! 七咲走ったら危ないって…!」

七咲「へーきです! ほら、先輩もはやくー!」たたたっ

ばっ! ばっしゃーん!

七咲「ぷはぁ! ほら、先輩も!」

純一「水泳部の風上も置けないな…よいしょっと」ザッポーン!

212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:55:00.00 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「ぶはっ! はぁ…はぁ…あれ? 七咲?」

七咲「こっちでーす! 先輩ぃー!」ふりふり

純一「もうあんな所に…泳いでいったのか…」ざばざば…

七咲「凄いですね。本当に人が居なくて、泳ぎ放題ですっ」

純一(嬉しそう)

七咲「先輩、どうします? なにか泳ぎ方でも教えましょうか?」

純一「おお、いいね。出来ればバタフライとか教えて欲しい!」

七咲「ふふ、先輩らしいですね。いいですよ、じゃあみっちり教えてあげますから覚悟してください?」

純一「お、おおう!」

二時間後

純一「ぶくぶくぶく」

七咲「もーなんで拗ねるんですか」

215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 17:59:10.41 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「…だって全然泳げないからさ」

七咲「筋は悪くないんですけど……うーん」

純一「はぁーでも楽しかったよ。結構、こういうのも楽しいもんだね」

七咲「本当ですか? たのし…かったですか?」

純一「うん!」

七咲「そうですか…えへへ」

純一(嬉しそうだ)

七咲「だいぶ時間も過ぎたようですし…そろそろ上がりませんか?」

純一「そう? じゃあ上がろっか」ざぱざぱ…

七咲「はい」

ぶるるるっ

七咲「っ……!」ぴくん

216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:03:18.19 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「うん? どうかした七咲?」

七咲「え? いや…別になにも…」もじもじ

純一「…もしかして足でも攣ったのかな?」

七咲「そんなワケありません! これでも水泳部ですよっ?」

純一「あはは。冗談だよ、でもどうしたの?」

七咲「……えっと…」

純一「あ、もしかして──トイレしたくなったとかかな?」

七咲「!」びくん

純一「あれ? あたり?」

七咲「……そ、その…ハイ、少し…」かぁああ

217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:06:49.40 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一(顔が赤いや。というか本当にトイレに行きたかったんだ…)

七咲「へ、変なコト言ってしまってすみません…ちょっと急いで上がりますねっ」ざぱざぱ!

純一「待って七咲!」

七咲「…はい?」

純一「大丈夫じゃないか、七咲。平気だよ全然」

七咲「な、なんですか? いきなり何を…?」

純一「ここはプールだよ。それに誰も人が居ない…それって好都合じゃないかな?」

七咲「あの、先輩、それって」

純一「あはは。よく小学生の頃とかやっちゃってたんだよね、七咲も経験ない?」

七咲「あっ…ありません! なんてことしてるんですかっ!」

220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:08:37.37 ID: ID:x8jWamLl0

七咲はアマガミ一漏らすのが似合うキャラだと思う

221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:09:17.68 ID: ID:5Mieaa+1i

七咲は痴女かわいい

222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:11:43.70 ID: ID:UtWXlfKs0

七咲が失禁したら教えて

223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:13:37.05 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「昔の話だって、それで七咲はどうするの?」

七咲「えっ?」

純一「やってみる? 意外と気持ちいいもんだよ」

七咲「………」

純一(なんておちょくってみたけれど。ふふふ、流石に七咲でもこれは──)

七咲「……いいですよ」

純一「へっ?」

七咲「ここで……するんですよね、プールの中で」

純一「ちょ、ちょっと待って!」

七咲「……どうかしましたか?」ちらっ

純一「うーんっと、良いの?」

七咲「先輩が…やれっていうなら……」

224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:15:38.75 ID: ID:VE7gYL1E0

※普通の女の子なら断ります

225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:16:36.60 ID: ID:SQ36opTT0

普通じゃなくてもいいじゃない
可愛いんだもの

226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:16:47.59 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一(えぇー! 確かにやってほしいけど…いやいや! 違うよ!)

七咲「……」モジモジ

純一「その、僕はー……別に構わないっていうか、でも、その」

七咲「先輩」ずいっ

純一「うわっ」

七咲「…もうちょっと近くに来てもらえますか、その、他の人に見られたら恥ずかしくて」

純一「えっ! あ、うん!」

七咲「…はい、いい感じです。ありがとうございます」

純一(近い! 七咲の肌が何度もこすれあって…ううっ!)

七咲「先輩? 大丈夫ですか?」

純一「うんっ! 平気だよ!」

227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:20:59.31 ID: ID:hDZmABZIP

天才だろお前

228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:21:20.88 ID: ID:ZY+RzvYj0

七咲「それと…もう1つだけ」

純一「うんっ? なにかなっ?」

七咲「腕を掴まさせてもらっても……いいですか?」

純一「おっ…お安いご用さ!」

七咲「…はい」ぎゅっ

純一「っ……」ドッドッドッドッ

七咲「……んっ」

純一「えっ? あ、今でてる……の?」

七咲「い、いえっ……あの……ちょっと恥ずかしくて……すみません…」

純一「そ、そうなんだ……」

七咲「……あ…」

純一「っ!」

七咲「んんっ……んあっ……」

229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:26:23.62 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「…出てるの…?」

七咲「んっ……はい…出てます…」

純一「そ、そうなんだ……うん…!」

七咲「あっ…っ…ぁ……」ぴく…ぴくぴく…

純一(なんていうことだ…気のせいだろうけど…暖かい水流が僕の腕に…)

七咲「……終わりました」すっ

純一「う、うん! そ、それでそのー……どうだったかな?」

七咲「………」もじっ

純一「七咲?」

七咲「ちょっとだけ……きもち、よかったですね、ハイ」かぁぁあ

純一(この子凄いよ)

231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:31:29.97 ID: ID:ZY+RzvYj0

七咲「………」ぱしゃぱしゃ!

純一(あ、かき混ぜてる)

七咲「こ、これで十分ですかっ? 先輩は満足しましたっ?」

純一「ま、満足だよ…いや満足ってのはおかしいけど…」

七咲「……もうこんなこと、恥ずかしいんですからやらせないでくださいねっ」

純一(最初は冗談のつもりだったけどね…)

七咲「あっ…っ……えっと、その、先輩……」チョンチョン

純一「な、なにかなっ?」

七咲「…すみません、まだ、少しだけ」ぶるるっ

純一「えっ? ま、まだするのっ?」

233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:35:16.57 ID: ID:ZY+RzvYj0

七咲「は、はい…」ぴくん

純一「えぇー!? じゃ、じゃあ早くトイレに…!」ばしゃっ

七咲「先輩っ」ぐいっ

純一「ふぇっ?」

ぎゅっ!

七咲「っ……」ぎゅううう

純一「ちょ、七咲!? こんな抱きついてたら、流石に───」

七咲「ん…っ」

純一「…あ」

じわわ…

純一(海パンに何か染みて、きて、これはっ)

七咲「ぁ……っ……ぅ……」ブルブル…

純一(七咲の身体が小刻みに揺れてる…)

234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:35:47.09 ID: ID:VE7gYL1E0

七咲は変態だなあ!!!

235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:35:56.68 ID: ID:fKbqyUuM0

七咲はどこで道を間違えたんだ可愛い

237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:37:55.08 ID: ID:SQ36opTT0

どういう意味で気持ち良かったか細かく聞きたいですねえ

238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:38:14.32 ID: ID:AgdqCWfGP

七咲ルートまだやってないんだがやろうかな

239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:41:19.53 ID: ID:ZY+RzvYj0

七咲「……おわりました…これで終わりです…」ぶるっ

純一「ご、ご苦労さまです」

七咲「その…」ぱしゃぱしゃ

純一「う、うん」

七咲「……ふふ、気持ちいいですね。本当に」

純一「だ、だよね! 僕もしよっかなーなんて…」

七咲「……」じっ

純一「冗談だってば! うんっ! 冗談冗談!」

七咲「いいですよ、先輩」ぎゅっ

純一「えっ?」

七咲「こうやって…私が見てますから、どうぞ、してみてください」

七咲「ねっ? 先輩?」

>今朝に戻る

240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:42:50.66 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「ンハァッ!? な、なんだ…今までで一番凄いことをしてしまった気がするよ…!!」

純一「ん? 予定を確認すると……どうも後、四人は行けるみたいだね」

純一「>>250にしようかな、次は」

242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:44:53.76 ID: ID:VE7gYL1E0

田中さん

243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:45:23.93 ID: ID:sGh8Slcj0

ksk

244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:45:26.07 ID: ID:Z4QhllFa0

245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:46:11.35 ID: ID:XMDoxChq0

るっこ先輩

246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:46:34.45 ID: ID:ro3EQeQL0

塚原先輩

247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:47:11.39 ID: ID:ysm4vX4l0

絢辻さん!

248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:47:19.12 ID: ID:e6l9kSA50

絢辻さん

249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:47:22.53 ID: ID:XMDoxChq0

飛羽先輩

250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:47:24.00 ID: ID:VE7gYL1E0

田中さん

253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:51:44.22 ID: ID:ZY+RzvYj0

純一「たんぽ、田中さんだね! よし分かった…」トュルルルン!

純一「さて、どうなるのだろうか…」

教室

田中(あ。トイレしたい…)ぶるっ

田中(また変なタイミングだよ…はぁーあ、今授業中なのに…)

田中(でも、救いなのは──今が自習時間ってところかな?)

田中「で、でも……」もじもじ

シーン

田中(この静けさの中で…トイレ行くなんて無理だよぉ!)

254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:52:34.80 ID: ID:VE7gYL1E0

教室か
いいな、レベル高いぞ

255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:53:32.55 ID: ID:cLXTECP+i

誰かにペットボトルにして貰いたいな

256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:53:57.57 ID: ID:fKbqyUuM0

俺がペットボトルになろう

257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:55:21.91 ID: ID:SQ36opTT0

いやここは俺が

258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:57:22.50 ID: ID:TX+QKtNG0

田中さんはあくまでも地味に普通に漏らすべき

259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:57:23.45 ID: ID:ZY+RzvYj0

田中(ど、どうしよおー……もうちょっとだけなら我慢できそうだけど…)キョロキョロ

田中(だ、誰か私の異変に気づいてっ…お願い…っ!)

純一「うん?」

田中「…あ」

田中(た、橘くん! 良かったなんて奇跡だろー…橘くん! お願い気づいて!)パチッ パチッ

純一(なんでウィンクしてるんだろう…目にゴミが入ったのかな)

田中(あ、あれー? 気づいてくれない…合図が足りないのかな…)

純一「……」てへぺろ

田中(…? なんで変顔してるんだろう橘くん…? 出来れば保健室に連れてって欲しいのだけど…)

純一(あれ? 可愛さ勝負じゃなかったのかな? ふーむ、じゃあ一体なんだろうか…)

260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:57:56.77 ID: ID:49T36SK20

てへぺろ
じゃないよ!!

261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 18:59:55.04 ID: ID:cLXTECP+i

紳士はかわいいなあ!

263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:02:37.11 ID: ID:ZY+RzvYj0

田中(じゃあ…こうやってみるとか!)ぐぃい…

田中(お腹を抑えるポーズ! うっく、地味に…お腹に響いちゃった…限界がきちゃう…気づいてお願い!)

純一「……ッ!」

田中(おー? あの表情、気づいてくれたかなっ?)

純一「……」すっ…

田中(立ち上がったー!)

純一「フン!」ピッシィィィイイ!

田中「…え」

純一「よし」ガタタン

田中(なにが、よしっ! なのかなっ?! 今のポーズはなんなのー!? えっ!?)

純一(マッスル見せてよ橘くん…その合図、しかと受け取ったよ!)グッ!

265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:08:28.31 ID: ID:ZY+RzvYj0

田中(駄目だ何も分かってない顔してる! くぅうっ…あっ…だめっ…お腹が……)きゅううんっ

田中(ど、どおしよっ……だめ、声をだせばそれでいいんだろうけどっ…)

田中(──既に歩くことすら困難になりかけてるっ…!)モジモジ

田中(えっ? えっ? 本気でどおしよっ!? 授業が終わる時間は……っ)

田中(あと……十分……?)サー…

純一「……ふーむ」

純一(ここまで乗ってみたものの、授業中におふざけする性格かな? 田中さんって)

純一(薫じゃあるまいし…もしかして何か別の意味があったとか)

純一「……もう少しだけ観察してみよう」

田中「っ……んぐっ……!」プルプル

田中(今…どれだけたったの…? え……二分しかたってない……?)

田中(うそでしょ……そんなの…あと八分も…もつわけ無いよぉ…)

267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:12:22.39 ID: ID:ZY+RzvYj0

ご飯くう

270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:16:31.45 ID: ID:cLXTECP+i

田中さん8分もたないって言ってるのに飯食い始める>>1は鬼畜

271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:21:34.97 ID: ID:cLXTECP+i

落ちたら困る

272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:23:27.53 ID: ID:TX+QKtNG0

保守すればいいのだな

274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:30:18.70 ID: ID:cLXTECP+i

食後の一杯はもちろん…!

275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:31:15.42 ID: ID:VE7gYL1E0

田中さん茶か

276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:37:40.43 ID: ID:cLXTECP+i

わぁお

277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:38:30.32 ID: ID:fNzkYlCl0

この>>1紳士過ぎる

278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:45:24.82 ID: ID:cLXTECP+i

絢辻さんは

279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:46:59.16 ID: ID:sGh8Slcj0

胸のない

280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:52:05.17 ID: ID:fNzkYlCl0

素敵な

281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:52:06.67 ID: ID:UAuOwaZX0

心貧しい人です

282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:54:42.86 ID: ID:rkpHa5Jv0

誰が胸のない裏か表か判らない素敵な人ですって?

283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:56:21.99 ID: ID:ABKSMFF90

七咲の話を読んで天才ってほんとにいるんだなって思いました

284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 19:58:28.21 ID: ID:61iMCShIi

田中さんはたんぽぽ可愛いのに、可哀想な出番しかないんだよなぁ…

287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:07:05.23 ID: ID:cLXTECP+i

なくても俺が揉んで大きくするから何も問題ないな

290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:19:47.51 ID: ID:cLXTECP+i

飯長いな…
田中さんが膀胱炎になっちゃう

291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:24:51.97 ID: ID:sXsiJ8vE0

いまからかく ありがとう

292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:27:25.15 ID: ID:sXsiJ8vE0

モバイルだからid変わってまする
かきますわ

293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:30:51.77 ID: ID:fNzkYlCl0

よし、続けたまえ

294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:31:07.42 ID: ID:cLXTECP+i

漏れるところだったよ

295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:32:21.86 ID: ID:fedW9yto0

おかえりー

296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:36:20.13 ID: ID:sXsiJ8vE0

田中「ううっ…」

コトリ…

田中「…う? なんだろ何か転がってきた…?」

田中(これって消しゴム…?)

「──田中さん…田中さん……」ぼそっ

田中「ひゃっ…え…橘くん…?」

純一「やあ、どうも」こっそり

田中(どうしたのっ? こんな所まで来て…っ)

純一(消しゴムを拾うとみせかけて、田中さんの様子を見に来たんだ)

田中(橘くん…っ…ありがと…なんてお礼言ったらいいのかなっ…!)

純一(もう大丈夫だよ、安心してね)グッ!

