チノ「はい、今日の搾精は終わり。お疲れさまでした」
拙者「うぅ……あ、ありがたき幸せ……」
数週間前、念願のラビットハウスに仕官したのだが、『女性ばかりの街で若い侍を野放しにすると皆姦通されるのでは』
という懸念の声があり、結果、チノ殿が定期的に拙者の男根から〇子を手淫手淫してくれるようになった。しかしチノ殿はどういうわけか
拙者のことを嫌悪しているらしく、いつもいつも不愛想に男根手淫手淫して、男性器激痛激痛なのでござった。
拙者「うむむ……チノ殿は可憐なのに男根手淫手淫は激痛激痛である……はぁ、どうにかしてチノ殿の精液射々を甘美で気持ち良いものにしてもらえないだろうか……、むっ?」
深夜なのにチノ殿の部屋から明かりが漏れている。
チノ「よいしょ……よいしょ……」
拙者(ち、チノ殿が、自分の部屋で男性器人形を相手に男根手淫手淫の練習をしている!?)
チノ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと気持ち良くなってもらえるように頑張らないと……」
拙者「チノ殿ーーー!」 バターンッ!
チノ「ひゃあッ!?」
拙者「チ、チノ殿ーーー! かたじけないーッ! チノ殿は毎日拙者のために男根手淫手淫の練習してたのに拙者はそんなことも知らずに……ッ!
ハフッ!ハフッ! チノ殿の湯上りふとももかぐわしい!」
チノ「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください!」
拙者「か、かたじけないチノ殿……!」
チノ「べ、別に、オ〇ン〇ンしこしこ練習するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は下手で、あんまり気持ちよくなってもらえないから」
拙者「そ、そんなことはない! チノ殿のその御心だけで拙者は十分男根気持ち良いなのだ! むっ、そ、そうだ! チノ殿 御手を拝借! 」
チノ「こ、こうですか?」
拙者「うむ! それでは今から自慰をするぞ! チノ殿のやわらかおててに射〇するからね! ちゃんと受け止めてね!」
チノ「えっ、えっ?」
拙者「ウオーッ! チノ! ぷにぷにおててに出すぞ!」ドピュドピュドピューッ!
チノ「ひゃあッ!」ビシャーッ
ワイ「くっ、ふぅ……! ま、まことに濃厚なのが出たぁーッ!」
チノ「ほんとうです……で、でもなんで……?」
拙者「それは……チノ殿の御心が、拙者に伝わったからだ! チノ殿の他人を思いやる優しさが!」
チノ「私のやさしさ……」
拙者「そう! だから、技術など、二の次でござる! 男根手淫手淫は、上手い人にやってもらうより、好きな人にやってもらうのが一番気持ちいいのだ!」
チノ「す、好きって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、練習に付き合ってもらってもいいですか?」
拙者「勿論!」
その後、拙者は一晩中チノ殿の御手々に射〇を続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。
しかし、その日以来、男根搾精をするときチノちゃんが耳元で「好きです」とつぶやいてくれるようになったので結果オーライ! 終わり
ワイ君が出しとるやん
拙者「むっ、遊郭か…」
ココア「いらっしゃいませー!」
拙者「むっ…」
拙者(拙者、主人にこの娘で、と合図を出す)
ココア「はーい!ご指名ありがとうございまーす♡」
ココア「ほらこっち座って座って」
ココア「お侍さんはこういうえっちなお店初めて?」
拙者「……。」(拙者、恥辱に顔を背ける)
ココア「だいじょーぶ♡ おねーちゃんにまっかせなさーい!!!」
ココア「はい、ぬぎぬぎしましょーね♡」
