課長「社長の喜ぶ顔想像するだけで抜けるわぁ…」
社員(うわぁ来たよ…)
課長「マニュアル改訂の進行はどうだい?」シコシコ
社員「現在ここまで進んでいます」
課長「基本的にこれまでのマニュアルを踏襲しつつチェック機能を充実させ…ふんふん…」
課長「改訂する上で誰かに相談した?」
社員「正社員の皆さんからアドバイスを頂戴しました」
課長(そっかぁ…)
社員「このマニュアルなんか違うんだよね…旧態依然というか…ひねりがないよねぇ…」
社員「うわぁ…」(そうですか…)
課長「そうだ!パソコン仕事は全部マクロ化して、カッコよくIT革命起こそうよ!」
課長「マクロ作成担当はバイトのY君ね!これは面白くなるぞ!」
社員「で、でも全部となるとバイトに見せる訳にはいかないデータもありますし!コンプライアンスに引っかかりますよ!」
課長「いやいや…バイトだからって部外者という訳じゃないでしょ?」
社員「全ての手順を大きく変えたらみんな混乱しますよ!」
課長「そうならない様にマニュアルというモノがあるんだろ。」
課長「お前は来週から自分の仕事に戻れよ。マニュアルの続きをY君に書かせるよ」
社員「Y君が辞めたらマクロのバージョンアップ出来なくなりますよ!それはつまり…!」
課長「それはそのままでもいいんじゃないもうさ」
課長「効率化して仕事増やそうよ~」ドピュピュ
社員(こんなのおかしいって…社内でたった一人が持つスキルありきで…しかもいつ辞めるかも知れないバイトのスキルで業務改善やスケジューリングするなんて…こんな馬課長の好きにさせるのは癪だが属人化は避けられぬ運命なら…!)
社員「ならば、Y君を正社員に昇格させましょ!彼は勤勉で実務能力もバイトの中で随一です!」
課長「別にバイトのままでいいだろ、やって貰う仕事は今の仕事の延長線上だから社員とかバイトとか関係無いし」
課長「まあ経歴はウンコだけど彼の特技なかなか便利だし、我が社のIT革命に最大限利用してあげてよバイトのY君をさ」
課長「成果が出たら社長もご満悦でしょ?それよりIT革命してからの追加受注する仕事を考えようよ!」
課長「Y君が前に作った納品書や請求書を自動作成する受注リストを量産して商品化しようよ!かっこいいし絶対人気出るって!」
社員「あの…課長の仰せのままにするとバイトのY君が我が社の主軸みたいになりますよね、正社員がバイトより責任軽いとか詐欺みたいな事になりませんか?」
課長「じゃあなんで最初からY君を正社員で取るように言わなかったの!?君のチョイスミスでしょ!?」
>社員「このマニュアルなんか違うんだよね…旧態依然というか…ひねりがないよねぇ…」
この台詞の話者がなんか違うんだよね
あ…
課長「既存の事務処理を自動化して、空いた時間は新しい仕事を入れて経費は変わらず利益だけ増やせば俺は社長の寵愛を一心に…完璧だぁ…」(勃起)
社員「でもそんな雑で大胆な改革したら色々と無理が生じること事請け合いですよ!!」
課長「そんな事心配してたら何もできないだろ」
課長「何か起きたら話し合い、その都度解決していけば結果オーライ!だろ?」
課長「Y君には革命の尖兵として一人でマクロ作り頑張ってもらってみんなの空いた時間を埋め合わせるように大量受注!次回の部課長会は俺がヒーロー、大盛り上がりだ!」
課長「さっそく取引先と交渉しよう!」シコシコ
せやからワイ嫌われてるんかな
大きくは間違ってないと思うで
ただ新しい技術を採用するなら、それを安定して維持する事や継承する事も念頭に入れなあかんとも思うんや
それと個人的にはワイの待遇を良くしてほしい…
Y「契約更新前に謎の面談や…!これは正社員ヤラナイカ?との内示に違いないンゴ!嬉しいンゴねぇ…面談終わったらオッヤとカッノに電話報告や!!」
社員「Y君?ちょっといいかな…」
………
Y「えっ…職位はバイトのままでワイが大規模業務改善の立案とマニュアル作成やるんか?…あの…入社時に正社員登用ありって…」
社員「本当に申し訳ないです…あのまだ内緒なんですけど…Y君だけ特別に昇給させる予定ですので…」
Y「…はぁ…まぁええんやで…」
Y(ワイの作ったツールみんな使ってるンゴねぇ…ははっ)
Y「ワイが来てから処理がスムーズになったと、みんなも褒めてくれてるンゴよ…」
Y「ここは小さく歴史が浅い会社や。せやから入社して数年で、ここまで職場を変えた社員いないなろなぁ…」
Y「あっ…ワイは社員じゃなかったんやっけ…」
Y「なんで社員じゃないのにIT革命(笑)の主担当をワイがやらなアカンのや…」
Y「はぁ…」
課長「いいぞ~!Y君は期待以上だ!最高だ!」
課長「アレもコレも時給900円でしてくれるのが特にいい!」ドピュピュ