田中(うん…うん…っ)コクコクッ

純一「──僕が皆に助けを呼んであげるから!」

297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:40:20.36 ID: ID:sXsiJ8vE0

田中「…え?」

純一「皆聞いて欲しい! 田中さんの具合が悪いみたいなんだ…!」

「え、ホントに?」

「マジかよ。誰か保険委員は?」

薫「へっ? 恵子! 大丈夫なの!?」

梅原「そりゃマジか橘? はやく保健室連れってやらねーとな…」

純一「うん! だから絢辻さん! 田中さんを連れってあげないと!」

田中「はわわわ…!!」

田中(た、橘くん騒ぎを大きくさせすぎっ! ち、違うんだよおっ! そうじゃなくって、ただ、保健室に連れって…そこから……っ)ぶるるっ

田中「あ……でっ…」

チョロロ…

300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:42:40.42 ID: ID:cLXTECP+i

皆の注目を集めた上で漏らすところを見せるなんて流石…!

301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:44:09.56 ID: ID:fedW9yto0

公開お漏らしキタコレ

302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:44:31.15 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「……ん?」

薫「ほらほら! アンタ達退きなさいよ! 恵子が通るのに邪魔じゃない!」

「んだようるせーなもじゃんこが」

薫「…あ”?」

梅原「ちょっと待って! 何喧嘩になりかけてんだお前ら! 前の1件はもう済んだ話だろ!」

「ちょ、押さないでよ! 足踏んでるんだけどぉ!?」

「お、おい! やめろって! 破けるから教科書!」

薫「アンタまだアタシに喧嘩売ってるわけ? 良い度胸じゃない、きなさいよ」

梅原「だぁーっもう! やめろって棚町! おい大将! こっち止めてくれ!」

ガヤガヤ ざわざわ! ざわ!

純一「た、田中さん…」

田中「ひっく…ひっく……」ぶるぶる

303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:47:57.87 ID: ID:VE7gYL1E0

ある意味完璧な仕事をした橘さん

305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:51:10.30 ID: ID:sXsiJ8vE0

田中「もうおわりだよぉっ…こんなっ…こんなっ…教室の真ん中でわたしっ…」ちょろろろ…

ちょろろ…ぴちょん!

田中「こんなことして、学校生活送れないっ……うわぁあああんっ…!」

純一「……」

十年前

『ネットで跳ねたボールはどちらに落ちるか…それは神しかしらないんだ』

純一「どーいうことおとーさん?」

『そこからは神の領域だ。私達では知ることが出来ない領域なんだ』

純一「へぇー」

『という風に漫画に書いてあった。かっこいい言葉だったから使いたかっただけだ、すまん』

純一「ふーん」

純一「……漏らしてしまったのか…」

田中「ううっ…」

308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:54:08.66 ID: ID:ysm4vX4l0

なに、飲んでしまえば問題はない

310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:54:58.54 ID: ID:SQ36opTT0

証拠が無くなればバレない

311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:55:45.28 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「………田中さん…」すっ

田中「ひっ! あっ…橘くん…コレは違うんだよっ…これは…っ」ぎゅっ

純一「まだ…わからない…わからないんだ、どうなるかは」すっ

がばぁ!

田中「ふぇっ!?」

純一「──行くよ田中さん……ネットにはねたボールは……アッチ側に落ちてもらうんだ!」

田中(おひめさま、だっこ?)

純一「みんな落ち着くんだ! これがっ…この田中さんの涙が見えないのかい!?」

薫「え…」

梅原「田中さん…っ」

田中「…え、えっ…?」

312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:58:11.30 ID: ID:cLXTECP+i

まさかの窓から放水

313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 20:59:03.26 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「これは…みんなが争ったために起こった涙なんだよ…! なのに皆はまだ争うっていうのかい!?」

田中「……」

「──とりあえず落ち着いて、みんな」

田中「あ…」

「授業は後五分で終わるけれど、それでも、ちゃんと真っ当に過ごさなきゃ駄目なの」

絢辻「──そうでしょう? 橘くん?」

純一「うん、そうだよ! みんな争ってちゃだめだ! いいかいっ? 田中さんは僕がつれいていく!」だだっ

田中「きゃっ」

純一「みんなはちゃんと反省しておくんだ! …それでは絢辻さん、後はよろしくね」

たったった…

314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:02:09.25 ID: ID:sXsiJ8vE0

薫「そ、そうよね……なにを争ってたのかしらアタシ達…」

梅原「ほら、お前ら。乱れた机片付けるぞ」

ガタガタ…

「…あれ? あそこ何か濡れてね?」

「あー確かに、でもあれって…確か田中さんが座ってた所じゃ…」

「もしかして──……」

絢辻「…涙よ」

「涙!? あの量の!?」

絢辻「そう、涙──田中さんの涙よ」

「…そんなに泣いてたのか田中さん…」

「わかってあげられなくて…ごめんなさい…」

絢辻(案外騙せるものね)

315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:03:00.82 ID: ID:sWZCdhFM0

絢辻さんは

316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:03:30.57 ID: ID:61iMCShIi

素敵だわ

317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:03:38.58 ID: ID:UtWXlfKs0

なんだ涙か

318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:06:02.41 ID: ID:cLXTECP+i

涙なら舐めるしかないな涙じゃ
俺はあくまで涙を舐めるんだからね?

319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:06:58.82 ID: ID:sXsiJ8vE0