拙者「…! な、なにをする!!! この売女風情が!」
ココア「え…? そこのおっきくなってるお〇ン〇ンを外に出そうと思って ♡」
ココア「えっちなこと、しに来たんでしょ?」
ココア「それとも恥ずかしいから、先におねーちゃんのおっぱい飲んでからにする…?」
ココア「ほら、おっぱい…舐めてもいいんだよ♡」
拙者「――!」(拙者、目前に放り出された豊満な胸を見て驚愕)
拙者「拙者に赤子の真似をしろと申すか!」
ココア「ほ~ら♡ お姉ちゃんのとこきてちゅーちゅーしましょうね♡」
拙者「そう乳を出されては、勿体無くて仕方がない」
拙者「頂戴する」チューチュー
ココア「あっん♡ 歯…あたってる♡」
ココア「頭なでなでしてほしい?」
拙者「…」(こくんと頷く)
>>16
ここもう少し抵抗できんのかいって毎回思う
ココア「よしよし♡」
拙者(んん♥ おねーちゃんしゅきぃ…♥)
ココア「おねーちゃんのおっぱい、美味しかった?」
拙者「うん…♥ あ、あのねおねーちゃん…」
ココア「どうしたの?もじもじして♡」
拙者「お〇ン〇ン…。お〇ン〇ンいじってほしい…♥」
ココア「…♡ おねーちゃんにまっかせなさーい♡」
拙者「アッアッアッ…おねーちゃんしゅきぃぃぃぃ♥♥♥」
ヤバスギでしょwwwwwwwwwww
夏海「れんちょん、見てなよ。ライターのガスをこうやって握り拳のなかに溜めてね…」シュゥゥゥ
れんげ「なんなのん?」
夏海「そしたら点火しまーす♪」シュボ
ボウッ!
れんげ「す、すごいのん!なっつん魔法使いみたいなのん!」
夏海「えっへっへ…面白いっしょ?れんちょんもやってみる?」
れんげ「あ、危なそうだからウチはいいのん…」
夏海「大丈夫だって。火傷なんかしないからさ」
れんげ「あ、熱くないのん…?」
雪子「こらっ!あんたはまたそんな危ない事してっ!」
夏海「げっ…母ちゃん…なんだよぅ、なんも危なくねえって」
雪子「れんげちゃんに変な事教えないの!あんたがバカな事すると小さい子も真似するでしょうが!」
夏海「ちぇ…うっさいなぁ…」
雪子「そうやってあんたは人の話を聞かないで…」
雪子「いい?あんたがいらん事して大怪我するのは勝手だけど、れんげちゃんに火傷でもさせたら母さん許さんからね」
夏海「へいへい。わっかりましたよ~っと」
雪子「はぁ…とにかくライターは出しんさい。それ父ちゃんのでしょうが」
夏海「わかったってば!ほらこれでいいんでしょ!いこっ、れんちょん」グイッ
れんげ「あっ…」
夏海「まったく母ちゃんはウチがやること為すこといちいち口出してくるんだもん。やんなっちゃうよね」
れんげ「…なっつん、おばちゃんの言う事はもう少しちゃんと聞いた方がいいと思うのん」
夏海「れんちょんまでそんな事…あ、父ちゃんの軽トラ停まってる…そういや今日は畑出るって言ってたもんなぁ」
夏海「そうだれんちょん、外いるのも寒いし車の中で暖房かけてラジオでも聞こうか」
れんげ「ぐっどあいでぃあなのん」
夏海(田舎の車は無施錠、キー挿しっぱがあたり前♪)カチ…ブオオン
夏海「はぁ~あったけ~」
れんげ「ラジオ!ラジオ聞くのん!」
夏海「おっけ~」カチャ
チャラララーチャララーラララー♪
れんげ「グレートマンのテーマなのん!」ワクワク
れんげ「ぐれーとにぃー♪たちあがりぃー♪」ノリノリ
夏海(はぁ…退屈……)
れんげ「ぐれーとにぃー♪あくをうつぅー♪」
夏海「お、またライター発見」
れんげ「はっ!?」
れんげ「なっつん!それもうやめるん!」
夏海「だから危なくないんだってば。心配性だなぁれんちょんは」シュゥゥゥ
れんげ「おばちゃんに叱られるん…」
夏海「へーきへーき」シュボ…ボウッ!
れんげ「ウチ、それ嫌い。悪い予感がするのん」
夏海「~♪」
れんげ「……今日はもう帰るん」ガチャ…バタン!
