ロッテ・早川あおい投手(29)が1日、球団から来季の選手契約を結ばないと通達された。
早川は恋恋高校からドラフト5位で入団。女性初のプロ野球選手として話題になり、
アンダースローから放たれるキレのあるシンカーを武器にセットアッパーやクローザーとして活躍。
今季は右肘のコンディション不良で春季キャンプから出遅れていた。
復帰後も、ここまで1軍昇格は1度だけで1試合に登板し、防御率9.00。
昨季までの1軍での通算成績はデビューから12年間で334試合に出場し、23勝24敗116ホールド63セーブ防御率3.28。
阪神との日本シリーズでは、延長11回からイニング跨ぎ前提で登板するも矢部のエラーで1失点。
しかし12回表に阿畑から”怒り”の決勝満塁ホームランを記録した上で裏を無失点で抑え、日本一の胴上げ投手になった。
「阿畑さんからホームランを打ったり、色々と思い出はあるけど、プロ野球選手になれたのが嬉しい」
と話した。
今季初頭には高校時代バッテリーの巨人・パワプロ捕手(30)との交際が報じられ、本人達もそれを認めていた。
今後については
「まだ決めてません。最後は自分の判断になると思いますが、彼(パワプロ)とも話をします」
とした。
パワプロはこの戦力外に関して
「残念だけど、実力の世界だから仕方ないと思う」
「ケガで球速が122kmまで落ちてコントロールEまで落ちてはかなり厳しい。このまま無理に続けてもいずれ赤特まみれになるだけだから引退して能力進行を止めるべき」
「(今年のメジャーを見て)僕の野手能力とあおいちゃんの投手能力が組み合わせれば・・・と思ってるので、将来に響かないようにしてほしい」
と謎の辛口発言をするが、彼なりの早川への気遣いが見て取れた。
■関連記事
216日ぶりに矢部明雄容疑者を確保 下着泥棒繰り返し逃走か
8回1失点の猪狩守、パワプロのバッテリーに村田ヘッド苦言「ストライクゾーンギリギリに投げて(清本に)被弾は球質が甘い」