キーンコーンカーンコーン

絢辻「…チャイムね、次の授業は移動教室よ! 後はもういいからみんな、ほら! 移動する!」パンパン

絢辻「……橘くん、戻ってきたらちゃんと後片付けよろしくね」

~~~

純一「ごめんね、本当にごめん…田中さん…」

田中「あ、うん…えっと…私こそごめんなさい…」

純一「…わかってあげられなくて、その」

田中「勝手に頼った私も悪いよぉ……うん…ぐすっ…」

純一「…じゃあトイレ行こうか?」

田中「えっ? あ、そっかトイレに行こうとしてたんだっけ…いろいろあったから忘れて──」キュウン!

田中「あ…」

純一「と、トイレー! トイレはやく!」

ぴちょん!                         >今朝に戻る

320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:08:26.55 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「あれ? 何も記憶に残ってない…どうしてだ? うん? だけど謝りたい気分だ…とってもね…」

純一「次にいこうかな…>>330です>」

321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:09:37.17 ID: ID:OJ+owTOD0

絢辻

322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:10:04.54 ID: ID:61iMCShIi

塚原先輩

323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:10:24.76 ID: ID:Td45fJPf0

紗江ちん

324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:10:27.94 ID: ID:74wakeRm0

素敵な人

325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:10:38.14 ID: ID:2Lld6Q910

塚原先輩

326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:10:46.12 ID: ID:61iMCShIi

塚原先輩

327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:19.94 ID: ID:UtWXlfKs0

絢辻さん
はまだ取っておこう
香苗さん

328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:20.07 ID: ID:ysm4vX4l0

絢辻

329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:24.31 ID: ID:cLXTECP+i

裏表のない素敵な人

330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:25.76 ID: ID:5resUNVq0

塚原先輩

331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:25.93 ID: ID:ro3EQeQL0

塚原先輩

332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:11:30.82 ID: ID:61iMCShIi

響ちゃん!!

333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:12:04.78 ID: ID:fNzkYlCl0

響鬼さんキターッ

334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:12:08.86 ID: ID:61iMCShIi

よっしゃ来たこれ

335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:13:34.01 ID: ID:fKbqyUuM0

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
塚原先輩踏んでくださいお願いします

336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:14:39.30 ID: ID:cLXTECP+i

ラヴリー先輩もまた漏らしていいんですよ?

337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:16:34.15 ID: ID:Td45fJPf0

響ちゃんが漏らすならぼくも漏らす!!

338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:16:38.46 ID: ID:UtWXlfKs0

スト子
ラブリー
高橋先生
みゃー
梨穂子
七咲
田中さん
ひびきちゃん←イマココメインヒロインが半分ってどういうことだよwww

339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:19:19.71 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「塚原先輩か…なるほどね」トュルルルン!

純一「これは大荒れの予感だぞぉ!」

卒業式 当日 三年教室廊下

純一「……」そわそわ

塚原「あら。キミは…」

純一「あ、塚原先輩!」たたっ

塚原「どうしたの、こんなところで。はるかに用事?」

純一「い、いえ! 違います! つ、塚原先輩に用事があってきました!」

塚原「私? へぇーなにかしら…ボタンならあげないわよ? 全部はるかに上げる予定だから」

純一「………」じっ

塚原「…結構大事な話みたいね」

340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:22:46.38 ID: ID:sXsiJ8vE0

校舎裏

塚原「それで、一体何の用事なのかしら」

純一「……塚原先輩」

塚原「うん?」

純一「ぼ、僕と付き合ってください! 結婚前提で!」ばばっ

塚原「……へ?」

純一「貴女と出会ってから! 僕は…ずっと塚原先輩のことばかり考えてました!」

塚原「っ……」

純一「何時かちゃんと告白する、なんて決めてたのに…卒業式当日にまで出来なくて…」ぐっ

塚原「橘くん…」

純一「だけど決めたんです! 先輩…僕と付き合ってください!!」

342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:24:17.88 ID: ID:ysm4vX4l0

なんという一大シチュエーション

343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:24:20.92 ID: ID:cLXTECP+i

ほう?

344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:24:47.65 ID: ID:5resUNVq0

素晴らしい

345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:25:05.49 ID: ID:61iMCShIi

ここまで良い話

346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:27:20.05 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「えっと……」

純一「っ…!」ぐぐっ

塚原「その、どうして私なの? はるかとか、七咲とか、もっといい子で可愛い子は知り合いでいるのに…」

純一「何言ってるんですか! 先輩は可愛いです! 一番です!」

塚原「い、一番っ? 私が…?」

純一「はい! そのスラッとした目つきとか、繊細でサラサラな髪質とか…あと、後輩思いで優しいところもあって…」

塚原「ま、待って橘くん…! それ以上は言わないで…!」かぁぁ

純一「は、はい? そうですか? まだ言い足りないんですけど…」

塚原「…キミの気持ちは十分伝わったわ。えっと、それで…」もじっ

純一「はい! なんですか!?」

塚原「…つ、付き合いたいってのは…私と…本気でってこと…?」

347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:28:26.24 ID: ID:SQ36opTT0

ちょろいな

348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:29:28.21 ID: ID:Td45fJPf0

ひびきちゃんかわいい!

349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:31:34.99 ID: ID:llE43LnS0

やっぱひびきちゃんが一番可愛いなー
嫁にしたい

350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:31:59.48 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「本気以外にありません! 不純な気持ちなんて…!」

塚原「あ……ごめんなさい、違うの、ただ少し不安で」

純一「不安ですか…?」

塚原「キミのね、気持ちは凄く分かったわ。けれど、私はもう…卒業するの」

純一「っ…はい」

塚原「キミは…この学校から居なくなる私を…す、好きでいられるのかなって…」

純一「そんなのっ…」

塚原「え?」

純一「そんなの決まってるじゃないですか! 僕は覚悟のうえです! どんなに離れてても、先輩のことを好きで居ます!」

塚原「………」ドキン

純一「絶対にです!!」

352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:35:09.77 ID: ID:sXsiJ8vE0

数分後

たったったった……

塚原「はぁ…はぁ…どうしよ…私…」

塚原(答え言わずに逃げて来ちゃった──!)ズーン…

数分前

純一「だから僕と…付き合ってください!」

塚原「っ……橘くん、でもね私は…!」

純一「………」ぐぐっ

塚原「その、えっと、でも……ええー…なんで私なのっ…?」わたわた

純一「…塚原先輩?」チラッ

塚原「っ!!」ドキン

くるっ だだだっー!

353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:39:35.18 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「つ、塚原先輩!? 何処に行くんですか!?」

塚原「っ!」ビューン!

純一「速いっ……僕は待ってます!! ここで卒業式の後に!! 待ってますから!!」

現在

塚原「なんて…なんて私は酷いことを…ううっ…やっちゃったわ…っ」

塚原(待ってるって、言ってたわね彼。卒業式の後、校舎裏で)

塚原「…覚悟決めなくちゃダメよ、ひびきっ」パンパン!

塚原「ふぅ…」キリ!

塚原「…少し落ち着くために、お茶でも飲んどこう…」ゴクゴク

卒業式

『卒業生、入場…』パーンパカパーン

354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:39:51.52 ID: ID:5Mieaa+1i

ひびきちゃんかわいいよひびきちゃん

356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:44:01.25 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「……」すたすた

塚原(この体育館に入るのはこれでオシマイ──学生としての最後の瞬間…)

塚原(そして次の段階へと進むための儀式。私はそれを受け入れるために──ここに居る)

塚原「ここに…いるのだけれど…」

ぶるるっ

塚原(っ……と、といれ…したい…っ)ぎゅっ

塚原(こ、このタイミングで…うそでしょう…ほんっと…なんでこうなるの…!)ぶるぶる

塚原(これも…橘くんの告白をキチンと答えなかった罰なのかしら…)

塚原「んっ…!」ぴくん

森島「あっれー? ひびきちゃん、もう泣きそうなのー?」

357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:45:22.56 ID: ID:cLXTECP+i

卒業証書貰ってまさかの嬉しょん

358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:45:55.25 ID: ID:SQ36opTT0

伝説になるな

360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:47:26.24 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「…はるか。ちゃんと列に戻りなさい、みんな見てるわよ…」

森島「変わってもらったの! ふふふ、みんなやっぱり最後は仲がいい人といたいじゃない?」

塚原「はぁー…」

森島「あ、ほら! 橘くんがいるよっ? あそこあそこっ」

塚原「えっ?」

純一「あ…!」フリフリ!

森島「必死に腕振って…ああ、もう! ワンちゃんみたいよね~」

塚原(橘くん…)

塚原「……」フリフリ

純一「っ!」ブンブン!

塚原(凄く嬉しそうね…)

362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:52:06.85 ID: ID:sXsiJ8vE0

数十分後

塚原「……っ」モジモジ

塚原(…だいぶ抑えることが出来たみたいね。衝動も低くなって、安定している)

塚原(けれど、ああっ…もう……あれがあるのよね…!)

『創業証書授与』

塚原「…やるしかないわ」ゴゴゴゴ

森島(わお! ひびきちゃんの気合凄いわあ~!)

『──塚原響』

塚原「……はい」すっ

塚原(っ……あっ…うっ…! き、来たわ…この衝動……いっ…)ぶるぶる

塚原「…我慢よひびき…」ぎゅっ

363ていせい2013/09/04(水) 21:53:36.32 ID: ID:sXsiJ8vE0

数十分後

塚原「……っ」モジモジ

塚原(…だいぶ抑えることが出来たみたいね。衝動も低くなって、安定している)

塚原(けれど、ああっ…もう……あれがあるのよね…!)

『卒業証書授与』

塚原「…やるしかないわ」ゴゴゴゴ

森島(わお! ひびきちゃんの気合凄いわあ~!)

『──塚原響』

塚原「はい」すっ

塚原(ひあっ……あっ…うっ…! き、来たわ…この衝動……いっ…)ぶるぶる

塚原「…我慢よひびき…」ぎゅっ

すたすた

塚原(──イケる! このまま何も無ければ……!!)

364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:54:14.49 ID: ID:Gf+Ya/2n0

響ちゃん創業したの?

365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:55:02.39 ID: ID:Z4QhllFa0

イクのか

366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:55:05.04 ID: ID:cLXTECP+i

おしっこ販売

370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:00:24.67 ID: ID:SQ36opTT0

>>366
繁盛しすぎて脱水になっちゃうよ

367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 21:58:01.83 ID: ID:sXsiJ8vE0

『──卒業を認める』

塚原「はい!」すっ

塚原(いいわ! あとは降りて席に座るだけ──)

森島「ひっびきちゃ──ん!! かっこいいわよ───!!」

塚原「っ……ぇ…?」びくん

塚原(はる、か? なに声に驚いて、気が緩ん)チョロ…

塚原「ッ──!!」ギュンッ!

ロ…きゅっ!

塚原(た、保った…! セーフよ! 今のはセーフ!)ぶるるっ

塚原(だ、大丈夫…んっ……平気、出てない! 平気大丈夫!)ガクガク

369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:00:01.06 ID: ID:5resUNVq0

壇上おもらしかと

371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:03:23.27 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「塚原先輩…震えてるよ…」

純一(やっぱり来るものがあるんだろうな…しっかりして、かっこいい人だけど)

純一(ああやって泣きそうになって、女の子なんだ…)ホロリ

塚原「はぁっ…はぁっ…うっ…」ストン

塚原(あぶ、なかったわーっ……堪えた、ちゃんと堪えた……後で確認しなくちゃ…ううっ…)かぁぁ

塚原(で、でもこれで大丈夫のハズよ! 後は終わるまで待ってれば───)

『──卒業生代表の言葉、塚原響さんにお願いします』

塚原「………………あ」

塚原(わ、忘れてた───!)ドーン!

372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:06:18.93 ID: ID:clnSymqKO

伝説の卒業生……

373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:06:37.25 ID: ID:5du0/Wwx0

ええぞ!

374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:07:51.25 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「っ……どう、しよ…」ふるふる

森島「ひびきちゃん? 呼ばれてるよ?」

塚原「えっ…あっ…う、うんっ」ガタタ!

森島「?」

塚原「は、はいっ!」スタスタ

「塚原のやつテンパってるな…鉄仮面の塚原も泣くのか…うっ…なにか貰い泣きを…」

「おい、やめろよ…俺だってこらえてたのに…ひっぐ…うっぐ…」

「うわああんっ…ひっく…」

「凄いよ…あんなしっかりとして歩いてる…顔真っ赤なのに…塚原さん…」

塚原(と、といれ…がしたい…っ)

376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:09:10.08 ID: ID:n6l2uaOf0

卒業式で放尿とか自殺もんのトラウマじゃね

377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:09:40.42 ID: ID:cLXTECP+i

恥はかき捨てだからね
盛大な卒業式にしよう

378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:10:28.87 ID: ID:Z4QhllFa0

これは語り継がれるな

379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:10:38.31 ID: ID:Td45fJPf0

今朝に戻れるからね問題ないね

380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:14:04.30 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「……卒業生代表、塚原響…」

キィーン…

塚原(──予めの謝辞を言って、その次は文面を読み、そして終わる…)

塚原(それだけ、それだけよ響! こらえるのよっ…ここを超えれば全てが終わるんだから!)

塚原『──……学び舎として過ごしてきた三年間、それは私にとって多くの経験と知識を得ることが出来ました』

塚原(私ならやれる! 三年間、部長としてやってきた実力と…その精神力を持って!)きゅっ

塚原(この困難を乗り切って…みせ……)

塚原(る……)

純一「……っ……」

塚原(橘…くん……)ズキン…

381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:15:50.57 ID: ID:UAuOwaZX0

尿意とときめきと罪悪感と

382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:16:40.91 ID: ID:Uya7Oqhx0

綾辻さんが早くみたいです

385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:20:19.18 ID: ID:61iMCShIi

>>382
絢辻さんだ
二度と間違えるな

383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:16:41.75 ID: ID:ucVDTErT0

開放感

384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:18:38.53 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「………」

(そんなの決まってるじゃないですか! 僕は覚悟のうえです! どんなに離れてても、先輩のことを好きで居ます!)

塚原(……私は逃げたのよね…)

塚原(この三年間で…自分なりに頑張ってきた…けれど、私は最後の最後で…キミから逃げてしまった…)

塚原(私には、胸を晴れるほどの実力は……本当は……ただの虚構に過ぎなかった…?)

塚原(大きな想いを受け止めることも出来ずに、なのに、私は立派な肩書を背負って…卒業生代表なんて)

森島「はるかちゃん…?」

塚原『私は……』

塚原(なにも強くない…私は弱い人間……)

ぶるるっ! ぶるっ!

塚原「っ……!!?」びくっ

386ていせい2013/09/04(水) 22:20:54.81 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「………」

(そんなの決まってるじゃないですか! 僕は覚悟のうえです! どんなに離れてても、先輩のことを好きで居ます!)

塚原(……私は逃げたのよね…)

塚原(この三年間で…自分なりに頑張ってきた…けれど、私は最後の最後で…キミから逃げてしまった…)

塚原(私には、胸を晴れるほどの実力は……本当は……ただの虚構に過ぎなかった…?)

塚原(大きな想いを受け止めることも出来ずに、なのに、私は立派な肩書を背負って…卒業生代表なんて)

森島「ひびきちゃん…?」

塚原『私は……』

塚原(なにも強くない…私は弱い人間……)

ぶるるっ! ぶるっ!

塚原「っ……!!?」びくっ

387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:25:39.40 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原(こ、これはっ…だめ! 今まで無いほどの波が…!)ぶるるっ

塚原『ひっ…あっ…んんっ!』キィーン

森島「ひびきちゃん…っ」ポロポロ

「泣いてるぞ…あの塚原が泣いてる…!」

「うぉー! やだー! そつぎょうしたくねぇーよぉー!」

塚原(ああっ…! だめだめだめ! もう、限界がっ…! いっ…あっ? うそ、こんなのって──)チラリ

塚原(ここは壇上──前には机があって…下半身は見えない、それに…っ)すっ

塚原(何故か持ってきてしまったっ……卒業証書を入れる筒がある……!!)

塚原(前方からは見えない……筒……衝動……)

塚原(……もうやるしかないっ)

すぽん!

388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:26:50.53 ID: ID:VE7gYL1E0

いやいやいやいや

389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:30:31.99 ID: ID:UUODr/C20

わろた

390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:31:16.50 ID: ID:sXsiJ8vE0

『──すぽん!』

純一「うっ…うっ…塚原先輩ぃ…!」

「今の音なんだ? なにか抜ける音がしたけど?」

「さ、さあ?」

塚原(や、やるしかないのよっ…ここです、するしかない…の…っ)プルプル

塚原『わ、私はっ…全ての出来事に感謝します…』

塚原(バレないように、パンツをずらして…落とす…)ストン

塚原『この学校に出会えたこと、素晴らしい教師の方々と会えたこと…っ』

塚原(す、スースーする……が、がまんよ…そして……そして…)

塚原『そしてっ…そして、かけがえのない友人達に……出会えたことを…!』

塚原(あとは──あてがって、する……だけ……)

ぶるるっ

391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:31:18.28 ID: ID:cLXTECP+i

ペットボトルよりはるか上を行った

392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:33:02.94 ID: ID:ucVDTErT0

底が湿って抜けるに100ペリカ

393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:33:43.69 ID: ID:5resUNVq0

来賓驚愕中

394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:33:50.09 ID: ID:ZJGuRpZQ0

男と違って命中精度低いからヤバいだろ

396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:34:47.67 ID: ID:cLXTECP+i

>>394
零距離射撃では流石に外さんだろ

395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:34:18.09 ID: ID:fKbqyUuM0

なら俺が体育館の床になろう

397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:34:54.21 ID: ID:61iMCShIi

紳士が飲みに行くに1000ジンバブエドル

399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:35:10.89 ID: ID:sXsiJ8vE0

『…ストン』

純一「うわぁあ! 先輩ぃー!」

「…なぁ? 今なにか落ちる音しなかったか?」

「うん…なんだろう…小さい音でも拾ってるのかな…」

塚原『……そして』ぶるっ…

塚原(もうっ! だめ……我慢の限界─────)

ちょろ…

塚原『……………………』

森島「ひびきちゃーん…!」

「うぉおおー! 塚原がんばれぇー!」

塚原『……私は』

400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:36:17.82 ID: ID:cLXTECP+i

ある意味卒業だな

401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:37:50.49 ID: ID:Z4QhllFa0

田中さんが霞んで見える

402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:39:08.81 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原『私は……この学校を卒業できて……』

ろろ…ギュァァァ!!!

塚原『とってもとっても、幸せですっ』ポロ…

純一「っ……先輩!」ガタン!

パチパチパチ!! ワァー!! パチパチパチ!!

「…今何か滴り落ちる音しなかった?」

「うん! だけど…すげーかんどうしてるぜ俺!」パチパチ!!

塚原「………」すっ しゅっ!

すたすた

塚原(───我慢、しきったわ!!!)グッ!!

403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:39:55.90 ID: ID:9Ja65ggw0

むしろ始まったばっかりでは

404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:40:26.94 ID: ID:cLXTECP+i

我慢してないwww

405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:43:02.39 ID: ID:Z4QhllFa0

Congratulation!

406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:43:13.30 ID: ID:61iMCShIi

私は卒業証書になりたい

407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:43:17.03 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原(あてがった瞬間、堪えきった! 私は我慢出来たのよ…!)

塚原(何を言おうが、我慢したの! た、多少! …なにかちょっぴり出てしまったかもしれない…)

塚原(けれど! だ、大丈夫! す、数滴だから! …数滴だから……うん…)ホロリ

『それでは…ん? なにか濡れて…ごほん、いえ、校長からの話です』

塚原「っ~~~~!!」カァァ

塚原(…これで私の勝手な問題は…99%クリアできた)

塚原(後は……後は、一%だけ)チラリ

純一「……」

塚原「…待ってて、すぐに行くから」

408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:44:11.93 ID: ID:OJ+owTOD0

状況がわからない
スピーチ中にペットボトルにオシッコしたの?

410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:45:09.98 ID: ID:fKbqyUuM0

>>408
スピーチ中に卒業証書の入れ物に聖水

411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:45:31.42 ID: ID:cLXTECP+i

>>408
卒業証書の筒に放尿ちゃんと漏らしながらも紳士に答えを返そうと思う響ちゃんイケメン

409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:44:17.26 ID: ID:ucVDTErT0

その数滴3万で買った

413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:48:22.93 ID: ID:l8Tt13o70

数滴だろうが何だろうが言い値で買おう

414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:50:15.81 ID: ID:sXsiJ8vE0

卒業式 終了後

塚原「…」

森島「んー! 良い卒業式だったわ! あとは教室に戻ってお別れを…ひびきちゃん?」

塚原「…行かなくちゃだめなのよ」

森島「えっ? どうしたの?」

塚原「きっと彼はもう居るハズだから。私は彼に答えを言いに行かなくちゃ…いけないわ」くるっ

塚原「──どんな用事よりも早く、彼に会うの…」たったっ!

森島「ひ、ひびきちゃんっ!?」

校舎裏

純一「…あ」

塚原「はぁ…はぁ…」

純一「来てくれたんですね。しかも、こんなにも早く…」

415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:52:03.01 ID: ID:fKbqyUuM0

次は何を漏らすんですかねぇ(ゲス顔)

416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:52:23.51 ID: ID:Td45fJPf0

なんてことだ… メインヒロインじゃないか

417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:52:57.64 ID: ID:Gf+Ya/2n0

筒のしっこはちゃんと捨てたんだろうか

420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:53:49.87 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「…ええ、それが最優先だと思ったから」

純一「ありがとうございます。そんな風に想って頂けてたなんて…てっきり僕は…」

塚原「ち、違うのっ」

純一「…え?」

塚原「それはっ! 私の…私の身勝手な考えで…キミが悪いわけじゃないの、決して…!」

純一「そ、そうなんですか?」

塚原「…うん、だから」すっ

純一「え…」

塚原「──もう一度だけ、告白して……私にもう一度だけ…キミから…」

純一「っ……僕は塚原先輩のことが大好きです!」

塚原「…うん」コク

421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:54:19.44 ID: ID:61iMCShIi

響ちゃん編には特に力が入ってるな
素晴らしい

422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:55:19.10 ID: ID:cLXTECP+i

ここまでされちゃうと絢辻さん編にかなり期待しちゃう

423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:55:43.83 ID: ID:Td45fJPf0

もうここで終わりでいいんじゃないかな素晴らしい

424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:57:13.14 ID: ID:61iMCShIi

>>423
メインヒロインが残ってるだろうが!!

425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:57:37.02 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「僕はずっと先輩のことを見てきました! だから、どうか僕と…付き合ってください!」ばばっ

塚原「………」

純一「っ……」

塚原「…うんっ」ぎゅっ

純一「え…」

塚原「…むしろ、私の方こそよろしくお願い…こんな不器用な私で…よかったら…」

塚原「──どうかもらってください…」ニコ

純一「あっ…えっと、ハイッ! 喜んで貰い受けます! ありがとうございます!」

塚原「………」

純一「や、やったー! よしよしよし! やっと伝わった…この想いが…ううっーよし! ……ん?」

塚原「……………」

426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:58:10.70 ID: ID:cLXTECP+i

もらってくださいって何をかな?

427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 22:58:12.84 ID: ID:Z4QhllFa0

いいよいいよ

428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:00:57.44 ID: ID:Gf+Ya/2n0

すでに結婚を前提とした付き合いと決めた響ちゃんかわいい

429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:02:02.30 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「先輩? どうかしたんですか?」

塚原「…………」ダラダラ

純一「…脂汗が凄いですけど…」

塚原「た、たちっ、たちばなくんっ?」プルプル

純一「は、はい…?」

塚原「その、ちょっとあっちに行ってくれない、かしらっ?」

純一「な、なんでですか? あっ……その……やっぱり嫌だったんですか…?」

塚原「ち、違うわ! そんなことない!」ぶるっ

純一「じゃあ…どうして…?」

塚原「あっ…ちがくて、だめ…ごめんなさっ…いやっ…み、みないでっ」

ポタポタポタ…パタタ!

430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:03:32.39 ID: ID:e6l9kSA50

ほう、嬉ションってやつか

431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:04:10.44 ID: ID:VE7gYL1E0

トイレ行くチャンスあったじゃないですか…

433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:06:42.04 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「ッ~~~~~!!」ぎゅっ ストン!

純一「え……」

塚原「お願い……違うのっ…これはっ……お願いだから見ないでっ…」ぶるるっ

ちょろろろろろ…

純一「これ…おしっこ…じゃ…?」

塚原「だめだめだめ…っ! 橘くんあっち向いてなさい…!」

ろろろ…

純一「………」

塚原「っ…こんなタイミングで…ごめんな、さい…ずっと…我慢、してて…ひっぐ」

純一「塚原先輩…」

塚原(こんな汚いこと…私っ…私っ…見られた、軽蔑された、もうっ…好きだなんて、思ってくれない…っ)

純一「──平気ですよ、それぐらい」ぎゅっ

434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:09:44.82 ID: ID:cLXTECP+i

塚原先輩流の告白の返事ってわけか
粋だな

435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:10:19.32 ID: ID:sXsiJ8vE0

塚原「えっ…! あっ! ダメよ橘くん…! き、汚いから…!」

純一「汚くなんかありません。先輩が流すものに、汚いものなんてありませんよ」

塚原「なに、それ…本気で…?」

純一「ええ、本気です。先輩…本当に何よりも早く来てくれたんですね、僕の所に」

塚原「あ……うん……」かぁぁ

純一「我慢って言ってましたけど、するタイミングならあったはずなのに…それでも」

塚原「…ごめんなさい」

純一「だから、僕は平気です。むしろ本気で嬉しいですよ、塚原先輩」

塚原「……」すっ

純一「──僕は貴女の…この光景を見れて、幸せに思っています」

塚原「たち…ばなくん…」

純一「先輩、ずっとずっと幸せにしますから──」すっ

塚原「あ……」

…ぴちょん…ぴちょん……ちゅっ

>今朝に戻る

436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:11:29.62 ID: ID:Gf+Ya/2n0

イイハナシダナー

437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:11:31.87 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「何故戻ってきたんだろう。あのままで居たほうが良かった…気がする」

純一「後二人だよ! 頭ももはや正常に動いてない! >>445だ!」

438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:12:16.54 ID: ID:Z4QhllFa0

流石紳士だ

絢辻さん

439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:13:44.37 ID: ID:OJ+owTOD0

後二人ってメインキャラ消化できないじゃないか・・・

441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:14:52.65 ID: ID:61iMCShIi

443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:15:57.20 ID: ID:5dMW3aMX0

梅原

444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:15:58.39 ID: ID:Zh5xa7cs0

梅原

445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:16:00.14 ID: ID:5PgNuT/i0

452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:16:56.77 ID: ID:61iMCShIi

>>445
出来る子

448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:16:02.59 ID: ID:e6l9kSA50

今度こそ絢辻さん

453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:17:25.06 ID: ID:cLXTECP+i

やべぇよ…やべぇよ…
絢辻さん取れないまま終わっちゃうよ

454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:18:08.60 ID: ID:JYbksj6p0

>>453
トリですから(ニッコリ

455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:18:22.71 ID: ID:5dMW3aMX0

次こそ梅原が安価を取るであろう

456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:19:57.06 ID: ID:Zh5xa7cs0

>>455
次こそ決めるぜタイショー

459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:22:13.19 ID: ID:XMDoxChq0

なんで茶道部先輩コンビは不人気なんですか!!!

460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:23:56.78 ID: ID:khwuoymy0

>>459
まなかせんぱいかわいいよなー

461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:24:55.68 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「薫…だと…」トュルルルン!

純一「…が、頑張ろうか」グッ

ファミレス

純一「うだぁー」

薫「…なにその腑抜けた声。こっちも士気下がるんだけど」

純一「おー薫じゃないかー」

薫「ええそうですとも棚町さんですとも。絶賛バイト中のね」

純一「うん。知ってる、ドリンクバー一つで」

薫「あっいかわらずシケてるわねーはいはい、ドリンクバーひとーつ」

純一「…今日バイト何時に終わるの?」

薫「十時よ」

純一「じゃあー待ってるー」

462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:28:20.36 ID: ID:sXsiJ8vE0

薫「はぁ? なんでよ、居座る気?」

純一「暇なんだよ。帰りに本屋寄りたいし」

薫「一人で行きなさいよーなんでアタシが着いていかなくちゃいけないわけ?」

純一「暇だろ?」

薫「暇だけど」

純一「じゃあいいじゃないか」

薫「…なんかムカつくわね、このっ」げしっ

純一「あいたっ!?」

薫「ふんっ」すたすた

純一「客になんてことを…!」

463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:33:20.07 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一(にしても客が少ないなここ、本当にやっていけてるのか?)キョロキョロ

純一「ふわぁ~眠い…」

キッチン

薫「ええっ~!? 子供が生まれる!?」

「そうなんだ…すまん棚町くん。レジと注文は任せたよ!」

薫「ちょ、ちょっと本気で言ってるんですかぁ!? ムリムリ!絶対に無理ですって!」

「だ、大丈夫だって! この時間帯は暇だし、それにバイトの子もそろそろ出先から帰ってくるよ!」バタバタ

薫「で、でもぉ…!」

「じゃ、じゃあね! この埋め合わせはまたこんどに! じゃ!」だだだっ

薫「ちょ、待って! てんちょぉおおおおおおお!!」

薫「はぁっ…はぁっ…行っちゃった…」

純一「ズズズ…」

薫「…ちょっと純一、こっち向きなさい」

465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:36:02.99 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「…なんだよ」コトリ

薫「立ち上がって。良いから早く」

純一「う、うん」すっ

薫「ふんふん、なるほどね…」チラチラ

純一「…なんだよ」

薫「サイズは合うわよね。きっと大丈夫、んふふ、じゃあこれ着てよ純一ぃ」バン!

純一「なにそれ? タキシード…?」

薫「そそそ。なんとね、男性店員クリスマス仕様の制服よ! さ、これ着なさい!」

純一「は、はぁ?」

薫「良いから早く! こっちきて!」ぐいぐいっ

469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:38:51.30 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「ちょ、待て薫なんだっていうんだ!?」ずりりぃ

薫「いいからいいから~」