夏海「あ!ちょっとれんちょーん!」
夏海「はぁ…ほんと田舎ってつまんねー…いいじゃんか、これくらいの暇潰し…」
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ……
本日午後2時頃、○○県○○村××の農道に停車されていた軽トラックの車内で爆発事故があり
車内にいた同村の中学一年の女子生徒が全身に重度の火傷を負いました。
○○署の調べでは軽トラックの所有者は女子生徒の父親であり、爆発直前に分かれた友人の証言によると
女子生徒は握り拳のなかにライターのガスを充満させて掌のうえで点火する遊びを繰り返していた、とのことで
同署は車内に充満したガスにライターの火が引火した疑いが強いとして、調べを進めています。
また、重症を負った女子生徒ですが、現場近辺には高度な治療を行える医療施設がなく
およそ40km離れた○○市内の総合病院に搬送されましたが、事故発生から搬入までにかなりの時間が掛かってしまったこともあり
容態についてはいまだ予断を許されない状態だ、とのことです。
雪子「夏海ぃ…うううっ…夏海ぃぃ…」ポロポロ
小鞠「お、お母さん…大丈夫だよ。あの夏海のことだもん。そう簡単に…」
卓「……」
『手術中』のランプが消える
雪子「先生!娘は!?夏海は…!?」
医師「……」
医師「…とても生命力の強い娘さんですね」
雪子「それじゃ夏海は…!」
医師「なんとか一命はとりとめました。呼吸も安定しています。じきに意識も戻るでしょう」
雪子「あああ!夏海ぃ…!」ヘタリ
小鞠「よかった…よかったよぉ…びえええん!びえええん!」
卓「……」
雪子「先生…ありがとうございます…ありがとうございます……!」
医師「…お母さん、どうかお心をしっかり持ってください」
雪子「…はい?」
バタン…
キィ…キィ…ガラガラガラ……
小鞠「夏海っ!あんたはもう…心配ばっかりかけてっ」タタタ…
小鞠「ひいっ!?」ビクッ
卓「…!?」
雪子「夏海…よかった…!」ヨロヨロ
雪子「母さんもう、うるさいこと言わないから…あんたが無事だっただけでもう……」
夏海「……」シュコー…シュコー…
雪子「いっ…」
雪子「いやああああああああっ!!!」
二ヶ月後
れんげ「なっつん、もう会っても大丈夫になったんな!」
一穂「…うん。ちゃんとお話もできるようになったみたい」
れんげ「ずっとなっつんと遊べなくて寂しかったん」
れんげ「それにこの前ウチ、勝手に帰っちゃったからちゃんとゴメンなさいしたいのん」
一穂「そっか…」
れんげ「仲直りになっつんの好きなお菓子いっぱい買ってきたん!」
れんげ「なっつんのお見舞いって言ったら駄菓子屋がたくさんおまけしてくれたのん」
一穂「……」
れんげ「はっ!ウチったら…病院ではお口にチャック、するのんな?」
一穂「……れんちょん」
一穂「本当の友達っていうのはね、例え相手がどんな姿に変わっても仲良くできるものなんだよ」
れんげ「…ねえねえ、何言ってるのん?」
一穂「…あの子と変わらず接してあげてね」
れんげ「?」
夏海「…だから自分で出来るって言ってんじゃん!」
雪子「無茶いわんの。その身体でどうやって…」
夏海「……」
雪子「…ご、ごめんなさい。じゃあひとまずやってみようか。それでダメだったら母さん手を貸すから」
夏海「必要ない…もう帰れよ…」
雪子「ダメよ…あんたがベッドから落ちそうになったら、母さん絶対受け止めるんだから…」
夏海「そういうのやめてよ…うざいんだよおっ…!」
夏海「ああああああああああああああっ!!」バタバタ
雪子「お、落ち着きなさい夏海…他の病室の人がびっくりするでしょうが」
夏海「ははっ…そっか。そりゃ困るよねぇ…母ちゃ…あんたが心配なのは結局そういうことなんだよ…」
雪子「…どういう意味よ」
夏海「いろんな人が見に来たら恥ずかしいよねぇ?イモムシみたいな娘の姿…あはははは!」
ぱちぃん!
