パワフルズ・矢部明雄が戦力外通告　本人は現役続行を強く希望

パワフルズ・矢部明雄外野手（３３）が今季限りで退団することが３０日、分かった。
来季の戦力構想から外れたが、本人は現役続行を希望しており、他球団でのプレーを模索するとみられる。

移籍先なく宣言残留３年目の今季は２５試合の出場で打率.１２０、０本、１打点、０盗塁、２盗塁死、１失策。
故障もなく、ウエスタン・リーグでは打率.２７５　１１本　２１打点の好成績を残していた。

矢部明雄はパワフル高からドラフト４巡目でパワプロと同期でパワフルズ入り。
外野手として俊足を武器に出場を続け、１３年にはワールド・ベースボール・クラシックの日本代表に選出された。(出場ゼロ)

１６年オフにフリーエージェント権を行使したがオファーがなく残留していた。
今季のパワフルズは、昨年まで代走を務めていた志藤がスタメンに回り若手が台頭。
矢部は8月23日のカイザース戦で、守備固めで9回に送り出されたが、代打・ドリトンの外野フライの打球を落球しサヨナラを許した。
翌日に出場選手登録を抹消され、それ以降1軍出場がなかった。

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