~~~

純一「……」ブッスー

薫「むくれないの。良いじゃな…うん、似合ってるわよ?」

純一「…なんだよ店の手伝いをしろって」

薫「人手が少ないのよー皆色々と休養ができちゃってさ~」

純一「だからってどうして僕なんだ! 電話してヘルプ呼べよ!」

薫「呼んだじゃない」

純一「だから僕じゃなくて!」

薫「いーからいーから、給料弾むわよっ? にひっ」

純一「……ほ、本当か?」

470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:42:42.33 ID: ID:sXsiJ8vE0

薫「棚町さんは嘘つかなーい。ホントホント、マジのマジ」

純一「…期待するからな」びっ!

薫「それなりに仕事こなしなさいよ? んふふ、じゃあさっそく……何喋ろっか?」

純一「おい! どういうことだよ!」

薫「暇だもん。掃除も終わってるし、客は…居なくなったし」

純一「消したもんな。お前が消したんだもんな」

薫「あははー」

純一「…ったく、まぁいいけど。あーそういえば、クリスマス仕様の制服って言ってたけど」

薫「うん? 勿論女性用もあるわよ?」

純一「どんなの? ちょっと薫着てみてみよ」

472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:45:25.62 ID: ID:sXsiJ8vE0

薫「イヤだ」

純一「どうしてだ、まさかサイズが合わないとか…?」

薫「フンッ」ドゴ!

純一「ふっ…くっ…!?」ビクビク

薫「ちっがーう、そうじゃないのよ。普通に着ちゃ駄目なの」

純一「な、なんで…?」

薫「まだ袋に閉じてるから。クリスマスに使うようにとってある感じ…あんたのは去年のやつよ」

純一「なるほど…」

カランカラーン

薫「あ、お客さん着たわよ! 行って行って! ほらはやく!」ぐいぐいっ

純一「ぼ、僕が!? わ、わかったよ…!」

473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:48:50.21 ID: ID:sXsiJ8vE0

薫「こっちは料理手伝うから! ほら、ね? 行った行った!」

薫「……ふぅ」

薫「あのお客さんから見て…飲み物飲んだらすぐに帰るわね、純一でも平気か」くるっ

薫「ちょっと軽く店長に電話でもしてみようかしら…」キィ…

更衣室

薫「……あら?」

『クリスマス仕様制服・ミニスカサンタ』

薫(これって…確かしまったはずだったのに、誰か出したのかしら)パカリ

薫(うわっ…すっごいキワいどいじゃない…これ着させるって店長…)

薫「……ふーん、生地はいいの使ってるんだー」

薫「…………」うずっ

474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:52:27.43 ID: ID:sXsiJ8vE0

数分後

純一「千九百円になりまーす、ありがとうございましたー」

純一(薫の奴何やってるんだ? くそっ、まさかサボってるんじゃないだろうな…)スタスタ

純一「更衣室…ここか?」コンコン

純一「おい薫ー! ここに居るんだろう? なにサボってんだー!」

『ひ、人聞きの悪い子と言うなっ』

純一「…やっぱり居たな。何やってるんだよ、早くこっち来いって」

『……く、来るわよ。だからあっち行ってなさい、しっしっ!』

純一「なんだその態度は…じゃあ早くコイよ! ったく」

『……ま、待って! やっぱり待って純一!』

純一「えっ? どうした?」

『い、行かないで…その……少し……話を聞いてくれないかしら……』

477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:55:24.76 ID: ID:sXsiJ8vE0

純一「ああ、いいぞ。なんだ」

『……脱げなくなったの』

純一「はい? なにが?」

『ぬ、脱げなくなっちゃったの! せ、制服が…っ!』

純一「……太ったの?」

薫「ちっがーう!」バン!

純一「うわぁっ……おっ?」

薫「そうじゃなくてっ……この制服が…ミニスカサンタの制服がっ…」ぎゅうう

純一「脱げなくなった、のか?」

薫「…そそそ~」ショボン

純一(やっぱり太ったんじゃないか。いや、ここは言わないでおこう)

薫「ううっ…どうしよう…これじゃあ怒られる…っ」

479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/04(水) 23:57:31.66 ID: ID:lOfceNZC0

まだラブリーの話読んでる途中なんだけど
犬のくだりで確信したわコイツ天才かよ

480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:02:29.26 ID: ID:cLXTECP+i

最後まで読んだらこいつは変態だと確信する

482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:04:09.56 ID: ID:zc+rjuYT0

変態紳士はVIPにいたんだな

483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:04:19.92 ID: ID:ZS4DQLa40

違う、橘さんは変態紳士だろ

484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:05:28.02 ID: ID:THzrwGMB0

純一「ああ、着ちゃ駄目だったな確か。なんで着たんだよ薫……」

薫「ちょ、ちょっとした好奇心に……負けたのよ…」

純一「どうするんだ。破くわけにもいかないし…というか」

純一(凄い際どいな…う、うむ…この辺とか凄いんじゃあないか?)

薫「純一ぃ~……」ぎゅっ

純一「お、おうっ?」

薫「……お願い、助けて…」

純一「珍しく本気でお願いしてくるんだな…びっくりした」

薫「これでもけっこうテンパってるのよっ……どうしたら良いと思う!?」

純一「うん、気合だな!」

薫「き、気合っ?」

485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:09:00.48 ID: ID:uQeh8JPD0

この>>1も名誉変態紳士を名乗っていいと思うんだ

487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:14:04.30 ID: ID:THzrwGMB0

純一「もうそれしかないだろ。お前の十八番だろ、気合で解決は」

薫「普段のアタシのことどんな風に見てるのよ…」

純一「とりあえず、閉めるぞドア」パタン

薫「…あ、うん」

純一「よし。まずはどっちから脱がす? 上? 下?」

薫「…う、上からでお願い」

純一「了解」

薫「う、うん」

純一「んー? チャックか、んっ? なにか噛んで降りないみたいだな」

薫(なによ純一…ちょっと頼もしい所あるじゃない、んふふ)

薫(こんなにも真面目に考えてくれるなんて。少しだけ見なおしたわ)ぶるるっ

薫「……え?」ぴくん

489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:18:56.45 ID: ID:THzrwGMB0

純一「生地を噛んでるみたいだな。何かちょっと切るものがあれば…」

薫「……」ピクピク

純一「うん? どうした?」

薫「……えっ? あ、ううん! 何でもない何でもない! 気にしないで続けてっ」

純一「そっか、わかった」

薫(うそっ!? ちょ、ちょっと~~! なんで急に…おしっこに行きたくなるのよっ)

薫(で、でも! この制服は…そう簡単に脱げない! それに…)チラ

薫(このスカートの中身、実はタイツと連結してるのよね……これじゃあ……)

薫(確実に、濡れる)

純一「うーん。傷つけないように取るためには…うーん」

薫「じゅ、じゅんいちぃ…その、えっと…どれくらい掛かりそお?」

490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:18:58.11 ID: ID:0nvPchcS0

でもこの橘さん、「相手に尿意を催させる」コマンドを選択して故意にやってるんだよな……

573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:45:04.68 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一(>>490そのこと既に忘れてたとは言えない…)

純一「…後一人とか言ってた気がするけど、うーむ」

純一「とりあえず最後に>>584だよ」

492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:23:48.60 ID: ID:THzrwGMB0

純一「えっ? おいおいまだ全然だろ? 上すら取れてないし」

薫「そ、そうよねっ…そうだったわねぇ…う、うん…」ぴくぴく

純一「…なんか震えてない? 寒いのか?」

薫「へっ!? 寒くないわよーぉ!? 全然へいきぃっ!」

純一(震え声なんだけど…)

薫「それよりもチャッチャとやってよっ…もう、時間もないから…!」

純一「時間がないって、ああ、そうかバイト中だったか」

薫(ど、どうにかして制服を脱がないと! かくなる上は…破く! おもいっきし破く!)

純一「駄目だな。ちょっと切らないと無理っぽいぞ薫」ぽんっ

薫「ひっ……」ビクン!

493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:25:14.47 ID: ID:THzrwGMB0

純一「か、薫?」

薫「あ……くっ…くぅうう……」ギリリ

純一「一体何と戦っているんだ薫…!!」

薫「だ、黙ってなさい」

494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:28:06.88 ID: ID:THzrwGMB0

純一「お、おう。お前が平気そうなら僕はイイケド…」

薫(今の危なかったわー! ふぅっ…アタシのど根性なめないでよ…っ!)ぎゅっ

純一「もうさ、勢い良く脱がしたほうが良いんじゃないか?」

薫「え……」

純一「そのほうがスッポリ行けそうだと思うぞ。どれ、ちょっと引っ張るから…」ぐいっ

薫「うひぃ!」

純一「うひぃ…?」

薫「あっ、やっ…やめなさい! そんなことしたら破けるじゃない…!」

純一「だけどさ…」

「おい棚町さーん」

純一&薫「っ……!?」

496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:31:39.61 ID: ID:THzrwGMB0

「あれ? 居ない?」

純一「あ、アレ誰!? 薫のこと呼んでるぞ!?」

薫「て、店長よ! 様子を見に来たんだわ!」

純一「ど、どうするんだよ! 僕もお前の姿もアウトだぞ!?」

薫「っ……脱がして純一!」バッ!

純一「は?」

薫「脱がすのよ上半身だけ! それならまだ──」

『…更衣室にいるのかな、どれ』コンコン

純一「っ…!」

薫「純一! は、はやく!」ぎゅっ

「…棚町さん? ちょっと入るけど、平気?」きぃ

薫「……は、はーい店長? 奥さん大丈夫でしたぁ?」

497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:32:43.37 ID: ID:0nvPchcS0

難解なプレイをしているな

498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:36:50.42 ID: ID:THzrwGMB0

「うん。今安定してるみたいでね…それで今日はもう上がるから、大変だけどよろしくね」

薫「は、はーい」

薫(の、乗り切ったー! 脱げた上着、後は本来の制服をきてカバー!)

薫(下半身は机に隠して、純一はロッカーの中! やるわねアタシ…)

薫「けど、代償は…あった…」ふらふら

薫(これ以上動いたら──うん、出るわコレ…)

純一「…もう出ても平気か薫?」きぃ

薫「っ!? あ、うん…!」

純一「いやーびっくりした、見つかったら怒られるですまないことになりそうだよな」

薫「………」

純一「さて、どうする薫? 下半身、行くか?」

薫「……ちょっと待って」

499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:40:48.19 ID: ID:THzrwGMB0

純一「おう」

薫「……1つだけ言いたいことがあるのよ、良いかしら」

純一「な、なんだ?」

薫「…もし仮に、仮によ。この制服が脱げなくて…それでも脱がなくちゃいけない理由があったとするじゃない…」

純一「…」コクリ

薫「そ、そのときって……どうしたらいい、のかなぁ?」ポロポロ…

純一「ちょっ…薫!? なんで泣いてるんだ!?」

薫「え…あ、ホントだ…ごめん泣いちゃったわアタシ…ううっ…ふぇええっ…」ぐしぐし

純一「お、おい! なんだよ急にどうしたっていうんだ!」

薫「もうっ…駄目なのよっ…これじゃあアタシ終わっちゃう…ここでバイトできなくなっちゃう…」

純一「どういうことだよ?」

薫「っ…言えないっ…アンタには言えない…!」

500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:45:46.68 ID: ID:I6L3eBkfi

行動で示してくれればそれで

501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:54:03.56 ID: ID:0nvPchcS0

そろそろ限界か

503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 00:58:36.25 ID: ID:I6L3eBkfi

絢辻さんに到達する前に俺の眠さが限界迎えそう

504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 01:01:06.55 ID: ID:Tm5XMZt50

おい寝るなよ

505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 01:01:27.79 ID: ID:gd9ROGCL0

スレ立てて半日以上だしな
疲れて寝ちゃったか?

