藤木「えっ…急にどうしたの?」
永沢「ネット犯罪が増えてるからね」
藤木(昨日、ずっとタモリスレを立ててた…)
永沢「君なら僕の悪口を書き込んでそうだね」
藤木「そ、そんなことしないよ!」
永沢「まあ、君もネットにハマリ過ぎないようにね」
藤木「永沢くんはしてないの?」
永沢「僕は君みたいに暇じゃないんだ」
永沢「そもそもネットに書き込むこと自体卑怯だと思わないかい?」
藤木「匿名で書き込めるのがネットのいいところだよ!」
永沢「匿名だからネット犯罪が増えるのに…君はなにも分かっていないな」
永沢「最近、youtubeで芸能人のフェイクニュースも増えているしね」
永沢「書き込むなら顔も本名も晒すべきだよ」
藤木「そんなことしたら誰も書き込まないよ…」
永沢「ネットには君みたいな奴がごまんといるからね」
藤木「ひ、ひどいや永沢くん…!」
永沢「それじゃあ、僕はこれで帰るよ」
スタスタ
藤木(なんだよ、あのタマネギ男…)
藤木(僕にとっちゃネットは唯一の癒しなのに…)
藤木(今日は永沢くんの名前を晒そう)
「…」
プツンッ
カタカタ
パソコンを起動させキーボードを打つ
藤木「…」
藤木「まずはウォームアップ程度に」
カタカタ
『【悲報】タモリの名言、「ガキが…舐めてると潰すぞ」しかない』
―10分後―
藤木「どうしよう…スレが荒れてるよ…」
「若干滑ったな」
「流行ったスレってイッチみたいなの必ず現れるよな」
「かなり滑ったな」
藤木「マズイな…このままじゃ僕が叩かれ続けてスレが終わっちゃうや」
プツンッ
藤木「ん?」
「あはははははwwwwwあはははははwwwww」
藤木「なんだ…頭おかしい奴も書き込んでるのか…」
「何回同じスレ立てるんだじょーーwwwwwwwww」
藤木「うぇぇ……やっぱりネットには色んな奴がいるんだな…」
永沢「僕の家が燃えてる…。」
藤木「うあああああ!もうやめてくれーー!!」
プツンッ
強制終了のボタンを押し取り乱す藤木
藤木「はぁはぁ…やっぱりなんJはクズの集まりだよ…」
キートン「なんJでクソスレを立てるやつがなにを言っている」
藤木「もう今日はなんJじゃなくてオンラインゲームでもしよう」
カタカタ
藤木「…さて、この狩場でいいかな」
ズサッズシュッ!
「狩ってる途中に横から攻撃しないでください!」
藤木「ふふっ…怒ってる怒ってる…」
「ガキが…舐めてると潰すぞ」
藤木「潰す?やってみろよ…ふふっ……」
藤木「楽しいなぁ…こうやって狩りの邪魔するのは…」
―次の日―
戸川先生「皆さん、おはようございます」
「おはようございます!」
藤木(ふぁぁ…昨日、徹夜で狩場荒らしてたから眠いや)
戸川先生「最近、ネット犯罪が増えているようです」
藤木「…」ピクッ
はまじ「先生も円光とかしてんじゃねーのwwww」
戸川先生「ガキが…舐めてると潰すぞ」
はまじ「ヒェッ…」
たまえ「まるちゃん…ネット犯罪なんて怖いね」
まる子「あたしゃ家にパソコンなんてないから問題ないけどねぇ」
たまえ「え?まるちゃんパソコン持ってないの?」
まる子「たまちゃんは持ってるの?」
たまえ「私は持ってるし…むしろ持ってない人の方が少ないんじゃ…」
まる子「えぇー?」
戸川先生「このクラスでパソコンを持っていないのはさくらさんだけですね」
まる子「…そ、そうなの?あたしゃてっきり他にも持ってない人がいるのかと…」
戸川先生「ですから、ネットで犯罪予告をしたりするのは止めてください」
戸川先生「アダルトサイトを見るのもいけませんよ?」
