日本ハムの矢部明雄外野手が25日、札幌市内の球団事務所でチーム大トリとなる契約更改を行い、
日米通算15年目となる来季を限りに引退することを発表した。
「オイラごとになるでやんすが、2019年シーズンをもって引退するでやんす」
と口を開いた矢部。
敵チームのファンから愛されるベテラン外野手は、最後の1年をファンと支えてくれた人々のために戦う。
悩んだ末の決断だった。
「パワフルズから戦力外を受けた時も悩んだでやんす。マイナーリーグから解雇されてアメリカから帰って来る時にも引退するか悩んだでやんす。
それでもオイラを日本ハムが拾ってくれたでやんす。
昨年もそうだったでやんすし、今年もかなり悩んだでやんす。すごく考えて、たくさんの方にお世話になったので、感謝の気持ちを込めて1年間恩返ししたいでやんす、と12月入って決断したでやんす」
と、ここまでの経緯を明かした。
家族の初美さんとも相談したというが、決断に大きな影響を及ぼしたのはファンの声。
「たくさんのファンの方々に引き際は美しくあってくれと声をくれて、
オイラの決断に至るまで大きなウエートを占めたでやんす」
と話した。
今季は67試合の出場にとどまり、打率.095ながらルーキーイヤー以来となる本塁打ゼロ、盗塁ゼロ(9盗塁死)に終わった。
慣れない代打での出場機会が増えたが、得点圏の安打はゼロ、持ち前の勝負弱さを見せた。
来季は日米通算15年目の節目にもなる。
「最後の1年自分にできることは何でもやろうと思ってるでやんす。
日本一なれるよう最後の1球まで全力で頑張るでやんす。
本当に長い間ありがとうでやんす。
最後の1年ぜひ応援よろしくでやんす」
日本一だけを目指して、矢部明雄が最後の1年で完全燃焼する。
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はいはい矢部死け・・・
>家族の初美さんとも
矢部選手お疲れ様でした