506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 01:03:02.31 ID: ID:Wr46qrTL0

寝たらあと二人宣言も無効だよね(ゲス顔)

507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 01:11:01.96 ID: ID:hvhK9MbO0

絢辻さんを待ち望んでいるんだけど

546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 06:44:31.01 ID: ID:pJ38WsGp0

二年前にアマガミの飲尿SSスレがあったな

あの時も暫く夜の世話になった

550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:29:36.78 ID: ID:qnQCUylz0

>>546
スレタイかURL

640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:08:14.15 ID: ID:se6TI88T0

>>550
アマガミ飲尿SSのスレタイ
絢辻「ふーん、橘君ってそんなに私のおしっこ飲みたいんだ?」ラブリー未遂さえちゃん出番なしだけど

641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:09:13.40 ID: ID:QlE38iyOi

>>640
あぁこれは素晴らしかった…

551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:45:29.20 ID: ID:+tewMAwVO

七咲が失禁したら呼んで

557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:57:48.32 ID: ID:NV92vENp0

>>551
もう一回スレ見直して来い

552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:47:04.50 ID: ID:ZSfpCvyT0

起きたでござる…
保守ありがとう 八時から書きに来る

556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:57:04.40 ID: ID:ZSfpCvyT0

今から書く

558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 07:59:52.02 ID: ID:ZSfpCvyT0

薫「ごめん、ホントにごめん純一っ……こればっかりは…アタシでなんとかするから…」がた…

純一「お、おい」

薫「…もう帰っていいわよ、純一…」フラフラ

純一「……」

トイレ前

薫「なんっ……とか、ここまでこれたわ……っ」ぶるるっ

薫(チカラを振り絞って破く! できるだけ綺麗に破いて、後で縫合して綺麗にする…! それしかない!)

薫「い、行くわよっ……せーので破く、せーの…!」ぎゅっ

薫「……あれ?」ぐいぐいっ

薫(破けない!? タイツ破くなんてそんな力いらないはずなのに…!)

ブルブル…

薫「手が…震えて…?」

559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:02:12.44 ID: ID:VMGGeIXQ0

タイツ履いたままとかこの>>1わかってる

560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:05:33.11 ID: ID:ZSfpCvyT0

薫「あ……ああっ…!」ビクビク!

薫(力を込めたせいでっ…限界、が来ちゃった…もう…)ぶるっ!

薫「っ……だ、だめぇー!」ぎゅっ

「──薫っ!! こっちにおしりを向けるんだ!!」

薫「え…この声…純一…っ?」

純一「早く! 壁に両手をついて! こっちにお尻を!」ババッ!

薫「え…あ、うんっ!」トン くいっ

純一「行くぞ!!」ぐいっ

薫「きゃっ!?」

純一「ふんっ!!」ビリッ! ビィィィィイイイ!!

薫「んっ…!」

562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:11:46.70 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「や、破けたぞ! …なんだか凄いことしちゃったけど…これで大丈夫だ!」

薫「……っ…」ぶるるっ

純一「後はトイレに……行けばいい……だけ……」

薫「…んっ…あっ…」チョロ…

チョロロロロ…パタタタ…

純一「…か、薫…?」

薫「っ……っ……」ブルブル

ぴしゃぴしゃっ

純一「トイレはここじゃ…ないけど…それにパンツまだ履いて…」

純一(お、お尻を突き出したまま…スカートの中からで、出てる…)

563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:12:25.90 ID: ID:0hfdEXWz0

最高だよ

564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:19:48.67 ID: ID:ZSfpCvyT0

薫「っ……ほんと……見ないで純一………」ギュッ

ちょろろっ

純一「……あ…」じっ

ろろろ…ぴちょん!

薫「…………」

純一「…お、終わったのか?」

薫「…終わったわ……アタシの人生がね……ひっく…」ずりり…ずり…

ストン…ぴしゃっ!

純一「薫…」ゴクリ

薫「もう、なんでよっ…目の前にあったのに…馬鹿みたいっ…あたしほんっと馬鹿…ぐすっ」

純一「……」

薫(制服も破けるし…お、おしっこでびしょ濡れ…最悪…ううっ…最悪最悪…ッ)

567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:30:29.48 ID: ID:ZSfpCvyT0

薫「うわぁあああんっ…ばかぁー! なによこれもうやだぁー! あああんっ…!」

純一「…薫」

薫「なによっ! もうっ…あっち行ってなさいよ! 見ないでってば!!」

純一「違うんだ、見てごらん。窓の外を…」

薫「え…?」

ふわふわ…ふわ…

純一「雪が降っているよ」

薫「雪が…?」

ふわわー

純一「この時期に雪だ。このままだとホワイトクリスマスになりそうだね」

薫「………」

568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:31:27.74 ID: ID:ZPZcrdN+0

えっなにこの感動的なシチュエーション

569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:36:06.89 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「…そろそろ寒くなる」パサ…

薫「!」ふぁさ

純一「何時までもその姿じゃ、風邪引くぞ薫」

薫「あ、アンタ…」

純一「…バイトだ」

薫「えっ?」

純一「今はバイト中だぞ薫。僕もお前もだ」すっ

純一「…まだ仕事という仕事をしてない、例えばそうだな」カチャッ

純一「──雪で濡れた床を拭き掃除、ぐらいはやっておかなくちゃな」がたがた…

薫「なにを…言ってるのよアンタは…?」

純一「薫もこれから大変だろ。破けた制服の修理、立派な仕事じゃないか」

570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:36:57.16 ID: ID:bQ7O7gVg0

ロマンチック紳士

571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:38:50.15 ID: ID:ZPZcrdN+0

かっけぇええええええええええええ!!!!!

572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:41:17.30 ID: ID:ZSfpCvyT0

薫「………」

純一「ああ! 破いてしまったのは僕だっけ!」ぽんっ

純一「じゃあ薫。僕の働き分を使って、その弁償代をまかなうか。うん、そうしたほうが良いな」パタン

薫「…純一」

純一「さて、後数時間だ。大丈夫、僕は暇だし終わりまで付いていてあげるよ」ニコッ

薫「……ばか、ほんっとばかね」

純一「おい、馬鹿ってなんだよ。素敵な親友さんだろ?」

薫「ばーか」ぎゅっ

純一「あはは」

薫「……ほんっと、ばか」

ふわふわ…ふわふわ…

薫「──てんきゅ、純一」

ふわふわ…ぴちょん…しゅわわ…

>今朝に戻る

575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:46:17.68 ID: ID:ZPZcrdN+0

絢辻さんは

576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:46:24.32 ID: ID:uQeh8JPD0

よし絢辻さんだ

577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:47:12.21 ID: ID:pb3pE3Y80

絢辻さん

578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:52:17.53 ID: ID:uQeh8JPD0

安価遠いよ絢辻さん

580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:52:56.37 ID: ID:oGNDq5vC0

蒔原さんに決まってんだろ

582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:53:25.05 ID: ID:WAs6icX00

絢辻さんとお姉さん二人同時

584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:53:57.67 ID: ID:WAs6icX00

絢辻さんとお姉さん二人同時

585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:55:04.22 ID: ID:ZSfpCvyT0

了解 絢辻姉妹

めしくう二十分待って

586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:56:26.36 ID: ID:j1E+b7JI0

そしてさえちゃんは今回も出番なしと

587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 08:56:37.44 ID: ID:WAs6icX00

やったああああ二人同時OKなんですねえええええ
ありがとうございまあああああす

591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:14:36.42 ID: ID:ZSfpCvyT0

 すまんうんこ 十分で戻る

592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:16:50.47 ID: ID:o5xsT1e40

あらら便意を感じちゃったか

593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:27:31.22 ID: ID:ZSfpCvyT0

ただいま 書く

594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:42:22.04 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「…絢辻姉妹だって? な、なんだそれ」トュルルルン!

純一「ど、どうなるっていうんだそれは…」

創設祭当日 準備室

純一「ふぅ疲れた」

絢辻「何言ってるの。まだあと少し、最後まで頑張りなさい」

純一「そうなんだけどね…」

絢辻「ガッツが足りないわよ。ほら、これ運んで」ドス!

純一「…りょ、了解しました」たったった…

絢辻「ふー…運び出しはこれぐらいかしら? うんうん、今のところ順調ね」

絢辻(このまま何事も無く創設祭が終わってくれれば良いのだけれど…)

絢辻「…平気、詞は頑張ってるじゃない。うんうん」すたすた

がらり… ぴしゃっ

595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:47:37.83 ID: ID:ZSfpCvyT0

廊下

純一「はぁっ…はぁっ…疲れた、ここに置いておけば良いのかなっと」ドシン

純一(今となっては今更だけど、創設祭実行員は大変だよ)

純一「まあ絢辻さんとお近づきになれただけでも…儲けモンか」

「あれ? 呼んだかしら~?」

純一「あ、絢辻さん!? いや! 今のは別になにも! …あれ?」

縁「うん~?」

純一「あ、貴女は…! 確か絢辻さんのお姉さんじゃあ…?」

縁「絢辻さん? あ! もしかしてぇ詞ちゃんのお友達ぃっ? きゃー! 詞ちゃんは何処に居るのっ?」ずいずい

純一「えっ? あ、はいっ! えっと…近くにいると思いますけど」

縁「ほんとぉっ? やった~! もう逢えないんじゃないかなって思ってたけど、ありがとねぇ…えっと~?」

598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:52:13.30 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「あ、橘純一です。以前に土手でお会いしたと思うんですけど…」

縁「う~ん?」こてんっ

純一「…い、いいですよ! 無理に思い出そうとしなくてっ。あ、呼んできましょうか?」

縁「あ、ホントにぃ? ありがとぉ~! 田所くん!」

純一「橘です…で、では」くるっ

純一(ひゃー絢辻さんのお姉さん来てるよ! 相変わらず凄い美人さんだった…)

純一「あ、絢辻さんだ。おーい絢辻さーん」

絢辻「橘くん。荷物は運び終わった?」

純一「うん、終わったよ。それと報告があってね」

絢辻「なにか問題でも起こった?」

599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 09:59:17.79 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「あはは、違うよ。問題は起こってないから、大丈夫」

絢辻「そう、良かった。それで? なにか、し……ら……」ピシィ!

純一「うんとね、絢辻さんにお客さんだよ。ずっと探してたらしくて…絢辻さん?」

絢辻「……姉さん…?」

純一「えっ?」くるっ

縁「もぐもぐ…はりょ~! もぐ、ごくん。こんばんわぁ詞ちゃーん!」ふりふり

絢辻「…どうしてここに居るの」

縁「えぇ~? だって、詞ちゃんが頑張ってる所みたくてねぇ。お姉ちゃん来ちゃった!」

純一(付いてきてたんだ…いつの間にかイカ焼きも買ってるし…それに、なんだろう?)チラッ

絢辻「…そう、そうなの」

純一(この絢辻さんの表情…凄く硬いっていうか、その、表現しにくいけど)

600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:04:40.62 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「それで、楽しんで頂けたかしら」

縁「うんうん~! 凄いわぁ! 特にあのクリスマスツリー! すっごくきれい~!」キラキラ

絢辻「…頑張ったもの、凄くね」

縁「そうなんだ~! ふーんっ」

絢辻「………」イラッ

純一(あ、一瞬表情にヒビが)

縁「ふふふっ…詞ちゃんは今日もかっこいいね、自慢の妹さんだよぉ」

絢辻「そう、ありがとう。じゃあ私はこれで…行くわ橘くん」くるっ

純一「えっ」

絢辻「良いから早く」すたすた

純一「で、でも…」チラリ

縁「……」フリフリ

純一「っ……」ペコリ

601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:08:02.92 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「………」すたすた

純一「い、良いのあれだけで? もっと話すこともあるんじゃ…」

絢辻「無いわ」ぴたり

純一「お、おっと」

絢辻「…気にしないで実行委員の仕事に集中しなさい、ただえさえ散漫なんだから」

純一「すみません…」

絢辻「……コホン」

純一「?」

絢辻「あ、貴方は…あたしを気にしないでいいから…頑張りなさいって言ってるの!」ぷいっ

純一「う、うん! わかった!」

絢辻「…そう、なら任せたわよ。あたしは準備室に忘れ物しちゃったから、取り行ってくるわ」すた…

602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:13:49.80 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「うん、わかったよ。じゃあ色々と見まわってくるからね」すたすた

絢辻「……」チラリ

絢辻(変な所を見られてしまった…ううん、気にしない気にしない。気を抜いちゃダメよっ)ぎゅっ

ガチャ パタン

絢辻「さっさと忘れ物を見つけて、仕事に戻らないと。えっと…資料は何処に置いたかしら…」ガサゴソ

きぃ…

絢辻「!! だ、誰っ?」くるっ

縁「…えへへ、来ちゃった」

絢辻「っ…姉さん、ここは一般の人は立入禁止だけど」

縁「ん~? そおなの?」パタン

絢辻(なんで入ってくるのよ…)

603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:17:35.17 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「ほぇーここが詞ちゃんが頑張ってる場所なんだ~ふーん…」キョロキョロ

絢辻「良いから出て行って、見つかったら怒られるわよ」

縁「まあまあ。そんな固いこと言わないで、ね?」

絢辻「………………おとなしくしてて、すぐに私も出るから」ガサガサ

縁「はぁ~い」

絢辻「………」ガサッ…

縁「ねぇ詞ちゃん?」

絢辻「…なに」

縁「あの子は詞ちゃんの彼氏なの?」

絢辻「は、はぁ? 何言って…!」

縁「えへへ~だって、詞ちゃんが凄く信頼してるように見えたからねぇ」

605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:21:42.94 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「何を知ったようなことをっ……」ブツブツ

縁「えぇ? 何て言ったの?」

絢辻「なんでも、ないっ。とにかく黙ってそこに座ってて、いいから」

縁「…うん」ショボン

絢辻(落ち着いて落ち着いて、わたし。乱しちゃ駄目、精神統一よ)

絢辻「どうしてこうも…っ」イラッ…

…ぶるるっ

絢辻「!」ぴくん

絢辻(なに、急に──うそ、このタイミングで……)ぶるっ

縁「ふーんふん♪」

絢辻「…姉さん。少し席を外すから、ここで大人しく座ってて」

606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:24:48.15 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「えっ? どこにいくの~?」とててっ

絢辻「つ、付いて来ないでいいから。とにかくすぐに戻ってくるわよ…」

縁「ほんとに?」

絢辻「本当に。だから待ってて───」

ガタタン! ドシン!!

絢辻「──……えっ? なに今の音?」

縁「わっ」

絢辻「ま、まさか…っ」ガチャガチャ

ギギギギギッ…

絢辻「うそ…ドアが開かない…重くてッ…後ろになにかつっかえてる…っ?」

608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:30:22.88 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「おー?」

絢辻「何かが崩れ落ちて──まさか、運ぶ予定だった荷物が倒れたの…?」

縁「あ~たぶんそうだねぇ、この部屋にはいるときにぃ…ちょっと危ないなぁって思ったもん」

絢辻(……この脳天気…っ)ぶるるっ

絢辻「ひっ!」ビクン!

