ワイ「あ、あぁ~ッ!」 カチャカチャカチャターンッ!
チノ「はい、今日のレスバトルは終わり。お疲れさまです。」
ワイ「うぅ…なんでこんな事に……」
数週間前、念願のラビットハウスに就職したのだが、ネットも使えないチノちゃんは発達障害なのではという懸念の声があり、結果、チノちゃんに定期的にワイがネットサーフィンを教える事となった。
しかしチノちゃんはなんだかワイが教えたなんJにハマってしまったみたいで、いつもいつも不愛想になんJのアホ共とシコシコレスバトルして、傍からみるとイタイイタイ状況なのだった。
ワイ「トホホ……チノちゃん可愛いのにリアルでネットスラング使うのはイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてチノちゃんのなんJ入り浸りををやさしくて気持ちいものにしてもらえないかな~、ん?」
深夜なのにチノちゃんの部屋から明かりが漏れている。
チノ「よいしょ……よいしょ……」
ワイ(ち、チノちゃんが、自分の部屋でシャチアホ相手にレスバトルをしている!?)
チノ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと不愉快になってもらえるように頑張らないと……」
ワイ(次はとうふアホとV豚と遊戯王アホにレスをしている!?何の意味もないのに…)
ワイ「チノちゃーん!」 バターンッ!
チノ「ファッ!?」
ワイ「チ、チノちゃーん! やめてよーッ! チノちゃんは毎日アホ相手にレスバトルしてたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!!ハフッ!ヴォエッ! チノちゃんの何日も風呂入ってないからすごい匂い!」
チノ「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください!」
ワイ「ふ、風呂入ろうよチノちゃん……!」
チノ「べ、別に、1ヶ月くらいお風呂入らなくても普通です……。なんJが私のお仕事なんですから……。それに、私はアホで、あんまり相手を言い負かせれないから」
ワイ「そ、それでいいんだよ!なんJのアホ相手にレスバトルで勝っても何の意味もないんだから! あっ、や、やめて! チノちゃんキーボードからおてて離して!
チノ「で、でもケンモメンとネトウヨが暴れてるゲェジスレに参戦しないと」
ワイ「だめ!そこは世界で最も無意味で醜悪な肥溜め以下の地獄なんだから!」
チノ「えっ、えっ?じゃあ脱糞スレとカッスレに…」
ワイ「ウオーッ! チノ! 手遅れになる前にパソコン壊してやる!」ドカバキグモッチュッ!
チノ「ひゃあッ!」モニタービビーッ
「くっ、ふぅ……!こんなものさえ無ければーッ!」
チノ「ワイさん……な、なんで……?」
ワイ「それはね……チノちゃんをヒキコモリのニートにさせないためだよ!あんなアホと話してたら他人を思いやる優しさがなくなってしまう!」
チノ「でも……V豚スレも見たいし…」
ワイ「だめ!あれは発達障害の人生終わった奴と陰キャチー牛キッズのたまり場なんだから!」
チノ「そんな……はわわ……あ、あの……じゃあ嫌儲とニュー速+も……?」
ワイ「もちろん!」
その後、ワイは一晩中チノちゃんに説教し、説得し、次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。でもまぁ、その日以来、チノちゃんは5chを卒業しバクサイ民になり近所のヤリマン情報を書き込むようになったので結果オーライ…かな?
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