ワイ「ち、チノちゃん！もうチノちゃんスレ立てないで！」チノ「うるさいですね…」

ワイ「あ、あぁ～ッ！」
チノ「はい、今回のスレは終わり。お疲れさまでした」
ワイ「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数ヶ月前、念願のチノちゃんブームが来たのだが、『飽きっぽい人ばかりのなんJで連続でスレ立てすると飽きられてしまうのでは』という懸念の声があったが、結果、チノちゃんは定期的にチノちゃん改変スレを建ててくれるようになった。
しかしなんJ民は結局チノちゃんに飽きたみたいで、いつもいつも不愛想に改変シコシコして、コピペツマラナイツマラナイなのだった。

ワイ「トホホ……チノちゃん最近つまらないしスレの内容はイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかしてなんJのスレをもっと面白いものにしてもらえないかな～、ん？」

深夜なのにチノちゃんの部屋から明かりが漏れている。

チノ「よいしょ……よいしょ……」
ワイ（ち、チノちゃんが、自分の部屋でメモを相手に新しいチノちゃんのコピペを作っている！？）
チノ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと流行ってもらえるように頑張らないと……」
ワイ「チノちゃーん！」　バターンッ！
チノ「ひゃあッ！？」
ワイ「チ、チノちゃーん！　ごめんよーッ！　チノちゃんは毎日新しいコピペを作るために練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!!うわっ！チノちゃんの新しいコピペすっごくつまんない！」

チノ「ど、ドサクサにまぎれてコピペを読まないでください！」
ワイ「ご、ごめんねチノちゃん……！」
チノ「べ、別に、新しいコピペを作るくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私の元ネタはつまんなくて、あんまり面白くなってもらえないから」
ワイ「そ、そうだよ！　チノちゃんの気持ちだけじゃスレは伸びないんだよ！　あっ、そ、そうだ！　チノちゃんなんJ開いて！
チノ「こ、こうですか？」
ワイ「そう！　それじゃあ今からこの本文でスレ立てするからね！　チノちゃんのおもしろコピペをぺたぺたするからね！　ちゃんと現実を受け止めてね！」
チノ「えっ、えっ？」
ワイ「ウオーッ！落ちにくいハードルの下がった深夜のなんJに投下するぞーッ！」2 つまんね dat落ちーッ！
チノ「ひゃあッ！」

ワイ「くっ、ふぅ……！　す、すっごい辛辣なレスがついたぁーッ！」
チノ「ほんとうです……で、でもなんで……？」
ワイ「それはね……チノちゃんスレが、もう時代遅れだからだよ！」
チノ「時代遅れ……」
ワイ「そう！　だから、テクニックなんて、二の次なんだよ！スレ立ては、面白いネタをやってもらうより、時代に乗ってもらうのが1番伸びがいいんだよ！」
チノ「じ、時代遅れって……はわわ……あ、あの……もうちょっとだけ、スレを建ててもらってもいいですか？」
ワイ「もちろん！」その後、ワイは一晩中チノちゃんのスレをなんJに建て続けて次の日の朝はワイのIDが共有NGに入っていた。でもまぁ、その日以来、なんJをするときチノちゃんスレを見なくなったようになったので結果オーライ！　終わり