縁「ふぇ? どうかしたの?」

絢辻「な、なんでもないわっ……とにかく声を出して助けを呼ぶわ。誰かー! 居ませんかー!?」

縁「ここに人が居ますよぉ~!」

絢辻「…駄目ね、ここら一帯は人気が少ないからっ」

縁「あわわ! これって大変じゃないのかなぁ…?」

絢辻「だから言ってるじゃないっ…ああもう、他に出れる場所はあるかしら…!」キョロキョロ

609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:35:13.08 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「あっ! あそこに窓があるよ! 詞ちゃん!」

絢辻「ほんとうにっ? そこから出れば──」

縁「でもぉ、ちょっと高すぎるかな」

絢辻(──天井近くにあるじゃない……あれじゃあ頑張っても届かない、だけど足場があれば)

縁「机とか使って登ってみるぅ? そうすれば届くかも…」ガタタ

絢辻「そ、そうね」ブルブル

絢辻(そろそろっ……限界、が来てる……早くしないとっ)ぴくん

縁「んっ!」ぶるっ

絢辻「ど、どうかしたの?」

縁「……つ、詞ちゃん」

絢辻「っ?」

縁「おトイレしたくなっちゃった、てへへ」ぺろ

610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:38:31.48 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「は、はぁっ? なんで急に…!」

縁「これまた実は~前から我慢してたんだぁ~忘れてたんだけど、今思い出しちゃって~」

絢辻「と、トイレって…じゃあ早くここから出ないとっ」

縁「そ、そうだねぇ。はやく机で…」

絢辻「う、うん」

縁「…どっちが先にいこっか?」

絢辻「…姉さんから先に」

縁「……」モジモジ

絢辻「なにやってるのっ? はやく先に──」

縁「ご、ごめん詞ちゃん…ちょっと無理かもぉ…」きゅっ

絢辻「ええっ? 限界、なの…?」

611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:42:48.08 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「……うん」かぁぁ

絢辻(照れてる場合じゃないわよ!)

縁「ど、どおしよっか?」ぴくぴく

絢辻「と、とにかく気合を入れて登るの!」

縁「だめぇ~! そんなことしたら…絶対に出ちゃうもん!」

絢辻「出ちゃうって…じゃあ私がもう行くから!」すっ

絢辻「私が回ってドアを開ける…歩けるぐらいは出来るでしょ?」ガタタ

縁「うんっ…ごめんねぇ…」もじもじ

絢辻(本当に最悪ッ…なんでこうなるのよ…ッ)ガタン!

絢辻「…え」

──どしんっ

612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:44:14.47 ID: ID:N6aCesR10

実に素晴らしい

613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 10:54:19.76 ID: ID:zbVIVCMF0

良かった。安価を取って本当に良かった。

618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:37:01.43 ID: ID:I6L3eBkfi

まだ残ってるなんて奇跡か
前から思ってたんだがアマガミ世界って携帯ないのかな

619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:41:51.34 ID: ID:N6aCesR10

>>618
舞台設定が90年代で、高校生が携帯を持つ時代ではなかったということになってた筈

624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:53:35.43 ID: ID:I6L3eBkfi

>>619
そうだったのか
制服やら学校のデザインが新しめだから最近の時代設定かと思ってた

620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:42:14.02 ID: ID:ZSfpCvyT0

縁「つ、詞ちゃん!? 大丈夫!?」

絢辻「ぁ……」ちょろ

絢辻(だ、だめぇっ───!!)ぎゅっ

ろろ…きゅっ!

絢辻「ッ……ハァッ…ハァッ…!」

縁「け、怪我してないっ? 平気っ?」

絢辻「へ、平気よっ。なにも、ない……大丈夫っ……!」ぐぐぐっ

縁「本当にっ? どこも痛い所無いよねぇっ?」

絢辻(危なかった…危なかったけど、ああっ…もう! やだやだやだ!)ふるふる

縁「うぇえんっ」

絢辻「この状況…どうしたらいいのよッ…」

縁「…ぁ…」ぶるるっ

621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:48:41.82 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻(もう一度登るチャンスは…くっ…この状態じゃどうやら…!)ぶるぶる

縁「……つかさちゃん…」ぼそっ

絢辻「…え? なに?」

縁「ど、どおしよ…もうダメかも…っ」ぴくぴくっ

絢辻「えっ? うそっ、待って! もう少しだから我慢して!」

縁「ううっ」へたり…

絢辻(が、頑張るの私! まだ、まだイケるはずよ…!)ガクガク

絢辻「んっ…と、届いて…!」ぐぐぐ…

絢辻「あ…」ぶるる!

絢辻(うそ──ここにきて──なんでっ)

絢辻「あっ…ああっ…!!」びくぅ!

「──絢辻さんっ!!」ぱしっ

622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:49:42.60 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「…っ…ぇ…?」ふる…

純一「良かった…! やっぱりここに居たんだね!」

絢辻「たち…ばなくん…」

623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:52:37.39 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「…っ…ぇ…?」ふる…

純一「良かった…! やっぱりここに居たんだね!」

絢辻「たち…ばなくん…?」

純一「何時までも姿が見えないから探してたんだよ!」

絢辻「どうして窓から…」

純一「そっちのドアに荷物が倒れこんでて、今、皆が退かしてる途中だよ!」

絢辻「え…」

「ほらそっちに! 次はこれだ!」

「はいよー! これ壊れ物だからやさしくね!」

「早く実行委員長を助けるぞ! 急げ急げ!」

純一「…僕が助けを呼んだんだ、一人じゃどうにかなる量じゃなかったからね」

絢辻「…あ、ありがと」

625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 11:57:10.46 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「それに」チラッ

縁「っ……っ……」フルフル

純一「お姉さんまで…早くここから出よう! さあ捕まって絢辻さん!」ぐいっ

絢辻「う、うん」きゅぅん

絢辻「あ、いやっ…待ってちょうだい! だめっ!」ぱしっ

純一「えっ? そ、そうだよね。時期にドアが開くから待ってればいいか…!」

絢辻「あ、違うのよ、そうじゃなくって、あの、気持ちは嬉しいのだけれど」ぶるっ

純一「どうしたの? それにお姉さんの様子も…」

縁「つ、詞ちゃん…」ぎゅっ

絢辻「姉さん…ほらもう少しだから我慢して…」

純一「具合でも悪いのかな──うぉおおっ!?」ぐらっ

どっしーん!

絢辻「きゃあ!?」

626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:01:08.46 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「痛たた…あーびっくりした、いきなり後ろから押されて…」

絢辻「あれは…」

純一「え? あ! 窓の外になにか置かれてる……木の板…?」

絢辻「出し物の看板だわ…誰かが貴方に気づかずに、立てかけたのよ…」

純一「それに押し出されたのか…えっと、大丈夫? ぶつかってないよね?」

絢辻「私は平気だけど…ね、姉さん?」

縁「…………」

純一「えっ? どうしましたっ!?」

絢辻「……嘘」

純一「絢辻さん? どうしたの──」

ちょろろろろ…じわわ…

628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:06:53.44 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「え、暗くてよく見えないんだけど何が」

絢辻「見ないでっ」ぱしんっ

純一「あいたぁっ!?」

縁「っ……っ……っ……」ぽたぽた…ぴちょん…

絢辻(え、え、え、うそ、うそうそ、姉さん、本当に…?)

純一(後ろから目を塞がれて! 絢辻さんむ、胸が!)ドキドキ

縁「…ぁふ…」ぶるるっ

絢辻「姉さん…それは…」

縁「…ごめんね…我慢できなくって…えへへ…」

絢辻「なに、笑ってるのよっ! そんなっ…そんな、ことして」

縁「……うん」ぎゅっ

縁「…ごめんね、本当に、ごめんね…」ポロポロ

629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:13:14.48 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「姉さん…」

純一「っ!? っ……あれ、この匂いってもしかして…」

絢辻「嗅ぐなっ」メキィ!

純一「うひぃッ!?」

絢辻(どうしよどうしよどうしよ──こんなの、私はどうしたらいいのよ……!)

ガタタ!

絢辻「!! この音…もしかして荷物が退かし終わってる…?」

純一「そろそろ助かるかもだけど…絢辻さん…どうしたの? そろそろ手を外して欲しいんだけど…」

絢辻「……っ…!」ドッドッドッドッ

純一「絢辻さん? 一体何が起こってるの? 僕は何が何だがわからないよっ?」

絢辻(どう……するの、これ、人が入ってきたら確実に姉さんの恥態が見られる、はずよね?)

絢辻(声を出して止める? いや、もうだめ、そもそも騒音で声が届かない、沢山の人がいる中で、無理よ)

630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:18:29.57 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「絢辻さん…?」

絢辻(どうする──考えて、考えなさい絢辻詞! どう切り抜けるか考えて考えて考えて──)

絢辻「ふぁっ…!?」びくんびくん

純一「っ?」

絢辻「えっ…あっ…?」へたり

純一「絢辻さん…? ちょっと、絢辻さん!?」

絢辻「そんなまさか……そう、だった…私も限界だった…っ」ぶるるっ

純一「えっ!? 限界だったって何を……それ、縁さん……その水たまりは…」

縁「ひっぐ…えぐえぐっ…」ぐしぐし

純一「……絢辻さん、これって…」

絢辻「た、橘くん…はやくっ……ここから逃げなさい……」ぎゅっ

631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:23:18.56 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「何を言ってるんだよ…! 逃げるってどうして!」

絢辻「ば、ばかっ…この状況を大勢に見られたら…なんて思われるかわかってるの…っ」プルプル

純一「あ…!」

絢辻「一発で…貴方の学園生活は…百八十度変わったものとなるわよっ…そんなの、いやでしょっ?」

純一「で、でも」

絢辻「いいの、よ。平気、私は優等生だから、どうにか切り抜けられるわ…橘くん、貴方は逃げて」ぐいっ

純一「絢辻さん…」

絢辻「…この窓の外は、確か校舎裏。人気も少ない、あの看板を倒して窓から逃げなさい…っ」

純一「………」

絢辻「早く…! 皆が来る前に…! わ、私も…あたしももう我慢の限界、なのよ…!」ぶるっ

純一「──いいや、僕は出ないよ」

632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:28:35.22 ID: ID:N6aCesR10

さすが紳士だ

633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 12:29:54.91 ID: ID:I6L3eBkfi

一発逆転の変態な秘策が紳士にはあるんだな

638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:00:37.41 ID: ID:gd9ROGCL0

カッコよすぎて濡れる

639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:02:43.13 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「なにをっ…いって!」

純一「絢辻さん…お姉さんの近くに来て、できるだけ近くに」ガタタ…ガタン!

純一「これでドアからは見えない、机と荷物で上手く隠して…それから」

絢辻「え……」

ガチャガチャ

純一「…そろそろ皆が入ってくる…っ…時間がない、頑張れよ僕の拳っ…!!」ぐぐっ

純一「え、えぇえいいっ!!」ガツン!!

絢辻(看板を殴って、倒し──あ………)ぶるるっ

純一「痛ッ…早く隠れて絢辻さん! 僕の足元に早く!」

ガチャ!

高橋「だ、大丈夫みんな!? 怪我はしてない!?」だだっ

純一「…あ、高橋先生。大丈夫ですよ、二人は窓から無事に出ました」

642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:09:37.58 ID: ID:ZSfpCvyT0

ちょろろろろ…

高橋「橘くん! 二人って…絢辻さんの他にも居たの?」

純一「はい。他の実行委員が居ましたけど…二人共大丈夫です」

ぴしゃぴしゃ…ぽたぽた…

絢辻「んッ…んんッ…!」ちょろろ…

縁「……ひっぐ…」ちょろろろ

純一「後は実行委員の僕に任せてください──」

純一(ふ、二人共…僕の足を掴んで…出てるのか…? 上履きがだんだんと湿ってきている、これって…)

純一「──ご、ごほん! 後片付けは僕がしますから! 皆、どうもありがとうね!」

絢辻「…ごめ、んなさい…ごめんなさい…」ぶるるっ

縁「ぐすっ…えっく…えっく…」ちょろろ…ろん!

644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:15:13.95 ID: ID:ZSfpCvyT0

パタン

純一「…ふぅ」

絢辻「………」ぎゅっ

縁「ぐすっ…」ぎゅうううっ

純一「えっと、二人共? そろそろ僕の足を離してくれたら…」

絢辻「だ、だめっ! どいたらっ…み、みえちゃうじゃないっ」ぎゅう!

縁「ううっ…ううっ…」ぎゅううううう

純一(既に上履きが湿っている時点で色々と…あはは)ポリポリ

絢辻「……ぐすっ…」

純一「…絢辻さん、これでよかったんだよ。ばれずにすんだ、まぁ僕が知ってるけれど…」

絢辻「せっ…責任とって…」ぐしっ

純一「えっ?」

絢辻「あたしをこんな辱めた責任取りなさいっ! ばかばかばかっ!」ぽかぽかぽか

645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:15:20.32 ID: ID:N6aCesR10

やだ・・・カッコいい

646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:17:03.61 ID: ID:NuxQo4Lr0

さすが紳士!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!

648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:20:14.60 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「責任取りなさいって…」

絢辻「あ、あなたがもっと早く駆けつけてくれたらっ! こんなことにっ…ならなかったのに…っ」

純一「えっと、ごめんね…」

縁「…お嫁さんにしてくれるのぉ…?」

純一「ええっ!?」

絢辻「な、何を言ってるのっ?」

縁「わたしも恥ずかしくてお嫁にいけないよぉ~もうこの子にもらってもらうしかないよぉ~えーんっ」ポロポロ

純一「が、頑張ります!」

絢辻「何を頑張るのよあなたはっ! もうっ…もうっ…ほんっとに……」ぎゅっ

純一「あ…」

絢辻「血が出てるじゃないっ…ばかばかっ…殴ったら血が出るに決まってるじゃないの…!」ポロポロ

純一「…気にしないで、僕が勝手にしたことだから」

650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:26:27.37 ID: ID:ZSfpCvyT0

絢辻「ほんっと馬鹿ね…何を考えてるのよ、全部全部貴方が背負い込んでるじゃない…」

純一「あはは、大丈夫。絢辻さんの…お、おしっこぐらい飲めるよ僕?」

絢辻「へっ?……~~~ッ!!」カァァ

縁「すごぉ~い! キミっておしっこ飲めるのぉ?」

純一「えっ? あー……ええ、いけます」きりっ

絢辻「ばかじゃないの…っ」

純一「そうかな? けっこう本気で言ってるけど、前に鼻血もなめてるし」

縁「へぇー!」

絢辻「ッ~~~!!!」ボスボス!

純一「うぐッ! さ、さて! ほら後片付けをしましょう皆!」

絢辻「い、いいから貴方は何処かへ行きなさい! 後は私達がするから…!」

純一「着替えはどうするの?」

絢辻「えっ? あ、そっか…」

651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:31:26.43 ID: ID:ZSfpCvyT0

純一「僕が教室に戻って取ってくるよ。あと、お姉さんのは…すみません僕のジャージでいいですか?」

縁「おっけ~!」グッ

純一「わかりました。それじゃあ、すぐに戻ってくるよ」くるっ

絢辻「ま、待って!」ぎゅっ

純一「うん?」

絢辻「あ、あのっ…その…」モジモジ

純一「うんっ」

絢辻「……あ、ありがと。私……あ、あたし…」

絢辻「──わたし、本当に感謝してるから」

純一「! …いいよ。絢辻さんが助かるなら、なんだってするつもりだからね」ニコ

絢辻「っ……」

たったった

縁「いいこだねぇ~…」ほのぼの

絢辻「……ばか」

>今朝に戻る

652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:32:52.14 ID: ID:7+Th6BA90

まだ戻らなくてもいいだろ!

654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:35:31.92 ID: ID:QlE38iyOi

姉妹両方嫁に欲しい

655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:35:41.17 ID: ID:I6L3eBkfi

今朝に戻ったということはまだ続くんですよね?