夏海「」
雪子「う、ううっ…なんで…あんたはっ…」
夏海「…おいおい、障害者虐待かよ。サイテーだな」
雪子「違うっ!あんたは障害者なんかじゃない…障害者なんかじゃない…!」ギュ
雪子「夏海は夏海のまま…元気で可愛い女の子のまま…なにも変わってないもの…!」ギュウウ
夏海「……」
夏海「…さすがに無理があんでしょそれは」
雪子「お願い…そうやってすぐ卑屈になるのやめてちょうだい。母さんそんな夏海見てるのすごく悲しい」
夏海「…もういい。寝る」ゴロッ
雪子「寝るって…さっきお昼食べたばかりじゃない」
夏海「起きてたところでなにが出来るっていうのさ…こんな身体で…」
雪子「夏海…」
雪子「…起きてなきゃいかんよ。一時にれんげちゃん達お見舞いにきてくれるんだかんね」
夏海「はあっ!?なんだよそれ…聞いてないしっ!」
雪子「そうやってブーたれてたら、れんげちゃんに笑われるねぇ」
夏海「…なんでだよっ!誰にも会わないって言ったじゃん!」
雪子「そうやって自分の殻に閉じこもるの、よくないって先生も言ってたよ」
夏海「なんで…そんな勝手な事すんのさぁ…」ポロポロ
雪子「ごめん…でもこのままだと絶対いけないと思ったから…」
夏海「いけないって何がだよ…」ポロポロ
雪子「あんたはいいん?このまま誰とも会わないなんて…」
夏海「いいも悪いもないじゃん…ウチの人生なんて、もう終わってんだし…」
雪子「そんな事ない…大丈夫だから…」
夏海「何が大丈夫なのさっ!見なよこの身体っ!顔の火傷も!焼け残った髪の毛も!」
雪子「……」
夏海「こんな酷い姿…友達に見せられるわけない……!」
雪子「わかるよ…夏海だって女の子だもん…辛いよね…」
夏海「そう思うならウチを誰の目にも触れさせないようにしてよ!」
雪子「いい、聞きなさい夏海。初めのうちは辛いかもしれんけど…」
夏海「うるさいなぁ!れんちょん達来ちゃうじゃん!はやく屋上にでも連れてってよっ!」
雪子「…ダメ。ここにいなさい」
夏海「連れてけええええええ!!!」バタバタ
雪子「お願いよ夏海!自棄にならんでよ…辛いの、苦しいの、みんな母さんにぶつけていいから…」ギュ
夏海「はぁ…はあっ…」ポロポロ
夏海「…ろし…やる…」ポロポロ
雪子「ん?どうしたの、夏海…」
コ ロ シ テ ヤ ル……!
雪子「……」
雪子「…夏海、あんたは強い子ねぇ」
夏海「…は?」
雪子「そんなに力強く母さんの事にらみ付けられるなら、もう心配いらんねぇ」
夏海「…っ!」
夏海「あああああああああああああああっ!!!」
看護師「越谷さんでしたら74号室…」
あああああああああああああああっ!!!