永沢「ふん、全部藤木くんに当てはまることだな」
藤木「え…僕はそんなことしないよ…!」
丸尾「さくらさん!ずばり時代遅れでしょう!」
まる子「だってお母さんがパソコン買ってくれないんだよ?」
まる子「それにパソコンなんてしなくたって、生きていけるしねぇ」
丸尾「それが時代遅れなのですよさくらさん!」
まる子「わ、分かったから…」
たまえ「丸尾くんは普段、ネットでなにしてるの?」
丸尾「ずばり!なんJでしょう!」
丸尾「タモリスレを立ててなんJ民を笑わしているのですよ!」
たまえ「へぇ、丸尾くんならネットでのマナー良さそうだよね」
丸尾「もちろん!掲示板でも常に敬語を使っていますからね!」
まる子「タモリスレなんて面白くないじゃん」
まる子「あたしならそんな事できないねぇ~」
丸尾「…」ピクピクッ
たまえ「ま、まるちゃん…丸尾くんの唯一の楽しみなんだよきっと…」
まる子「あ…丸尾くんごめん…」
丸尾「きええええええ!!」
スタスタ
まる子「…すっかり怒っちゃったね…」
たまえ「でも、丸尾くんあの年でなんJしてるなんて怖いよね…」
まる子「丸尾くんぐらいだよきっとなんJなんてしてるのはさぁ~」
藤木(僕もしてるけど…してるなんて言えないや…)
まるこは何でタモリスレが面白くないって知ってるんや
藤木「面白いスレがないな…」
「jkだけど暇だから質問に答えるで~」
藤木「…どうせオッサンだけど覗くだけ覗いてみよう」
カタカタッ
藤木「あれ…うpされてる?」
カタッ
藤木「…!生足の画像!?しかもIDつき!?」
藤木「す、すごいや…ちゃんとパ○ツまでうpしてる…」
藤木「なんJもまだまだ捨てたモンじゃないや…」
藤木「そうだ、僕もリクエストしてみよう」
カタカタ
「開脚しながら弄ってる画像うpしてクレメンス」
これたまえだろ
藤木「…」
藤木「あ…!僕のリクエストが無視された!?」
藤木「な、なんでだよ…クソッ…」
カタカタッ
「くっさ」
「しね」
カタンッ
藤木「ふぅ…スッキリした…」
藤木「バカらしいや、もうなんJなんてやめだやめだ!」
―ネカフェ―
カタカタ
永沢「ふふ…なんJの奴等、僕の生足とパンツで騙されてるや」
永沢「滑稽だな…ふふふ」
永沢「最後に僕の脇でもうpしてビビらせてやろう」
カタカタッ
永沢さぁ…
次の日
藤木(あれ…?そういえば、永沢くんの足のスネ毛全部剃ってある…)
永沢「どうしたんだい?」
藤木「な、永沢くん足のスネ毛どうしたの…?」
永沢「…!!…こ、これは転んでスネ毛が全部抜けたんだよ…!」
藤木(転んでスネ毛なんて全部抜けるのかな…?)
永沢「ぼ、僕はもう帰るよ!!」
タッタッタ
藤木「あ…」
藤木「…怪しいな…」
藤木(昨日のうpスレにうpしてた画像の足とか永沢くんに似てたな…)
藤木(パンツだって永沢くんのお母さんの物かもしれないし)
藤木「…問い詰めてみよう…!」
タッタッタ
永沢「…」
スタスタ
藤木(どこに行くんだろう…)
永沢「…」
ガーッ
藤木「え!?ネットカフェに永沢くんが!?」
藤木「意外だ…僕も入ってみよう!」
ガーッ
店員「らっしゃいあせぇ」
藤木(あれ…永沢くんはもう部屋に入ったのか…)
店員「1名様でしょうか?」
藤木「は、はい!あの…1分前ぐらいにきたタマネギ男の隣の部屋にしてください!」
店員「は…はぁ…」
藤木(ふふっ…今日こそタマネギ男の悪事を暴いてやるさ…)
永沢「18時までに100いったら全裸うpするンゴwwwwww」
カタカタ
藤木(ぜ、全裸…?)
