大谷「い、一平ちゃん！ワイの口座から勝手に出し入れしないで！」水原「うるさいですね……」ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗ

大谷「あ、あぁ～ッ！」ﾄﾞﾛｫ…(湯水のごとく溶ける音)
水原「はい、今日の賭博は終わり。お疲れさまでした。」
大谷「うぅ……あ、ありがとうございました……」

数週間前、念願のドジャースに就任したのだが、『野球もできて金のある男を野放しにするとマスゴミに粘着されるのでは』という懸念の声があり、結果、一平ちゃんが定期的に僕のお口座から年俸をヌキヌキしてくれるようになった。しかし一平ちゃんはなんだか通訳のお仕事がキライみたいで、いつもいつも違法賭博ばかりして、気づけばどこにもイナイイナイなのだった。

大谷「トホホ……一平ちゃん英語はペラペラなのに金銭感覚はガバガバなんだら……あーあ、一平ちゃんの事は守ってあげたいけど、明日の会見でどうにかしてファンのイメージダウンを払拭しないと…ん？」
深夜なのに一平ちゃんの部屋から明かりが漏れている。

水原『この置き手紙をお前が読む時、俺はもうここにはいないだろう。時間が無いから聞いてくれ。大谷、お前をこんな大事に巻き込んで……本当にすまなかった、許してくれ。だが、俺はマスコミにお前の結婚…私生活まで連日公開され、不満を露わにする大谷嫉妬民の粘着に耐えられなかったんだ。

あと、残りの金はもちろん、俺の隠居費用に使わせてもらうよ。どうかお願いだ。探さないでくれ。』

その後、大谷は本日の会見で賭博との関与を否定し、金を騙し取られたと話したが、なんだかまだみんな疑ってみるみたい。でもまぁ、一平ちゃんの事は窃盗で訴訟するつもりだから結果オーライ！

終わり