れんげ「なっつん?」
れんげ「なっつんの声がしたん」タタタ…
一穂「あ!待ちなさ……」
れんげ「なっつんどーしたん!まだ火傷が痛むん!?」キキーッ
夏海「あ…」
雪子「れんげちゃん…」
れんげ「……」
夏海「あ…あ…」
れんげ「……」
夏海「あはははっ!見てよれんちょん!このみっともない姿!」
夏海「いやぁ、さすがのウチもこうなっては手も足も出ない!あ、もとから出ないか!なーんちゃって!」
夏海「あははは…は…」
れんげ「……」
れんげ「あの…ウチ、病室を間違えたみたいなん…」
夏海「」
一穂「なーに言ってるの。なっつんだよー」
れんげ「ねえねえ…」
れんげ「本当に…なっつんなん…?」
夏海「あ、あは…イメチェンにしてはやり過ぎたかなー、なんて…」
雪子「……」
一穂「ほぉら、もっと傍に行ってお話したらいいじゃない」
れんげ「こ、ここでいいん!」ビクッ
夏海「…っ!」
れんげ「あの…なっつん…その…」ビクビク
一穂「……」
雪子「……」
れんげ「え…ええっと…」
夏海「あ、あのさっ…れんちょん…」
れんげ「う、ウチもう帰るん!」タタタ…
一穂「あぁ!あの子ったら…ごめんなさい!すぐに連れて戻るから」ペコ
れんげ「う…ううっ…」
れんげ「ぐすっ…ぐすっ…」トボトボ
一穂「こぉら、勝手に出てったらダメでしょーが」
れんげ「うっ…ぐすん…」
一穂「…まぁ、なにも教えてなかったねえねえも悪かったよねぇ。びっくりしちゃうのも仕方ないか」
れんげ「あんなのなっつんじゃないん…」
一穂「……あの事故で夏海が負った火傷は深刻でね、感染症を起こすといけないから手と足は切断するしかなかったんだって」
れんげ「そんな恐い話聞きたくないのん!」
一穂「あぁ…ごめんごめん。でもねれんちょん、さっき会ったのは間違いなくなっつんなんだよ?」
一穂「いつもれんちょんと遊んでくれて、れんちょんが大好きなあのなっつんなの」
一穂「ね、戻って一緒にお話ししてあげよう?」
れんげ「……」
れんげ「ごめんなさい…ウチ、やっぱり行きたくないん…すごく…恐かったん…」
一穂「…そっか」
れんげ「ウチ、ひどい子なんな…」うるっ
一穂「そんな事ないよー。れんちょんは夏海の事が大好きだからそんなに悲しんでるんだもんね」ナデナデ
れんげ「ううっ…ぐすっ…ぐすん…」
一穂「それじゃあもう少しここで待っててね。ねえねえはおばちゃんとお話してくるから」
れんげ「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
一穂(さすがに受け入れられなかったか…)
れんげ「ねえねえ、これ…」
一穂「ん?」
れんげ「お菓子、なっつんに渡してあげて欲しいのん」
一穂「…はいよ。なっつんも喜ぶよ、きっと」
一穂「ごめんね雪子さん。れんげだったら偏見とか持たずに今まで通り接していけるかと思ったんだけど…」
雪子「ううん…ええんよかずちゃん。こっちこそあんな小さい子にショックな思いさせて悪かったねぇ」
一穂「…夏海はどうしてる?」
雪子「うん…すっかり落ち込んでしまって…うっ…うううっ…」
一穂「本当にごめんなさい…ウチが浅はかだったんよ…」
雪子「ちがう…責めてるわけじゃないんよ…ただあの子、れんげちゃんの前では普段通り振る舞おうとして…」ポロポロ
雪子「きっとあの子なりに…妹分の前ではしっかりしないとっていうのがあったんよねぇ…」ポロポロ
一穂「……」
雪子「かずちゃん、無理な事頼めないのはわかってる…だけど、いま夏海の心を開くことが出来るのは母親の私じゃなくて友達の存在だと思うから…」
一穂「…うん。わかってる」
雪子「もうすぐあの子も退院だから、また家に遊びに来てくれると嬉しいんだけど…」
一穂「大丈夫だよ雪子さん。時間はかかるかもしれないけど、れんげならきっと全部受け入れて夏海と付き合っていける」
一穂「だって夏海はあの子の一番の親友なんだもん…」
夏海「れんちょん、見てなよ。ライターのガスをこうやって握り拳のなかに溜めてね…」シュゥゥゥ
れんげ「なんなのん?」
夏海「そしたら点火しまーす♪」シュボ
ボウッ!
