女子ソフトボール選手が計約226万円の被害を受けた詐欺事件で、詐欺ほう助などの罪に問われたプロ野球パワフルズ元選手で無職の矢部明雄被告(24)=頑張市=の論告求刑公判が12日、
パワフル地裁であった。
赤いジャケットを身に纏い白いヒラヒラを付けた検事は
「被害金額は甚大」
「こちらとしては応援歌として高額のDLCを提供している、こういうことは許されない」
「こんな手口で金が稼げるのなら誰が検事などやるものか」
として死刑を求刑した。
起訴状によると、矢部被告は昨年7月、キャッシュカードを詐取する際に受け取りなどを担う男を詐欺グループ側に紹介し、犯行を手助けしたとされる。
また矢部被告は、当時少女への児童買春・ポルノ禁止法違反罪でも起訴されている。
検事は、男が紹介料114万円を受け取ったと指摘。
被告人質問で、矢部被告は
「野球賭博にはまっていて、やる金に詰まっていたでやんす。514万円ぐらい借金があったでやんす」
「勝ったときの快感が忘れられなかったでやんす」
と述べた。
これに対してギザギザ頭で段ボールの弁護士バッジが特徴の青いスーツの弁護士は、意見を求められると
「ありません」
と答えた。
判決は25日に言い渡される。
■関連記事
楽天・橘みずきが退団でFA移籍か 直撃に移籍の選択肢「もちろん」
やったぜベイビーパワプロ!祝第3子誕生のサヨナラ打「いい報告できる」
軽トラでバイクを7kmあおり運転 逃げた被害者をガラケー撮影で脅迫 若菜初美を逮捕
「ありません」
あんた何しに来たんでやんすか