藤木(やっぱり昨日のうpスレは永沢くんだったんだ…)
藤木(しかも18時まであと1時間もあるし100なんて載せる気満々じゃないか…)
永沢「さてと、脱いでウォームアップでしておこうか」
ぬぎぬぎ
藤木(ぷっ…永沢くんやばすぎるや…)
「はよ」「あくしろ」
藤木(え!?みんな、騙されてるよ!うpする奴はタマネギ男だよ!)
藤木(僕がなんとしても食い止めないと…!)
カタカタッ
「イッチはただのタマネギ男やで騙されたらあかん」
ダダダッ!!
藤木(あぁ…!!僕の書き込みがあっという間に流された…!)
永沢「タマネギ男…?」ピクッ
永沢「どうしてこんな事を書く奴がいるんだろうな…」
藤木(や、やばい…バレる…)
永沢「まあ、どうせ藤木くんみたいな人間が何人も書き込んでるんだろう」
永沢「そういう奴等には僕の全裸を拝ませてやるよ」
藤木(クッ…もっとダメージを与えないと…!)
カタカタッ
「タマネギ男いい加減にしろや」「謝罪会見しろ」
「タマネギ男の悪事はここで終わりや」
藤木「はぁはぁあ…」
藤木(これだけ書き込めば…)
永沢「全く、こいつはID真っ赤にして必死だな」
永沢「まるで卑怯者の藤木くんのようだ」
永沢「うるさい!!!僕はうpするぞ!」
カタカタ
永沢「はぁはぁ…」
藤木(…!!)
藤木(吐くのは分かってるけど見てみよう…)
カチッ
藤木「おええええええええええええ!!!」
キートン「全裸で四つん這いとなり上目遣いでこちらを見ている永沢の画像であった」
永沢「!!?その声は藤木くんかい!?」
藤木「し…しまった…」
草
丸尾「こ、この画像は…?」
戸川先生「これはもしや…永沢くん…?」
杉山&大野「おいおい…これって永沢じゃねーか…」
なんJを見ていた永沢のクラスメイト達が驚愕した瞬間である
永沢「…」
ガラッ
藤木「な、永沢くん…うpお疲れ様…」
永沢「やっぱり君は卑怯者だ…これを弱みとして僕をこれから脅していくんだろう?」
藤木「そんな事はしないよ…ただ、ちょっとビックリして…」
永沢「卑怯だ、君は本当に卑怯だ」
藤木「でも、もしかすると僕以外のクラスメイトが見てるかもしれないし…」
永沢「バカバカしい、クラスメイトがなんJなんてやってる訳ないだろう」
ガラッ
藤木の隣の部屋が開く
戸川先生「永沢くん…うpしてしまいましたね…」
ガラッ
丸尾「ずばり、驚愕の事実でしょう…」
ガラッ
大野&杉山「お前…そんな趣味あったんだな…」
なんとこの4人も永沢と同じネットカフェにいたのであった
永沢「うああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
藤木(ざまぁ)
戸川先生「皆さん、ネットは膨大な情報を得れ非常に便利な物です」
戸川先生「ですが、その膨大な情報の中には悪も存在します」
戸川先生「それを見極めるのは自分自身なのですよ?」
戸川先生「ネットの使い方には十分に注意してください」
戸川先生「これも快適なネット環境作りのためです」
カタカタ
「ガキが…舐めてると潰すぞ←誰で再生された? 」
戸川先生「さて、私はこれから忙しくなるので失礼します」
キートン「おわり」
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