彡(-)(-)「はぁ~」
彡(-)(-)「最近仕事もうまくいかんし……贔屓のチームは今日も負けたンゴ……」
彡(-)(-)「生きてても何もおもろいことが無いやんけ……」
彡(゚)(゚)「鬱や、もう死んだろ」
彡(゚)(゚)「さっそく遺言書くやで~」
彡(゚)(゚)(遺言ってワープロ書きでええんやろか……?)
彡(゚)(゚)「よく分からんから手書きで書いたろ。字を書くなんて近鉄が日本一になって以来や」
美子ちゃん「あら?」
彡(゚)(゚)「ファッ!? 誰やねん! ワイは遺言書いて自〇するんや! 邪魔すんなや!」
美子「私は日ペンの美子ちゃん」
美子「80年の歴史があって先生方も超一流な日ペンの宣伝キャラクター(6代目)なの!」
彡(゚)(゚)「ほーん、で?」
美子「あなたの字、とても下手っぴね!」
彡(゚)(゚)「!!!!!」
美子「これじゃとても読めそうにないわ……。残念だけど、このままじゃあなたの気持ちはちゃんと伝えられないわよ」
彡(;)(;)「せや……ワイは子どもの頃から字が汚くて、いつも周りに劣等感を抱いていたんや」
美子「でも大丈夫!」
彡(;)(;)「え?」
美子「日ペンに入会するのよ!」
それからワイは、日ペンのボールペン習字講座を受講したんや
彡(゚)(゚)「ひらがなの練習なんて小学生以来やで」カキカキ
美子「向かい合うように方向をそろえて、間はゆったりと保って、2画目は短く」
彡(゚)(゚)「ふむふむ」カキカキ
美子「そう、そんな感じよ」
J( ‘ー`)し(やきう……今日も頑張ってるわね)コソッ
1回20分のお手軽レッスンを続けることで、ワイの筆力はメキメキ向上
彡(^)(^)「よっしゃ、自分でも見違えるように上手くなって、自信がついてきたわ」
彡(^)(^)「字が汚いから文章を書くのは嫌いやったけど、今は楽しくて仕方ないで!」
美子「じゃあ、日常のいろんな場面であなたの美文字を使ってみましょう!」
彡(^)(^)「よっしゃ!」
ワイはつまらない仕事をやめて、手書きで書いた履歴書を持っていって大手企業に中途採用
マッマや原ちゃんに日頃の感謝の気持ちを手紙に書いて送ったりして充実した毎日
彡(^)(^)「最近は贔屓も好調やし人生最高や!」
彡(-)(-)「それもこれも日ペのおかげやで……サンキューミッコ」
彡(゚)(゚)「ワイの筆力をもっと何かに生かせんやろか……せや!」
彡(゚)(゚)「有名人のサインを真似て書いて売ればええんとちゃんか」
彡(^)(^)「今のワイなら本物そっくりに書けてガッツリ大儲け間違いなしやで!」
警察幹部A「おい。ここに出品されている有名人のサイン色紙、本物よりも達筆すぎないか?」
警察B「確かに、出品者を特定して事情を聞こうか」
美子「まだ出品されているだけだし、大丈夫よ(適当)」
警察幹部A「そうかなあ……」
警察B(……誰……?)
美子「大丈夫」
警察幹部A「そうだな」
警察B「えぇ……」
彡(゚)(゚)「なんでや……全然売れへんやんけ」
美子「この有名人は字が下手だから、美文字で真似しても意味がないのよ」
彡(゚)(゚)「なるほど、そういうことかいな」
美子「日ペンでは各地でスクーリングを行ったり、投稿作品の展覧会を開いたりしているわ」
美子「あなたの筆力は、そういう場で試してみたらどうかしら」
彡(゚)(゚)「なるほど、日ペンは上達後のフォローもバッチリなんやな」
彡(^)(^)「出品はやめて他のことを頑張るやで~」
美子「頑張ってね!」
美子「文字は心をあらわす鏡――」
美子「さあ、あなたも日ペンに入会して美文字ライフを始めてみませんか?」
美子「『日ペン』の『美子ちゃん』でした(宣伝)」
おわり
はえ~すっごい……
pixivの講座見て絵の練習するわ
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逮捕エンド回避してて草