ワイ「は、ハチナイ!作画崩壊しないで!」ハチナイ「うるさいですね……」ｼｺｼｺｼｺ

ワイ「あ、あぁ～ッ！」　ドピュドピュドピューッ！
ハチナイ「はい、今日の作画は終わり。お疲れさまでした」
ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数ヶ月前、念願の八月のシンデレラナインがアニメ化したのだが、『野球のルールが滅茶苦茶な作品のアニメ化は失敗するのでは』
という懸念の声があり、結果、パ・リーグちゃんがコラボしてくれて視聴者は不安から期待をポジポジしてくれるようになった。しかしハチナイちゃんはなんだか
視聴者のことがキライみたいで、いつもいつも不愛想に動きカクカクして、作画崩壊ツライツライなのだった。

ワイ「トホホ……ハチナイちゃん内容は面白いのに作画ヒドイヒドイはツライツライなんだから……あーあ、どうにかしてハチナイちゃんの走塁カクカクを激しくして気持ちいものにしてもらえないかな～、ん？」
深夜なのにハチナイちゃんの部屋から明かりが漏れている。

ハチナイ「よいしょ……よいしょ……」
ワイ（は、ハチナイちゃんが、自分の部屋で作画スゴイスゴイの練習をしている！？）
ハチナイ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと気持ち良くなってもらえるように頑張らないと……」
ワイ「ハチナイちゃーん！」　バターンッ！
ハチナイ「ひゃあッ！？」
ワイ「ハ、ハチナイちゃーん！　ごめんよーッ！　ハチナイちゃんは毎日視聴者のために作画スゴイスゴイの練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ！
ハフッ！ハフッ！　有原ちゃんの鍛えあげられたふとももいい匂い！」

ハチナイ「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください！」
ワイ「ご、ごめんねハチナイちゃん……！」
ハチナイ「べ、別に、作画スゴイスゴイの練習するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は下手で、あんまり気持ちよくなってもらえないから」
ワイ「そ、そんなことないよ！　ハチナイちゃんのその気持ちだけでワイは十分オ○ン○ン気持ちいいんだよ！　あっ、そ、そうだ！　ハチナイちゃんおてて出して！
ハチナイ「こ、こうですか？」
ワイ「そう！　それじゃあ今からするからね！　ハチナイちゃんの綺麗な絵コンテにドッピュするからね！　ちゃんと受け止めてね！」
ハチナイ「えっ、えっ？」
ワイ「ウオーッ！　ハチナイ！　綺麗な絵コンテに出すぞ！」ドピュドピュドピューッ！
ハチナイ「ひゃあッ！」ビシャーッ

ワイ「くっ、ふぅ……！　す、すっごい濃いのが出たぁーッ！」
ハチナイ「ほんとうです……で、でもなんで……？」
ワイ「それはね……ハチナイちゃんの気持ちが、ワイに伝わったからだよ！　ハチナイちゃんの他人を思いやる優しさがね！」
チノ「私のやさしさ……」
ハチナイ「そう！　だから、作画崩壊なんて、二の次なんだよ！　作画ヤバイヤバイは、上手い人にやってもらうより、好きな人にやってもらうのが一番気持ちいいんだよ！」
ハチナイ「す、好きって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、練習に付き合ってもらってもいいですか？」
ワイ「もちろん！」
その後、ワイは一晩中ハチナイちゃんの絵コンテに射〇を続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。
でもまぁ、その日以来、ハチナイを見るときハチナイの佐田ちゃんが耳元で「んほー」とつぶやいてバファローズポンタがユニフォーム脱いでくれるようになったので結果オーライ！　終わり