656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:35:47.30 ID: ID:ZSfpCvyT0

ということで終わり
途中寝てしまってすみませんっした。ご支援ご保守ありがとう
質問あったら聞くよ なかったら落としてくれたらそれではではノシ

紗江ちゃん…

657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:36:25.23 ID: ID:7+Th6BA90

超乙

心残りがあるなら…書いてもいいんやで?

658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:36:29.30 ID: ID:PU0RgLcK0

あと茶道部先輩達と香苗と黒沢しかいなくね

661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:38:47.78 ID: ID:FiOrOfWA0

乙なんだよ
書きたいなら書いてもいいんだぞ

665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:54:51.99 ID: ID:z+alQaWI0

でぶの需要はないって頃だね

667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:57:40.67 ID: ID:8zJO+F/Y0

>>665
梨穂子はかわいいだろうが!!!

666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 13:56:31.20 ID: ID:gd9ROGCL0


消えずに最後まできちんと書いてくれて超感謝する

673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:12:23.00 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「>>680」

674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:17:26.24 ID: ID:jJYyWJTz0

id変わったのか すまぬのぉ
最後のヒロインぐらい終わらせよう純一「>>682だ…」

675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:19:32.14 ID: ID:tpstp9EA0

梅原

676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:19:41.66 ID: ID:QlE38iyOi

紗江ちゃん!!

678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:20:30.00 ID: ID:QlE38iyOi

紗江ちゃん!!

679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:21:20.32 ID: ID:QlE38iyOi

ふかふか

680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:21:34.62 ID: ID:tpstp9EA0

梅原

681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:21:40.62 ID: ID:Dwq5BKAV0

紗江

682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:21:44.24 ID: ID:xoBePnD00

伊藤香苗!誰がなんと言おうと伊藤香苗!

687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:22:46.74 ID: ID:HNPjM8vA0

紗江ちゃん…

688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:30:19.87 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「香苗さんか」トュルルルン!

純一「…これで最後だ、がんばろう!」

木の上

香苗(これ降りられないわ)ぶるぶる

香苗(しくじったわー…子供の頃思い出して、安易に登ってみたものの)

香苗「…なんて馬鹿なあたし」がくっ

香苗(すっごく高い…飛び降りたら絶対に怪我する。あわわ…どうしよ…)

純一「ふーんふーん」すたすた

香苗(あ! 橘くんじゃん!)パァア!

香苗「おーい! そこのキミキミ! あんたよあんた!」

純一「うん? この声は…香苗さんか?」

689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:32:55.92 ID: ID:StJAiIXe0

香苗ちゃんきゃわわわ

691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:34:41.79 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗(ハッ!? で、でも待って……この状態を見られたらどう思われる…っ?)

香苗(完全に阿呆まるだしじゃない!)

純一「?」

香苗「どうしよ…ごまかさないと…」

純一「何処に居るんだろう? あ、もしかして木の上とか──」

「にゃーん」

純一「ん? なんだ猫か」

香苗「にゃ、にゃーん」ドキドキ

香苗(ご、誤魔化せた? いけたかしらっ? ふぃー…危なかった…)

香苗(でも状況は変わんないのよね…うん…)ぶるっ

香苗「あ、あれっ?」ぴくん!

692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:36:06.70 ID: ID:8o+BUdFl0

香苗さんのコレジャナイ感…

693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:39:44.85 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗ちゃん苦手なんだ…
もう一回聞いてくる

695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:42:35.37 ID: ID:tpstp9EA0

今ならまだ間に合うし、木の上のぼってるのは梅原ってことにしない??

696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:46:34.96 ID: ID:I6L3eBkfi

梅原に拘り過ぎだろ…

697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:47:08.21 ID: ID:jJYyWJTz0

よし書く

698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 14:56:20.02 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「えっ…うそ…どうして、あれ…」

香苗(これってもしかして…お、おしっこしたい…感じ?)

香苗「え、さっき済ませたばかりなのに…はあぅっ」ぶるっ

純一「ん? なんだろうまた声が…」

香苗「うっ」ぱしっ

香苗(ま、まだ下に居たのね橘くん…あーもう…どうしてこうなっちゃうのかなぁーっ)

純一「? ?」キョロキョロ

香苗(我慢できるのも…時間の問題ね、しかも降りるためにの手立てもなし)

香苗(詰んじゃってるじゃない…)

純一「うん、よし」

純一「香苗さん? 近くにいるんでしょ? 隠れてないで出てきてよ!」

香苗(た、橘くん…それは無理なのよ…ううっ…ごめんね、本当に…)

700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:02:55.06 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「……反応なしか」

香苗(というか橘くん…樹の下で何してるのかしら。こんな人気も少ない場所で)

純一「よし! 確認は取れた!」ごそごそ!

香苗「?」

純一「さァーて、お宝本お宝本っと…」ペラ

香苗(あーそういう……なるほどねぇ、えっちな本を読むために…)

純一「おぉー! なんだこれ、さすがだよ! ローアングル探検隊!」

香苗「楽しそうね…はぁ~」

香苗(それにしても、どうしようかしら。このままじゃ膠着状態でなんの解決にもなんないわ…)

香苗「っ…え、あっ……!!」ぶるるっ

香苗(波がっ…来て、来てる…! だめだめ、収まりなさい! うっくぅ…!)きゅううう

香苗「はぁっ…はぁっ……」たらり

香苗「んっ…ちょ、ちょっとヨダレが出て…あっ」たら…

ヒューン

701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:09:15.38 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「ん?」ぽたり

香苗(きゃー! や、やっちゃったっ…橘くんの首辺りに…!)

純一「雨でも降ってるのかな? 晴れてるけど、んー?」

香苗(凄くこっち見てる…お願いお願い気づかないで…!)ドキドキ

純一「まさか──やっぱり香苗さんが……」

「にゃーん」

純一「…なんだ猫か…」ストン

香苗「にゃーん…助かった…」

香苗(あとで沢山謝るわ、本当に…だけど今だけは許してね橘くん)

香苗(──さて、どうしましょうか)ぶるぶるぶる

香苗「そ、そろそろっ……限界よ私ぃ……んんっ」

香苗(このままじゃ…いえ、考えたら駄目じゃない香苗…その時点で負け確定よ…っ)

香苗「だから乗り切ってみせる、絶対に───」きゅん!

702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:10:22.18 ID: ID:o5xsT1e40

乗り切れるかな・・・?

703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:12:41.73 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「──……ぁ…」ぶるっ

香苗(いっ……で、出るかも……しれな、い…?)

香苗「……だ、だめっ…」ぎゅっ

じわわ…

香苗(お願いだから止まってッ…だめだめ…止まりなさいっ、止まって!)

ちょろ…ちょろろろ…

香苗「ぁ…で、ちゃ…」

ぴしゃぴしゃ…

香苗「っ……~~~~!!」ぎゅっ

純一「ふむふむ、なるほどスカートの中身は…うん?」ぽたぽた

704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:18:00.00 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「うそ…でしょ……っ」ちょろろろろ

ぴしゃぴしゃ ぱたた ぱた

純一(なんだ? 上から何か降ってきてる…水滴?)

香苗「ううっ…ああっ……あっ……」ちょろ…

純一「葉っぱに雨露でもたまってたのかな、んっ! 今……」

純一「……口に入っちゃったよ、ったくもう」ぺっぺっ

香苗「ッ……」カァァ

純一「ん? なんだろう、少し…すっぱい?」

香苗(ばっ…ばかばか、なに感想述べてんのよっ)ぼっ!

705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:21:30.78 ID: ID:I6L3eBkfi

ついに飲尿か

706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:22:28.93 ID: ID:SOKs/6vF0

紳士的なスレ

707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:23:25.26 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「ここじゃもうお宝本は読めないな。うん、いつもの隠し部屋に行こう」ゴソゴソ

香苗「はぁ…はぁ…んっ…はぁ……」

香苗(ごめんアンタに…なんてことしちゃったのかしら…私……)

香苗(おしっ、……飲ませちゃうなんて…ううっ…)

香苗「もういいわ…どうにでもなればいいのよ…」すっ

香苗(なんかこう、飛び降りても大丈夫な気がしてきた、そうよ、平気よきっと)

香苗「人におしっこかけるぐらいだしね……うん…」

香苗「もう飛び降りて終わろう──」

ずるりっ

香苗「──え……滑っ、液で…あっ!」

710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:27:33.87 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「ひゃあああ!!?」

ヒューン! ボスン!

香苗「あああ……ああっ…あ、あれ?」

香苗「痛く、ない?」

純一「…僕は痛いけどね」

香苗「っ!? あ、あんた! 橘くん!?」

純一「ああ、そうだよ。やっぱり木の上に居たんだね…」

香苗「ど、どうして…いつから気づいてたの…?」

純一「さっきだよ。とある部屋から見えたんだ、香苗さんの姿さ」

香苗「あ、そう……なんだ」かぁぁ

純一「それよりも香苗さん、その…」ポリポリ

香苗「えっ? な、なにっ?」

純一「怒らないで聞いて欲しいんだけどね、さっきからスカート捲れてて……」

純一「……どうしてだか、その、う、うん?」チラチラッ

712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:37:19.22 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「え……スカートって…」チラリ

香苗(この体制──私が仰向けの橘くんに乗っかって、顔の近くにパンツを見せてる──)

純一「…あの香苗さん?」

香苗「ひっ」びくん!

純一「えっ?」

香苗(あ…うそ、ちょっとまって…びっくりしすぎて、また)ぶるっ

純一「かな…え…さ…ん?」

香苗「あっ! だめっ! みない、でっ………」じわわ~

純一(え? なんだ、胸のあたりがだんだんと湿って、えっ!?)ぱしゃ!

香苗「んんんっ……」ぎゅっ

純一「…これって…もしかして…おし、」

713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:40:33.16 ID: ID:6C1qHo3Oi

よかったな。生のローアングルだぞ

714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:42:24.62 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「………」

純一「……もしかして、さっきのも…」

香苗「………」

純一「…そう、なんだ」

香苗「…もう最悪だわ…本当に…こんなのありえない…ぐすっ…」

純一「……」

香苗「ごめんなさいっ…私、あんたに何度怒らせるようなことすれば…いいのかしらねっ…ひっぐ…」ぐしぐし

純一「うーんと、とりあえずね香苗さん」すっ

香苗「ひっぐ…ううっ…」

純一「…色々と大変だったのは分かるけど、なんとなくだけどね」

香苗「うん…ぐす…」

純一「──おしっこって、ちょっと不思議な味がするもんだね」

716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 15:54:15.69 ID: ID:N6aCesR10

紳士だなあ

717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:10:35.19 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「ぐしゅ…ひっぐ……え…?」

純一「いやー初めてだったけど、いい経験になったよ。うんうん」

香苗「は、はい? あんた何言ってんの…?」

純一「普段の生活からじゃ得られない経験! …ありがとう、僕は香苗ちゃんに感謝するよ」

香苗「あ、あんた馬鹿…じゃないの…っ?」

純一「え、えーと…とりあえずね香苗さん」ぬぎっ

香苗「ぇ…」ふさぁ

純一「今日のことは誰にも言わないでおくよ。二人だけの秘密ってことにしとこう」

香苗「この上着…よ、汚れちゃうわよ…?」

純一「それも経験だよ! うん、そんな感じで…何時でも良いから上着、それじゃ」ふりふり

香苗「……」ポツーン

718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:13:39.97 ID: ID:jJYyWJTz0

香苗「…フツー…味の感想とか言う? こんな時に…」

香苗「ふふっ、なによそれ。本当にあんたっておかしいやつね…」

純一「ふーんふーん」すたすた

香苗「ありがと…橘くん、でもさ」

香苗「…上着貸してくれたら隠せてないわよ、えっちな本」

すぐに高橋先生にお宝本は没収されました

>今朝に戻る

719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:15:23.66 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「とても貴重な経験をしたと思う。さて…」

純一「そして、次だ。本当にこれで最後、これで──彼女が現れてくれたら…」

純一「僕は負われる気がするんだ…」

純一「>>725にしようよ」

723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:20:25.91 ID: ID:QlE38iyOi

僕は中多紗江ちゃん!!

724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:21:25.08 ID: ID:QlE38iyOi

中多紗江ちゃん!!

725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:21:25.96 ID: ID:MYDY1XTX0

紗江ちゃん

726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:21:58.39 ID: ID:QlE38iyOi

でかした

729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 16:31:18.81 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「…さて紗江ちゃんだ」トュルルルン!

純一「最後に頑張っていこう!」

橘家 自室

純一「さて紗江ちゃん、どうだい調子は」

紗江「せ、せんぱい…」ぴくっ

純一「うん?」

紗江「ほ、ほんとうにっ…これでいいんでしょうか…?」

純一「一体どうしたっていうんだい。君もきちんと了解してくれたはずだよ?」

紗江「はい…」モジモジ

純一「じゃあがんばろう。これは紗江ちゃん、君のためなんだから」

純一(──そう、これは特訓だ。紗江ちゃんの人見知りの克服…)

純一(…尿意を催しても我慢するという、ね)

735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:00:19.16 ID: ID:/RLsTq6n0

梅原はなしか

736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:03:10.61 ID: ID:YiKhoZ8P0

>>735
勘弁してください

738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:14:19.32 ID: ID:N8ojStyx0

ドラマCDで尿意ネタあったよな確か

740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:27:56.13 ID: ID:N6aCesR10

さえちゃんがやっと報われるのか

741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:28:11.55 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「どんな展開、場所であったとしても──常に緊張感を持って行動する!」

純一「日頃から他人に対して謙遜の心をもつ紗江ちゃんには…まずは己に対する心構えを変える必用があるんだ!」

紗江「な、なるほど…」

純一「君が人と会話するとき、何を思う? それは自分の弱さを再確認するはずだ! それは違うんだ紗江ちゃん…」

紗江「は、はいっ!」びしっ

純一「…君は本来、強い子だ。誰にも負けないほどの精神力を持っている、それは僕が保証しよう」

純一「しかしそれを引き出さなければチカラにはならない!! そう、僕はその手助けがしたいんだ!!」ぎゅっ

紗江「せんぱい……!」キラキラキラ

純一「…頑張って、くれるね?」

紗江「な、中多紗江! 頑張りますっ!」

742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:32:36.12 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「さて、予定通り。昨日から水分を多くとってるみたいだね」

紗江「は、はい。言われたとおりに…牛乳をいっぱい飲みました…!」

純一「ベネ! では少し確認させてもらおうか」すっ

紗江「え…確認ですか…?」

純一「ああ、そうだよ」ぴとっ

紗江「ひぁあ!?」びくぅ

純一「…うん、お腹越しにたまっているのを感じるよ、いいね」

紗江「あ、ありがとう…ございますぅ…」かぁぁ

純一「確認は終わったから、次は──この計画表通りに事を進めよう」パラリ

紗江「計画表ですか…?」

純一「そう! まずは自宅で軽いストレッチを行う、次に外にお出かけだ!」

紗江「そとに…行くんですか…?」

743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:37:56.38 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「ああ、そうともさ。軽いお出かけだよ、遠出はしないから安心してね」

紗江「…わかりました…」

純一「では、まずはストレッチから始める! 紗江ちゃん、その場でジャンプしようか」

紗江「え…でもストレッチじゃ…」

純一「軽く身体を暖めるんだ。それからストレッチは行うんだよ…わかるね?」

紗江「は、はいっ」

純一「じゃあどうぞ」

紗江「じゃ、ジャンプですよね………こう、ですかっ?」ぴょん

純一「もっとだよ! もっと連続でジャンプするんだ!」

紗江「はいぃっ! んっ! んっ! あっ…ふぅ…!」ぴょんぴょん

純一「……」じっ

紗江(み、見てる…せんぱいが真剣な表情で私のことを…が、がんばらなくちゃっ)ぴょんぴょん

744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:42:12.13 ID: ID:jJYyWJTz0

純一(いいね、凄くイイ。なにがいいって、もう言葉にする必要がないぐらいに、イイ)

紗江「ひぁっ…あっ…んっ! んひっ!」ぴょんぴょん

紗江(お、お腹がちょっと辛くなってきた…で、でも…んんっ)

紗江(せんぱいが私の為にやってくれてることだし…やらなくちゃ、紗江、頑張るんだよっ)

純一「ストップだ、紗江ちゃんいい感じだったよ…」

紗江「はぁ…はぁ…本当ですか…?」

純一「良いジャンプだった。これほどまで言いジャンプは見たことがない、誓うよ」

紗江「あ…ありがとうございます!」ぺこり

純一「さて、お腹の調子はどうかな…?」

紗江「え…あ、えっと…少しだけ辛くなってきました…」

純一「我慢だ。乗り越えられれば、もっと先にある自分に…なれるんだよ」

747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:46:44.24 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「りょ、了解です! せんぱい!」

純一「次はストレッチだ。前屈をしてみよう、紗江ちゃん」

紗江「はいっ」ぐぐっ

純一「…どうだい? どんな気分かな?」

紗江「気分ですか…? ちょっと…だけ、足が震えてます!」

純一「よし! そのまま何度か続けるんだ!」

紗江「はい!」ぐっぐっ

紗江(んんっ! ひっ、あっ……ちょっと危なくなってきたっ)

紗江(どうしよう…本当に限界だった時…せんぱいに報告したほうがいいのかな…っ?)