社員(この課はもうダメかもしれない…確かにY君は凄いよ…でも多分まだ未熟でシステムに汎用性持たせるのが苦手なのかも…ちょっとした仕様変更の度にコードを書き換えてる…Y君に依存したまま仕事増やしてからY君に辞められたら…弊社総過労死不可避…)
社員(こんな会社に新卒で入るなんて…はぁ…)
社員「とりあえず人事に昇給を掛け合ってみるか…Y君の為にも…会社の未来の為にも…」
課長「ん?!人事申請届もやる気満々なのかい!!誰をどんな理由で?」
社員「えっ…えー…Y君です…。この頃頑張ってますし昇給を…」(これはマズい…)
課長「……」
課長「いいじゃない!!」
社員「え…?」
課長「頑張り者のY君にも報いがないと士気も下がるだろうしね…大切な事だよ」
社員「はい!そうですよね!頑張りますよ!」
課長「時給はそのまま、所定勤務時間を5時間から8時間にして月給を上げてあげるんだな!!」
社員「は?」
課長「そうだろ?」
課長「Y君をデフォで3時間長く働かせられるし、そこから残業でそれ以上の勤務も不自然じゃない…!頑張ってくれよ!」
社員「いやいや…Y君の時給アップの為の申請届であってY君の勤務時間延長は関係ないというか…必要ないですよ!」
課長「は?お前Y君の勤務時間延長は必要だろ馬鹿か?」
課長「お前なんかむかつくな…Y君の勤務時間を伸ばして申請すると同時に評価をひと段落落として報告しろや」
社員「えぇ…」
課長「俺は課長だぞ」
社員「はい…」
社員「Y君、新たな雇用契約書出来ました。読んだらハンコをお願いします」
Y「ファ!?…昇給してくれるんじゃ…」
社員「ハンコお願いします」
Y「ワイの勤務時間伸びてるんやが?…うーん、この…時給、微妙に下がってるような…」
社員「お願いします」
ワイ「はい…」
社員「はいお電話ありがとうございます!!!ご発注ですね、承りました!!!!!」
課長「あぁ…社長に愛されて最高だよ…」シコシコ
それから、ワイの持てるチカラ全てで会社に尽くした。課長の青臭い夢に付き合った。
だが当の課長が元ニートのワイを正社員にさせるのを阻んでるらしい。そう仲がいい社員が打ち明けてくれたのが昨日の夜の事だ。
ワイはその時、来年3月末の契約更新を突っぱね退職すると心に誓った。
END
ただの会社員やからコネないし、平だからワイを担ぎ上げる権力もないんや
とてもええ人やけど
>>23
録音したところで裁判とかダルいからええんや
黙って消えるで
おい今カッノと言ったな?
ちなみに聖夜のご予定は・・・?
カッノが仕事なんや
だから男で集まって終電までカラオケやろなぁ
仕事(意味深)
そこにはまだ薄給バイトで働くイッチの姿が
仕事?w歯医者助手やでw
>>41
リアル過ぎるからやめーや
ん?カッノ?
(そっかぁ…)
せやで
読んでくれた皆を退屈させない為に
叙述トリック気取ってみたんやが分かりにくい上に臭くなってもうたな
はい解散解散!
カッノ居てもアドバイスほしいでー
>>33
次はまだ決めてないなぁ
プログラミングのせいでコキ使われてるんやが、それでもプログラミング好きなんや
VBAは独学やったし、IT系の訓練校でちゃんと学んでそっち系で働きたいなぁと思ってるで
27やで
もう若くないんや…
なんか去年の今頃転職の為にプログラミング勉強してた人が居たわね
その人はどうなったんや??
>>38
マクロ使いなら共感してくれると思うんやが、VBAはクッソ簡単なんや
CとかJAVAみたいな本格的な奴はきっともっとむずいと思うんや
せやから、これからが正念場やで
名無しだから分からなんだ~
そか…そうやね
>>46
わからん時にマクロ記録である程度コードわかるのも強みンゴねぇ
他の言語は多分そんな機能ないやろし
ある日時を超えたらexit subになっちゃう奴とか考えたりしたでw
ただ、>>10に書いたようにワイのシステムは汎用性低いからもって半年と予想してるんや
これこれ
ブラックボックス化しちゃえ
あと他の言語に慣れてると「おいコラァ!なんでこんなこともできんねん!」ってことがしょっちゅうある
ほーん
Pythonとか目を付けてたんやが、そっちの参考書も探してみるで!
まあそもそもイッチがどういう仕事をしたいか、どういう会社に行きたいかを決めるのが先ちゃう?
コンテストサイトとかワイにとっては真新しいンゴ
あとで目を通してみるで、サンガツ!
>>54
せやな
まずはその業界の事を知らなあかんな
VBAを多少かけるだけの門外漢なんやから
見た所あまり業務的で無い気はするけど…
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