れんげ「す、すごいのん!なっつん魔法使いみたいなのん!」
夏海「えっへっへ…面白いっしょ?れんちょんもやってみる?」
れんげ「あ、危なそうだからウチはいいのん…」
夏海「大丈夫だって。火傷なんかしないからさ」
れんげ「あ、熱くないのん…?」
雪子「こらっ!あんたはまたそんな危ない事してっ!」
夏海「げっ…母ちゃん…なんだよぅ、なんも危なくねえって」
雪子「れんげちゃんに変な事教えないの!あんたがバカな事すると小さい子も真似するでしょうが!」
夏海「ちぇ…うっさいなぁ…」
雪子「そうやってあんたは人の話を聞かないで…」
雪子「いい?あんたがいらん事して大怪我するのは勝手だけど、れんげちゃんに火傷でもさせたら母さん許さんからね」
夏海「へいへい。わっかりましたよ~っと」
雪子「はぁ…とにかくライターは出しんさい。それ父ちゃんのでしょうが」
夏海「わかったってば!ほらこれでいいんでしょ!いこっ、れんちょん」グイッ
れんげ「あっ…」
夏海「まったく母ちゃんはウチがやること為すこといちいち口出してくるんだもん。やんなっちゃうよね」
れんげ「…なっつん、おばちゃんの言う事はもう少しちゃんと聞いた方がいいと思うのん」
夏海「れんちょんまでそんな事…あ、父ちゃんの軽トラ停まってる…そういや今日は畑出るって言ってたもんなぁ」
夏海「そうだれんちょん、外いるのも寒いし車の中で暖房かけてラジオでも聞こうか」
れんげ「ぐっどあいでぃあなのん」
夏海(田舎の車は無施錠、キー挿しっぱがあたり前♪)カチ…ブオオン
夏海「はぁ~あったけ~」
れんげ「ラジオ!ラジオ聞くのん!」
夏海「おっけ~」カチャ
チャラララーチャララーラララー♪
れんげ「グレートマンのテーマなのん!」ワクワク
れんげ「ぐれーとにぃー♪たちあがりぃー♪」ノリノリ
夏海(はぁ…退屈……)
れんげ「ぐれーとにぃー♪あくをうつぅー♪」
夏海「お、またライター発見」
れんげ「はっ!?」
れんげ「なっつん!それもうやめるん!」
夏海「だから危なくないんだってば。心配性だなぁれんちょんは」シュゥゥゥ
れんげ「おばちゃんに叱られるん…」
夏海「へーきへーき」シュボ…ボウッ!
れんげ「ウチ、それ嫌い。悪い予感がするのん」
夏海「~♪」
れんげ「……今日はもう帰るん」ガチャ…バタン!
夏海「あ!ちょっとれんちょーん!」
夏海「はぁ…ほんと田舎ってつまんねー…いいじゃんか、これくらいの暇潰し…」
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥ…シュボ…ボウッ!
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ……
拙者「やめよ」チャキッ
夏海「!?」
夏海「お、おじさん誰!?」
拙者「これは拙者が預かる」
拙者「お主はまだ若い……命を大切にされよ」
夏海「は……」
拙者「さらば」
夏海「………うん」
夏海「へんな人だったな………」
夏海「でもなんでだろう?なんだか救われたような……」
夏海「……」
夏海「帰って2人に謝ろ」
拙者「いらっしゃいませー!」
ココア「むっ…」
ココア(私、店長さんにこの侍で、と合図を出す)
拙者「うむ!汝の指名、心より感謝申し上げ奉り候♡」
拙者「さぁ近うよれ」
拙者「貴様はかくの如きえっちな商い場は初のことか?」
ココア「……。」(私、恥ずかしさに顔を背ける)
拙者「心配御無用♡ それがしに任せて下され!!!」
拙者「着物を脱ぎ候え♡」
ココア「…! な、なにするの!!! この淫売風情が!」
拙者「む…? そなたの大きくなり申し上げたるものを出さふかと思いて ♡」
拙者「卑猥なるまぐわいをなさんと参られたのであろう?」
拙者「其れとも恥辱に堪え難しといふならば、先に拙者の乳を飲んでからにする…?」
拙者「ほら、男根…舐めても構わぬゆえ…♡」
ココア「――!」(私、目の前に放り出されたおっきなおち〇ぽを見てびっくり)
ココア「私に赤ちゃんの真似をしろって言うの?!」
拙者「ほ~ら♡ お侍さんのとこきてちゅーちゅーしましょうね♡」
ココア「そうおち〇ぽを出されては、勿体無くて仕方がないね」
ココア「いただきます」チューチュー
拙者「あっん♡ 歯…あたってる♡」