紗江(だめだよそれじゃあ…がまん、がまんしなきゃ…ううっ…でも恥ずかしい…)

748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:49:27.42 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「せ、せんぱいっ! 一つだけ…ご報告が…!」

純一「どうしたのかね」

紗江「げ、限界だったときは…どうすればいいのでしょうか…っ?」

純一「……」

純一「──おしっこをしたいと、言いたまえ」

紗江「えっ……?」

純一「したいので行かせてくださいと、言うんだ紗江ちゃん」

紗江「そ、そんなっ」

純一「言えないのかな? 君は……『おしっこがしたい』と言えないほどに、臆病なのかい?」

紗江「っ……!」ズキン

750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:52:38.78 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「堂々と言えるからこそ、それこそが君が望む──自分じゃないのかな?」

紗江「私が…望む…?」

純一「ああ、そうだよ」

純一(ごめん、紗江ちゃん。こんな酷いことを言ってしまって──けれど僕は鬼になると決めたんだ!)カッ!

紗江「………せんぱい」

純一「な、なにかね?」

紗江「私はまだ…おしっこをしたくありません!!」

純一「!! よ、よくぞ……よくぞ言った紗江ちゃん!」

紗江「……」キリ

純一(あの表情…既に完成は近づいてるに違いない…)

751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:53:46.17 ID: ID:N6aCesR10

鬼教官や

752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:54:55.98 ID: ID:I6L3eBkfi

なんか間違った方向に成長している

753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 17:57:26.51 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「せんぱい…私はまだ覚悟が決まってなかったみたいです…!」ぎゅっ

紗江「──なんでも言ってください! なんでもやってみせます…!」

純一「紗江ちゃん…!」

紗江「……」

純一「そうか、そこまでの…覚悟を持っていたんだね」パチパチ…

紗江「…ありがとうございます…」

純一「じゃあ僕も本気で行くよ。うん、紗江ちゃん…」

紗江「…えっと、本気ですね! 頑張ります!」

純一「じゃあこれをつけるんだ…」チャリ…

紗江「え、これって…首輪…!」

純一「そう、そして…」すっ

紗江(スクール水着が懐から…っ?)

754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:00:47.48 ID: ID:BvptSsPI0

これはひどい(褒め言葉)

755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:02:56.87 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「最後にネコミミと、もうひとつ最後にサンタの上着もお願いするね」

紗江「えっ…えっ…?」

純一「靴下はこの学校のやつを。後は上履きもあったかな、うーんと」

紗江「せ、せんぱい…? これ全部着るんですか…?」

純一「うん、そうだよ。以前に創設祭で余ったやつを貰ってたんだ、いつか役に立つかなって」

紗江「は、はあ…」

純一「よし、上履き見つけたよ。それじゃあ数分後にまた来るから、着替えておくんだ! 紗江ちゃん!」

紗江「…わ、わかりましたっ」

パタン

紗江「っ……え、え──……これ全部着ないとだめ…っ?」ドキドキ

紗江「とりあえず…服を脱がなくちゃ…」ぬぎ…

756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:06:05.45 ID: ID:jJYyWJTz0

数分後

純一「…大丈夫? 紗江ちゃん?」コンコン

『ひゃいぃっ!? だ、だいりょぶれふっ!』

純一「じゃあ開けるよ──」ガチャ

純一「──うおおおっ! 凄い、可愛いよ紗江ちゃん!」

紗江「本当ですか…?」

純一「うん、そのネコミミも髪の色と会ってるし。それにスクール水着もぴったりだね!」

紗江「は、はい…」かぁぁ

純一「サンタの上着も中々のアクセントになってるし、靴下も上履きも…イイね」

紗江「そ、そのぉ~……せんぱい?」

純一「うん?」

紗江「この…首輪だけがつけ方がわからなくて…その、せんぱいにお願いしたいなって…」

762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:37:34.75 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「僕がつけるの? いいよ、貸してみて」

紗江「はいっ! …よ、宜しくお願いします…」

純一「顔を上げて、紗江ちゃん」すっ

紗江「……冷たっ」カチャ

純一「時期に体温で暖かくなるよ、よし。これで完璧だね…うんうん最高に似合ってるよ」

紗江「えへへ、ありがとうございます…」

純一(やはり、この堂々たる佇まい…既に彼女は淑女としてのフィールドに達しているに違いないよこれは…)ゴクリ

紗江「……せんぱい?」

純一「あ、うん! えっと…良く着替えてくれたねっ? じゃあ次は…」

紗江「お、お出かけですねっ」

純一「えっ? いやいや! 流石にこの姿じゃ…」

紗江「ふぇっ? あ……そう、です…よねっ……スミマセン…ゴメンナサイ…」かぁぁぁ

純一(この格好で出かけると思ってたのか…!)

763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:38:44.27 ID: ID:6C1qHo3Oi

今までのルートのアイテムか……

764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:40:26.44 ID: ID:roMYX1Ub0

紗江ちゃんも順調にレベルを上げているな

765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:41:39.05 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「…いや、出かけよう」

紗江「…え?」

純一「勿論、外じゃないけど。歩き回れることは出来るじゃないか…」すっ

純一「──この家の中をね」

居間

紗江「はわわっ…ひゃ~っ」ドキドキ

純一「どうだい、緊張するだろう」

紗江「は、はいっ……水着で…しかもせんぱいのお家でこんな、格好で…っ」

純一「そうだね。普段は美也だって過ごしてる」

紗江「美也ちゃんも…ここで…」

純一「だけど紗江ちゃん、君はそんな場所で水着姿なんて…」ボソッ

紗江「ッ~~~~!!!」びくん!

純一「…恥ずかしい?」

紗江「は、はずかしい…ですっ…」

766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:42:00.11 ID: ID:wmhuXucBO

淑女、淑女って何だ?

768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:45:54.15 ID: ID:ZS4DQLa40

>>766
紳士の対だろ

767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:45:02.05 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「いいよ、恥ずかしがることが大切なんだ…そして」

紗江「あ…」

純一「…この〝我慢〟もすることにより、君は成長できるんだ」

紗江「…はい、がんばります」

純一「よし、じゃあ次はキッチンに行こう」

紗江「ふぇっ?」

純一「軽く玉子焼きを作ってもらおうかなって、えへへ」

紗江「たまごやき、ですか?」

純一「うん! できるかな?」

紗江「で、できます! やってみせます…!」

769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:48:55.85 ID: ID:jJYyWJTz0

キッチン

紗江「で、できました…」コト

純一「どれどれ、ぱくっ」

紗江「…ど、どおですか?」チラチラ

純一「もぐもぐ…うん、うまい!」

紗江「よかったです…! わぁい!」

純一「うんうん、その姿で動くのも慣れてきたようだね」

紗江「はい! これも…せんぱいのお陰です…!」

純一「いいや、君がもつチカラなんだ。僕だけの力じゃないよ」

紗江「そうなんですか?」

純一(ああ、これで完璧だ! もう紗江ちゃんは…淑女としての心構えを手に入れている)

純一「頑張ったね…紗江ちゃん、僕は凄く感動している…!」ぐすっ

紗江「……あの」モジ

770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:53:51.81 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「うんっ?」

紗江「そのぉ~……えっと、あのですね……」チョンチョン

純一「どうしたんだい?」

紗江「こ、こ、これだけ……なのかなぁって…思い、まして」チラッ

純一「へっ?」

紗江「っ…っ……」テレテレ モジモジ

純一「えっとー、どういうことかなっ?」

紗江「もっと……せんぱいから、ですね…教えてほしい欲しいなって…思うんです…けど」

純一(…いったい何を言い出したんだ紗江ちゃん!?)

紗江「だめ、ですか?」モジ…

純一「で、でもね? もう既に色々と計画は終わってるし…」

紗江「…お出かけ」ぼそっ

772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 18:58:12.70 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「…えっ? お出かけ?」

紗江「お出かけって、まだ…してませんよね…」

純一「す、するの?」

紗江「……えっと、したいです…」チラチラッ

純一(何を…言ってるんだこの子…)

紗江「で、でもですねっ! あのっ……流石に外は怖い、ので…」

純一「ので?」

紗江「…お庭に出ませんか…?」

純一「……」

紗江「ちょっと寒いですね」

純一「あ、じゃあ戻ろうよ! 風邪引いちゃうよ紗江ちゃん!」

紗江「へ、平気です! 頑張ります…!」

純一「そ、そっか」

774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:01:32.29 ID: ID:jJYyWJTz0

純一(何だか変な展開になってきたぞ。どうなるんだこれ…)

紗江「よいしょっと」とん

純一「って、紗江ちゃん!? 庭に出ちゃ…!」

紗江「……」とててて ぴたっ

紗江「あ、せんぱい! 見てください…星がキレイですよ…!」

純一「え? 星って…ああ、もうそんな時間なんだ」

紗江「せんぱいもはやくきてください…! わぁー……」

純一「ちょ、待ってて。サンダル探してくるから!」

紗江「……せんぱい」

純一「えっ?」

紗江「えへへ」ニコリ

純一(っ! なん──だろう…えっ? その笑顔を見てると…)フラフラ…

775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:05:27.83 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「……はい、到着ですね」

純一「う、うん。あれ? おかしいな…裸足なんて汚いのに…紗江ちゃんも裸足じゃないか…」

紗江「そう、ですね。おかしいですね、なんだか…ふふふっ」

純一(なんだろう…頭がくらくらするけど…)

紗江「あ、流れ星」

純一「え? あ、本当だ…」

きらっ きらっ

紗江「……」

純一「何か願い事をしたの?」

紗江「…はい、その、せんぱいの事でお願いしました」

純一「僕のことで? 一体なんだろう?」

紗江「…しりたいですか?」

純一「教えてくれるなら、紗江ちゃんが良いって言ってくれるならね」

777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:08:36.14 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「あの、ですね。せんぱいともっと近くに居たいなって…」ぎゅっ

純一「っ」

紗江「私はそうお願いしました……だけどもう、叶ってます」

純一「紗江ちゃん…」

紗江「……」ニコ

純一(なんていい子なんだろうか…この子は本当に、可愛い子だ)

紗江「…せんぱい」

純一「うん?」

紗江「これを…どうぞ…」チャラ

純一「…なんでリードを渡すの?」

779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:11:42.99 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「つけてください、お願いします」

純一「何処からこんなの見つけたのっ!? え、つけるって首輪に…?」

紗江「もちろんです」

純一「ま、待って! 僕状況が上手くつかめなくて、」カチャ

紗江「きゃっ」

純一(なんだっ? 勝手に動いて…リードを付けてしまったぞ!?)

紗江「…これでもっと近くになれましたね」

純一「ふぇっ!?」

紗江「う~わんっ…なんちゃって」

純一(ぐぉぉぉ?! だ、ダメだ押されるな僕…!)

780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:15:28.95 ID: ID:jJYyWJTz0

純一(先程から紗江ちゃんの…なんていうか魅力に押されて、身体が勝手に動いてる気がする!)

純一(負けるな純一! 紳士だ、紳士になれ。さすればいかなる状況も対応できる…!)

純一「…じゃ、じゃあ僕のペットは…お家に帰らないとな…」くいっ

純一(恥ずかしいよこれ!!)ドッドッドッ

紗江「…わぅん」ぐぐっ

純一「え? て、抵抗しちゃだめだよ!」

紗江「……」フルフル

純一「え、なんで首を振るの…?」

紗江「……」すっ

純一「紗江ちゃん君は一体──」

紗江「…しぇんぱい、その…」

紗江「…おしっこが出ます…っ」ちょろろろ

781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:18:41.61 ID: ID:jJYyWJTz0

純一「え………」

紗江「んんっ……あっ…ふぁ……」ぶるるっ

じょろろろろ

純一「さ、紗江ちゃん…えっ…なにして……」

紗江「うっ…んんっ」プルプル

ちょろろ…ろ…

純一「………」じっ

紗江「っはぁ……えっと、ちゃんとでました…しぇんぱい…」ウルウル

純一「あ……うん」

紗江「その、どーでしたか…?」

純一「…良かったと思い、ます」

782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:20:23.57 ID: ID:gd9ROGCL0

紳士が押されている・・・?

785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:27:40.00 ID: ID:jJYyWJTz0

紗江「…本当ですか?」チャリ…

純一(この光景…僕はもしや、凄い人物を作り上げてしまったんじゃ──)

紗江「…わんわん」チラチラッ

純一「あっ…えっと…」

紗江「……」じっ

純一(期待された瞳で見られてる! わかる、彼女はそう望んでることがわかってしまうんだ…僕は…)

純一「…行くぞ、付いてくるんだ」ぐいっ

紗江「はいっ」とてて

純一「どこに行こうか、紗江ちゃん」

紗江「……それはもちろん…外にですっ」

紗江「ずっとずっとせんぱいと側にいられるなら…何処にでも、付いていきます!」

今朝に戻る ぴっ

>タイトルへ

786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:28:58.17 ID: ID:roMYX1Ub0

あと残っているのは誰かな?

787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:29:15.70 ID: ID:jJYyWJTz0

ヒロイン制覇というわけで終わりです
ご支援ご保守ありがとでした終わってよかったではノシ

789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:29:56.39 ID: ID:uQ2ZU14K0

ふぅ、お疲れ様。

出来る>>1で良かった

793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:42:36.56 ID: ID:UcyOu7dn0

梅原がなかったのは残念だが
乙なんだよ

794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:48:14.95 ID: ID:N6aCesR10

おつ
面白かった

796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 19:58:26.93 ID: ID:Rc98BaOj0

乙!
梅原書いてもいいのよ?

798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 20:08:07.63 ID: ID:QlE38iyOi


最後まで書き切ったのは出来る>>1だな
あ、梅原は結構です

799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 20:13:07.70 ID: ID:Zupx7B4z0

この>>1は黄金水男爵と脳内で呼ぶことにした

802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 20:25:54.70 ID: ID:9myaYrLn0


素晴らしいわ……!

803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/09/05(木) 20:30:21.74 ID: ID:yXcTFgEU0

やっぱり紗江ちゃんはポテンシャル高いな

引用元:橘純一「相手に尿意を催させる」

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