拙者「頭なでなでしてほしい?」
ココア「…」(こくんと頷く)
拙者「よしよし♡」
ココア(んん♥ お侍さんしゅきぃ…♥)
拙者「お侍さんのおち〇ぽ、美味しかった?」
ココア「うん…♥ あ、あのねお侍さん…」
拙者「どうしたの?もじもじして♡」
ワイ「ち、チトーちゃん!弾圧激しくしないで!」 チト「うるさいですね……
ワイ「あ、あぁ~ッ!」
チトー「はい、今日の尋問は終わり。お疲れさまでした」
ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数週間前、念願であった東スラブ地域のユーゴスラビアとしての統一がなされたのだが、『統一されたばかりの祖国でクロアチア系民族主義者を野放しにすると若いセルビア人女性がレ〇プされるのでは』
という懸念の声があり、結果、チトーちゃんが定期的にワイから情報をシコシコ出そうとしてくれるようになった。しかしチトーちゃんはなんだか
ワイのことがキライみたいで、いつもいつも不愛想に尋問して、我々クロアチア系民族主義組織はイタイイタイなのだった。
ワイ「トホホ……チトーちゃんの奥さんはクロアチア人なのに尋問はイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてチトーちゃんからの弾圧をやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな~、ん?」
深夜なのにチトーちゃんの部屋から明かりが漏れている。
チトー「よいしょ……よいしょ……」
ワイ(ち、チトーちゃんが、旧セルビアのベオグラードで社会主義政権を打ち立てようとしている!?)
チトー「ふぅ……こんなものですかね……。もっと西側と距離を置きつつソビエト政府の干渉を退けらえるよな立派な国にする為に頑張らないと……」
ワイ「チトーちゃーん!」
チトー「ひゃあッ!?」
ワイ「チ、チトーちゃーん! ごめんよーッ!チトーちゃんは毎日祖国のためにソビエト政府との交渉の練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!!ハフッ!ハフッ! 新しい祖国の若々しいなんといい匂い!」
チトー「統一のドサクサにまぎれて民族主義を煽らないでください!」
ワイ「ご、ごめんねチトーちゃん……!」
チノ「べ、別に、外交の練習するくらいも普通のことです……。それが私の使命なんですから……。それに、私は下手で、祖国が未だに一つになれないから」
ワイ「そ、そんなことないよ! チトーちゃんのその気持ちだけでワイは十分ナショナリズムが刺激されて気持ちいいんだよ! あっ、そ、そうだ! チトーちゃんおてて出して!
チトー「こ、こうですか?」
ワイ「そう! それじゃあ今から独立運動するからね! チトーちゃんのあたらしい祖国にドッピュするからね! ちゃんと受け止めてね!」
唐突なチノちゃん
ワイ「くっ、ふぅ……! す、すっごい濃いのが出るはずだったのに出ないーッ!」
チトー「ほんとうです……で、でもなんで……?」
ワイ「それはね……チトーちゃんの気持ちが、民衆に伝わったからだよ! チトーちゃんのカリスマ性とユーゴスラビアを一つにしたいと思う気持ちがね!」
チトー「私の……」
チトー「そうか!だから、民族主義なんて、二の次なんだよ!やはり人民が望んでいるのは民族同士の憎み合いではなく多民族国家ユーゴスラビアの建設なんだよ!そして
7つの国境、6つの共和国、5個の民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ一つの国家ユーゴスラビアには融和が必要なのだよ!」
チノ「……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、練習に付き合ってもらってもいいですか?」
ワイ「もちろん!」
セルビア主導で祖国をしようとなったとき民族主義者どもがちゃんが色んな所で
「異民族は死ね!」と民族浄化をしてくれるようになったので結果オーライ! 終わり
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